新学年度がスタートし、そしてようやくリズムが整ってきました。
朝のバタバタ、夕方以降の分刻みの慌ただしさやドライバー状態の毎日。
しばらくご無沙汰していたこの状況に、最初はちょっとだけ「あれ?こんなに大変だったっけ?」と思いましたが、今は、「そうそう、この感じ!!」と、むしろ嬉しく、心も身体も張り切っている。
それでも勿論、別の部分では常に緊張している状態・・・
フランスは感染者数がかなり増えています。これから4〜6週間後にはロックダウン前の数字になるだろうと予想されていて、正直不安です。
ラボの前を通ると、どこのラボも長蛇の列。30〜40人は並んでいるのではないでしょうか?
いや・・もっとかも。PCR検査は無料でできるため、ちょっと心配というような方々もある意味、気軽に検査ができます。
症状のある方々は医師の処方箋があれば優先的に検査ができるそうです。
検査数がとても多いので、比例して感染者数が増えているのだとは思いますが、やはり夏のヴァカンスの影響が大きいのでしょう。
さて、日本からこんなマスクが届きました!!
私がお勧めをしているエリック・パルドンの造るボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーのマスク。
今年200周年を迎えた歴史あるワイナリーで、ボージョレー・ヌーヴォーのコンクールで、4回も最高金賞を獲得しています。
そんなメッセージが入ってるマスクは2種類あって、1つは日本語で、もう1つはフランス語で書かれています。
このマスクをみた子供たちが「かっこいい〜〜〜〜〜!!」と反応し、
「ママ、使っていい?」と。
「勿論!!喜んで!!」
面白かったのが長女はフランス語バージョン、
息子は日本語バージョンが気に入り、幸い仲良く分けられました(笑)
街中でも面白いマスクをしている人がいたり・・・
去年の今頃は、フランス人でマスクをしている人なんていなかったのですから・・・
以前、ブログにも書いたことがあると思うのですが、パリ郊外、パリとジヴェルニーの間くらいに位置するところに、山下農園があります。
山下農園の山下さんは、フランスで”日本の野菜”を作っていらっしゃいます。
パリの、フランスの星付きシェフたちが「山下さんの野菜を使いたい!!」と望んでも・・・
なんと山下さんがご自分の野菜を使って欲しいシェフを選ぶ、そしてその数はとても少なく・・・確かパリ市内で4・5軒と聞いています。
なぜなら・・山下さんがご自分で管理できる量しか生産しないから。確かに山下さんの農園はとても小さいです、ご商売をするにしては。
山下さんの野菜を食べたかったら、レストランに行くしかなく、野菜は私たち一般家庭には届きません。
今まだ営業を再開してないお店は多くあり、その中に山下さんが野菜をおろしていらっしゃるレストランもあり・・・
思いきって、連絡をしてみました。
「山下さ〜〜ん、もし野菜たちの行き場所がなかったら、是非是非、購入させてください!!」と。
ご本人が届けにきてくださいました!!
立派なカブやナス。
農園で飼われている鶏の卵は「生で食べられるから、卵かけご飯にしてね!!」と。
フランスでは卵を生でいただくことはないので、”生”で大丈夫だなんて、凄すぎる〜〜〜。
ここ数年、マルシェで”日本のカボチャ”と書かれて、日本のカボチャが売られているのですが、これは本物の日本のカボチャ!!(笑)
お店が再開されたら、私たちはこの野菜たちとさようならしなければならないので、それまでは山下さんの野菜を堪能します!!
やっぱり、少しでも早くお店が再開できるようになって欲しい・・・。
いつもはマルシェに買い物カート共に出かけるのですが、というわけで、マルシェで買う野菜の量は少し減っています・・・
これまではこのカートがパンパンに膨らんでいました!!
ずっと真夏のような暑さだったパリですが・・・ようやく気温が下がり、秋を感じられるようになりそうです。
気温の変化が激しかったからなのか?
空気が乾燥していて、汚れているからなのか?
多くの人たちが鼻がぐすぐすしたり、喉が痒かったりしていました。そういった症状も少し落ちつくと良いなあと願っています。
前回のブログに、私と同じ国際結婚の方々からも多くメッセージをいただきました。
ありがとうございました!!
いや〜〜きっとみんな同じような体験をし、同じように努力をしているのだと思います。
この夏、次女の親友ファミリーが我が家に遊びにきてくれました。
パパがフランス人、ママが日本人。
色々な話ができて嬉しかったです。
ハーグ条約、子供たちの国籍問題、自分たちは日本に戻ることがあるのだろうか?戻るとしたらいつのタイミングなんだろうか?
私は20年住んでいますが、いまだに言葉の壁はありますし、どこかで常に緊張しているような気もします。
そんな話を・・・お酒を飲みながらしていました。
先のことはわからないけれども・・・・同じような環境の人と話をするだけで、こうなんだ、
とか・・・ちょっとだけ身体から力が抜けていくような・・・
そんな感じでした。
週末には延期になっていた息子のキリスト教の
儀式があります。
教会には1家族3人までしか入れず・・・
その3人は義母と私たち夫婦の予定だったのですが・・・義両親が来られなくなってしまいました。
元々、肺にトラブルのある義母の主治医から
「行ってはいけません」と。
義母から泣きながら電話があり・・・私も泣きそうになったけれども・・・なんとか気持ちを落ち着けてもらいたく、話をしていました。
「私たちにとって一番大切なのはママちゃん(私たちは義母をこう呼んでいます)が元気でいること。今はそれ以上に大切なことはなく、まだ年内、他の子供たちのイベントもあるので、そこに向けて早く回復しますように!!」
制限がある中での儀式ですが、息子にとって大事な日であり、良い思い出にしたいので・・・
今週は準備頑張ります!!!
あ・・・・もう週も半ばですね・・・
どうぞ穏やかに過ごせますように。