フランスは新学年度がスタートしました。

一気にこれまでののんびりとした生活から、バタバタばたばた・・・一日中かけまわっているような生活が再開しました。

でも・・どうやら私はこういう慌ただしさが好きなのだと、実感しました(笑)

まあ~~~よく眠れる!!!夏休み中はなぜか眠りが浅く、せっかく体を休める休みでもあるのに・・どうして?とずっと思っていました。

もしかして、年齢とともに、自分のベットでないと眠れないなんていう状況になってきているのでしょうか?

パリに戻り、もう自分でもいっぱいいっぱいの状況になったほうが、日中ものすごくエネルギーを使い、夜は時間関係なくパタッと眠りにつける。

改めて”貧乏性”だな~~と。

 

さて・・・もうちょっとだけ夏の思い出&もし機会があったら是非皆さんにも訪れていただきたい場所のご報告。

BIOT(ビオット)の旧市街に行きました。

車が通れない、こんなに細い道があちらこちらにあります。


 

カラフルなお宅があったり・・・



 

通りの名前の表示も愛らしい!!



 

昔ながらの石畳ははだしで歩きたくなる感じ。

街中の家々は面白い造りになっていました。



チョット階段を上がると扉があり、さらに細い階段を上がっていく造り。この建築がビオットの特徴なのか分かりませんが、とても興味深い。

 


さらに面白かったのが・・・

この写真たち!!




ほとんどのお店やレストランが、お店の経営者やスタッフの顔写真をお店の外に飾っているのです!!!

はじめはポスターかと思っていたのですが・・・よ~~く見たら、お店の方々の顔写真でした~~~~!!

何だか、楽しい。

 

ビオットの村はカンヌやアンティーブといった有名な観光地からとても近いのですが、本当に生活を感じられる場所で、道で出会う村の方々もランニングに、日本のステテコ?のようなパンツをはいている男性だったり・・何だかホッとする場所でした。

 

この夏、滞在した家の近くの村々を訪れましたが、個人的には生活感のある村がやはり好きでした。

時代の流れとともに美しい村々が観光地化されるのは、誰もが訪れたいと思うから当然ですし、それによって生活を出来る方々も多いのですが・・・

村に入った途端、お土産屋さんばかりだとやっぱり何となく寂しい・・。

それでも今年は海外からの観光の方がほとんどいらっしゃらなかったので、ゆったりと散策が出来ました!!

 

こちらはサン ポール ドゥ ヴァンスの旧市街。



子供たちって、どうしてちょっとでも高いところがあると上りたがるのでしょうか?(笑)

夏の終わりは、何度か彼の友人が経営するお店のテラス席で家族で時間を過ごしました。

大人はワイン、子供たちはジュースで・・・・

サン ポール ドゥ ヴァンスで彼は子供時代を過ごしているので、同級生がカフェのギャルソンだったり、知り合いが村のアーティストだったり・・・

行く先々で知り合いと再開し、話が盛り上がり・・・

本当にいつもとは違う夏の過ごし方でしたが、

良い夏でした!!!!

 


子供たちの学校がスタートしました。

先日、次女を連れて担任の先生との顔合わせに行ってきました。

授業開始の前に、1.2日に分けて、顔合わせの日があります。

子供たちが全員集まるのではなく、アルファベット順に時間差で登校し、個人面談のような形で保護者と子供、先生の3人で会います。

これは今年に限らず・・毎年そうなんですよ。

次女の担任の先生は、私が「是非、この先生にお願いしたい!!」と思っていた先生で大喜び!!

息子の担任の先生でもありました。

「マダム、私はマダムが娘の担任でと~~っても嬉しいです!!息子も喜んでいます!!」と何度も言ってしまいました。

すると、先生が次女に「あなたは私のこと怖くないの?」と。

実はこの女性の先生は厳しいという噂で、実際に私たちの友人のお嬢さんは彼女が担任と分かった途端、大泣き・・・

それ以外にも「どうしよ~~。クラス変えてもらいたい」というママもいたほど。

確かに厳しいのですが・・・私は本当に感謝していますし、息子もこの先生が小学校最終学年の担任で良かった!!と常々言っていました。

そのため・・・次女にこのような質問をされたのだと思います。

「マダム・・・お兄ちゃんからマダムの話をずっと聞いていたので、私はマダムのクラスに入りたかったです!!」と次女が答えると・・・先生は照れくさそうに笑っていました。

厳しいというのは・・ひとそれぞれ受け取り方が違うのでしょう。

授業中におしゃべりをしていたり、宿題をしてこなかったり、誰かにいやなことをしたり・・・

そうした時には先生が毅然とした態度で、ダメなことはダメというのは当然のこと。

色々な先生がいらっしゃいますし、どうしたって子供たちとの相性もあると思います。

でも・・・私はこれまで子供たち3人がお世話になった先生方には感謝の気持ちでいっぱいですし、いつも子供たちに言っています。

「あなたたちはいつも素敵な先生のクラスで良かったね!!」って。

だって・・信頼して託すしかないですよね。

ただ、フランスでは先生の仕事は、日本の先生とは全く違っています。

先生は勉強を教える人。給食の時間は、別の方々が子供たちの監督をしていますし、お休み時間の遊びも先生たちは立ち会っていません。

 

だから・・・子供たちは日本の学校の給食の時間が好きで「先生もクラスで一緒に食べるんだよ!!」と喜んでいました。

またまた長くなってしまいましたが・・・そんなわけで、良い先生方に恵まれ、また楽しみな1年となりました。

 


さて・・・・

セゾン ド エリコ次号が10月に発売となります!!!

移動が出来ず、取材なども出来ない中で・・・・日仏のスタッフがそれぞれの場所で、それぞれが出来る最大限のエネルギーを発揮して作った1冊です。

私のワードローブコーディネートのページがあります!!

表紙のニットは・・25年ほど前のもの。

20年以上愛用している服を使ってのコーディネートなど。勿論、スタイリストさんもいないのでぜ~~んぶ自分でやりました・・・。

いわゆる最新のスタイルではないけれども、多分、これから10年後にも変わらずに着ているコーディネートです。ちょっとでも皆様の参考になるようなことがあれば・・嬉しいです。

アマゾンで予約が出来るようになりましたので・・・どうぞよろしくお願いいたします。

 

今週は本当にバタバタな1週間でした。

週末、ちょっとだけ寝坊出来たら・・・嬉しいなあ~~。

 

皆様、良い週末をお過ごしくださいね!!!