やられたね。

今日は朝一番、免許証の更新で浦和警察署に行き、整理番号NO.1をゲットしたはずだった。

8時半になり若い舌足らずのお姉さんが書類のチェック、それが終わると隣のおばさんのバカ丁寧な口調に乗せられ安全協会費5年間分払う。更新料と合わせて4800円なり。

そして最後にオヤジ警官のやる気のない視力の検査で終わるはずだった。

オヤジ曰く、「合格ですが、1年まえに交通違反で切符を切られているので、今日の講習は2時間かかります」。

写真を撮ってから第1回目の講習。これで終われば30分で終わるはずだった。

1回目が修了すると、優良ドライバーは番号を読み上げられ、次々と新しい免許証を受け取って帰って行った。

残された私を含めた5人は、同じものあと2回受け、さらに15分間のビデオ見なければならない。

次の受講者が入ってくるまで5人は一番前の列に集められた。

罪人扱いだ。もうその時点で私はかなり頭にきていた。

一年前、埼玉県蓮田市の梨園脇の農道から県道に出る際に一時停止をおこたった、というのが警察の見解。

いわゆるネズミ捕りにかかったのだ。当時のパトカーの警官は糞丁寧に、「ゴールド免許で、初犯なのでこれから3ヶ月無違反なら消えますから」と確かにいった。

まるで、こちらが恐縮してしまうくらいやさしかった。

もうすっかり忘れていた。

すぐに罰金も納め、その後、無事故・無違反で来ていたのに、更新時に思いっきりいけずをして困らせようとしている。

隣の兄ちゃんが声をかけてきた。

「何やったの・・・」大きなお世話だ。

「オレは30キロオーバーのスピード違反」。

その男の横のヤンキーは、信号無視。隣の茶髪の姉ちゃんは駐車違反とみんな確信犯だ。

結局、開放されたときは10時半をまわっていた。

ふてくされた免許証の写真はまるで前科者だ。

免許証は、ゴールドのラインから安っぽいブルーのラインに変わっていた。

なんで免許を取ってから一度もハンドルを手にしていない私の妻がゴールドで、20数年間にたった一回だけ一時停止をおこたった私がブルーなのだ。