1月6日はEpiphanie(エピファニー)。
エピファニーはキリスト教の公現節で、キリストが公に初めて現れた日とされています。
この日にお祝いで食べるのがGalette des Rois(ガレット デ ロワ)。直訳すると”王様のお菓子”。
現在は1月2日から8日の間に訪れる日曜日がエピファニーとカレンダーには記されています。
なので・・・2021年は1月3日がエピファニーでした!!!
1月になると、お菓子屋さんは勿論、パン屋さん、スーパーなどにはガレット デ ロワが並びます。
我が家はパイ生地の中にアーモンドクリームの入ったガレットが大好きなので、毎年1月は”ガレット月間”となります😁
さまざまなお店のガレットを食べ比べ〜〜〜〜〜〜💖
今年2個目のガレットは・・・・
日本人シェフのレストランPAGESのパティシエYUKIさんが作ったガレット デ ロワ。
前日に予約をして、ピックアップにいきました!!
パティシエのYUKIさん(左)とお店のLUMIさんと。
丁度、焼き上がったところだったので・・・・
それだけでも幸せ。
とっても寒い日だったので、温かいガレットを手に乗せて・・
ポカポカ気分で帰宅。
こちらがPAGESさんのガレット。美しいでしょう?
8人用を買ってしまいましたが・・・勿論、完食です😋
フェーヴが当たったのは・・・
私〜〜〜〜〜〜
フェーヴとはガレットの中に入っている小さな陶器の人形。Feve(フェーヴ)はそら豆という意味。
それが当たった人は王様、または王妃となり王冠をかぶり、祝福を受けます。
というわけで、PAGESのスタッフの方手作りの王冠をかぶって。手に持っているのがフェーヴです。
ガレットを買うと、必ず王冠がついてきます!!
こちらは我が家のフェーヴコレクション。
楽しいでしょう?
お店によってフェーヴも様々で、楽しいからコレクションしています!!
今は陶器の人形が入っていますが、元はそら豆が入っていたそうです。そら豆は胎児の形に似ていることから生命のシンボルであったのですね。
色々な説があるようですので、ご興味のある方はネットで探してみてくださいね。
別の日には・・・次女がフェーヴを当てました。
王冠をかぶり・・・今度は王様を選びます。そう、当たった人は女性なら王様を、男性なら王妃をその場にいる人の中から選ぶ・・なんていうことをする事もあります。
次女は「ロワ(王様)はパパ!!」と。
もうパパ、メロメロです😍
この日のガレットはBrasserie Lazare ParisのEric Frechonシェフのもの。
まだまだガレット、食べ続けています😅
このブログ書いている時点で・・・8個食べています・・・・
でも、本当にお店によってパイ生地のサクサク感やアーモンドクリームの味も違うので、楽しんでいます。
まだまだ我が家のガレット月間は続きますが、現時点で私のトップ2はPAGES(パージュ)さんとJaques Genin(ジャック ジュナン)さん。
雨続きだったのが、夕方、急にお日様がさしてきたので・・ちょっとまわり道してエッフェル塔の写真を撮ってみました。
そしてこちらは朝の空!!
朝からどんよりの重い空の日が多いのですが、時々、こんな風に朝から美しい空を見ることができると、不思議と1日中、ものすごく効率よく動けたりします。
まあかなりお天気に左右されるタイプなのかもしれませんが・・・
ここ数日、あまりよく眠れませんでした。
14日の木曜日にカステック首相はじめ、閣僚が新たな指針を発表することになっていて・・・・
欧州の他の国々の状況を見れば、ロックダウンの可能性が高いのでは?と。
会見の日が近づくにつれ、どうやらロックダウンにはならないかも・・という雰囲気になってきましたが、決して良い状況ではないので・・・
学校の閉鎖に関してが大きな課題で、国としてはそれを避けたいという事もニュースを聞いていると理解できました。
そして、会見があり、大きな変化はパリに関して言えば16日の土曜日から18時以降夜間外出禁止となったこと。すでに国内の多くの地域では18時以降の外出は禁止となっていました。
引き続き飲食業や劇場、映画館、美術館は休業・・・・
そして、子供たちの屋内でのアクティビティは休止。あ〜〜〜〜やっと水泳が再開したのに・・・きちんと通えたのは2週間だけ・・・。
またお休みです。
でも贅沢は言えません。通学できるだけでも・・・本当によかったと思います。
正直、フランス人の多くは「また春のようなロックダウンになるのでは?」って覚悟をしていたと思うので、今回の発表には驚きました。
私の理解が間違っていなければ・・・ノエルや年越しで感染者がもっと増えると予想されていたのが「国民の皆さんが頑張った」という結果だったようです。
とにかく、引き続き、静かにこの状況を受け止めて、やれる事をやるしかないのです。
通りを歩いていると、見慣れたお店が・・完全に閉店をしてしまい、扉や窓に「貸し店舗」と書かれているのを見ます。
「え?ここも?」って驚くことが多々あります。
それぞれが、それぞれの立場で違った大変さがあります。
みんながみんな、本当に不安になることが多いからこそ、お互いを労って、やさしい気持ちで過ごしたいと思っています。
インスタにも書いたのですが・・・眉間に皺寄せて過ごしても、笑顔で過ごしても同じように時間はすぎていくのなら、できるだけ笑顔でいようと。
私は中庭のインコたち、キッチンにいるカナリア、4羽から1羽になった生命力のある雌鶏、ピュイック、ONEKO,そしてなんといっても子供たちがたくさん笑わせてくれています。
おっと・・・忘れてはいけない・・我が家の大きい人=夫もですね🤗
彼のオフィスには外国人のスタッフがいて、一人暮らしだったりします・・・
春から体や心が疲れてしまった方々もいます。
大好きで、ずっと住みたいと思っていたパリを、フランスを離れて母国へ帰る人もいます。
彼もなんとか気持ちが上がるように色々とトライをしたのですが・・・
オンラインで、仕事ができる事もわかったし、オンラインで自宅で気楽に飲み会などもできたりしますが・・・
やはり会って、相手の存在を近くに感じて、話をしたり、仕事をすることは私たちには必要なのです。
だから・・・早く、早く、当たり前の生活が戻りますように。
どうぞ体調に気をつけて、穏やかに週末をお過ごしくださいね。