2歳から教会に通い、中学からはキリスト教の学校に通った私ですが、洗礼を受けているわけでもなく、仏教徒でもあるし・・・

でも、フランス人の多くはカソリックであり、自然と我が家の子供たちも2歳までには幼児洗礼を受けています。

そして、今回、息子がConfirmationと言われるキリスト教の堅信式の儀式に参加しました。

正直、私にはまだまだ分からないことが一杯ですが・・・

事前に神父様の元、様々な勉強をし、この日にのぞみます。

カソリックの学校に通学をしているため、学校が準備をしてくださいました。

息子の1学年上まではノートルダム大聖堂で堅信式を行っていました。

ご存知のように、今は修復中なので・・・

別の教会で式が執り行われました。

 

儀式の様子です。




 

教会の中はソーシャルディスタンスが保たれるように、ひと家族3人までの参列とアナウンスされました。

この3人は・・・両親とパラン(代父)、マレンヌ(代母)のどちらかの参列ということなので、我が家の長女、次女は家でお留守番となってしまいました。

本来でしたら、祖父母やパラン、マレンヌの家族なども参加できるのですが。

当初、参列できるのが3人までということで、

義母をマレンヌとしてお願いをしていました。

義母にとっては孫の儀式に参列できるのは、

ものすごい喜びだったので。

でも・・・・フランスでCOVIDの感染が深刻となり、持病のある義母はドクターストップによりパリに来られなくなってしまいました。


白い服を着た子供たちが通路を歩き、神の恵みを受けます。




およそ1時間半の儀式の終わり。




集合写真タイム!!



それまでソーシャルディスタンスを保っていた保護者の方たちが、ど~~~っと前に進み、我が子の晴れの姿をおさめようと必死!!

ほほえましい光景です。

我が家は彼が背が高いので、楽々と全景を撮ってくれ、大感謝(笑)

どこの国も、子供たちに対する親の思いは一緒です!!!

 

幸い、この土曜日だけは終日、お天気が良かったのです。

参列者の人数制限があり、儀式の間もマスクをつけ、COVIDの影響で本来でしたら5月に執り行われるはずだった堅信式がやっと実現。

お天気が良いというだけで、本当にホッとし、子供たちのために心から嬉しかったです。

 

儀式の数日前から息子が・・「ママ、当日はヒールをはいてきてね!!絶対だよ!!」と。

ひえ~~~~ヒールはつらいわ~~と思うものの、息子の大切な日だし・・・

頑張りましたよ~~~。教会まではペタンコ靴で移動し、教会の前で履き替え(笑)、息子の希望どおり、ヒールで参列。



でも教会の中が冷えていて・・・式の終わりの方には足先の感覚が無くなっていました(涙)

 

式の後は、我が家でお祝いのランチを!!

本当はもっと賑やかにやってあげたかったのですが・・・

家族やパラン、マレンヌたちとお祝いをしました。

その様子は次回ご報告しますね!!!

 


私が常に子供たちに言っていることがあります。

「人を傷つけるような言葉を使わないこと」

言葉には・・・・エネルギーがあります。エネルギーがあるということはとても強いということです。

だから、ひとを助けることも出来れば、どん底に落とす力もあります。

とはいえ、私たちは未熟なので、良かれと思って発した言葉に誰かが傷ついてしまうこともあるでしょうし、逆に何気ない心からの言葉で誰かを救えることもあると思っています。

この夏、読んだ本で、言葉について改めて深く考えさせられました。

今すぐにご紹介したいのですが・・・セゾン ド エリコの中でご紹介をしているので・・・セゾン ド エリコの発売までお待ちくださいませ(笑)

単純に言えば、美しい言葉を日々使っていれば、口角が上がってくると思います。

反対にいつも批判的な、嫌な言葉を使っていれば・・・口角が下がってくると思います。

優しい、美しい言葉があふれる世の中であって欲しいものです。

便利になり、そして難しい世の中になりました。

便利だけど、自由が無くなってきていると思います。

子供たちを・・タイムマシンに乗せて、私の子供時代に連れて行ってあげたいと思うことがあります。

テレビは家に1台で、電話も1台で・・・

内緒の話の時には、電話のコードを思いっきり引っ張って、家族に聞かれないように長電話していた・・・

会話をしなければ、通じ合うことが出来ない時代でした。

もうこれ以上、便利にならなくていいかな?と思うのですが。

 

10月になりました。

え~~~うそ~~~あと3か月で2020年の終わり?

何だか意味もなくまた焦ってきました・・・

 

どうぞ穏やかな週末をお過ごしくださいね。