最近、お邪魔する回数が増えている「味セン」こと、味の素ナショナルトレーニングセンター。
3月の中旬に行われました「JOC女性スポーツファーラム」。
スポーツ組織における女性の活躍に関する課題や情報を共有し、今後の日本スポーツ界の発展に寄与する事を目的として行われました。
講師には、IOCワールドワイドパートナーでありますP&G ファイナンス部門ディレクター・高橋真一氏にお越し頂きました。
人種・国籍・性別・年齢・経験などに囚われず「女性が働きやすい社会」として高い評価を受けているP&Gの組織内における女性活用の取り組み方などを紹介して頂きました。
パネルディスカッションには、テーマ「スポーツ組織における女性の活躍とスポーツ界の発展」と言う事で、4名のパネラーにお越し頂き、コーディネーターの山口香さん(JOC理事・女性スポーツ専門部会長)の進行で、色々な意見が出ていました。
4名のパネラー
● 日本サッカー協会 副会長兼専務理事・JOC理事 田嶋幸三氏
● 日本オリンピック委員会 副会長兼専務理事 市原則之氏
● 国士舘大学体育学部教授 田原淳子氏
今、世界の人口は約70億人と言われています。
国も違えば、人種も違う、性別が違えば、感情だって違う。
たったの10人だとしても「十人十色」10人ひとりひとり感じ方や思い方だって違う。
今回はスポーツ組織における女性の活躍とスポーツ界の発展と言う事で、「スポーツ界の将来に向けて 今、求められていること」と題して、お話をお聞きしました。今の日本のスポーツ界(とくにトップ選手)の活躍は、男性選手より女性選手の方が目覚ましい活躍の様な気もします。
オリンピックのメダル数も、もしかしたら男性より女性の方が多いのかもしれません。
(男女一緒のオリンピックになってから!)
今回、問題となっていたのがスポーツ組織において女性の割合(人数)が極めて少なく、女性には、結婚・出産・育児などで、なかなか会社組織内で認められない。と言う事でした。
そこで、しっかりと女性の能力を育て、より多くの人材を活用していく事で、もっとスポーツ界が発展していくのではないか?と言う事でした。
こうした意見に、女性の立場として大賛成ですが、
しかし、女性の役割を、女性も男性同様に組織のトップになり地位や名誉だけに拘り過ぎるもの疑問を感じました。
ただ地位や名誉・トップの意見しか通らない社会には問題がありますが、地位も名誉もない女性にも意見を言え、そうした女性の意見をしっかりと聞いてくれ、女性にも機会を平等に、結果も平等になる様な社会・組織作りが大切な事なのではないのかな?と思いました。
そして、女性も何でも言える強い女性にならければ!
(モンスターペアレントとは違います。笑)
今まで「男性」「女性」に対して「当たり前」だと思っていた事に対する改革・革命って感じですかね?!(笑)
女性の中には、男性以上に頼もしく、しっかりとしていて、トップに相応しい女性も世の中には沢山います。
女性の活躍には「元気」はもちろん、男性にはない「温かさ」をも与えてくれます!
そして、3月末にはJOCオリンピアン研修会が行われました。
この後、すぐに違う会議が入ってしまっていた為、
途中までの参加となってしまいましたが「オリンピックの価値」と題して、田原先生による、とても興味深い講演が行われました。
「女性」と言うより、自分が少しでも成長できる様に頑張らなきゃ。