期待をしていたのに、まだまだ何だかぐずぐずしたお天気のままのパリです。
朝晩は冷えているので、結局セーターが欠かせない・・・
日本はかなり蒸し暑いと聞きました。勿論、この蒸し暑さを知っているので・・・・
体調を崩さないようにお気を付けくださいね。

さて・・・フランスは日曜日にマクロン大統領の演説がありました。
第2フェーズから第3フェーズへ向けての演説でした。
アパルトマンの中庭で、同じアパルトマンに住む友人たちとアペリティフ。


フランスや世界の経済をはじめ、様々なテーマで議論中!!!

「あ!!!マクロン大統領の会見の時間!!!」大慌ての私。
スマートフォンで会見を見ることに。


予想よりも早くに・・・
レストランやカフェなどの営業が15日から完全に再開となりました。
これまではオレンジゾーンであったパリをはじめとするイル ド フランスはテラス席のみ営業可能でしたが、一気に解除です!!
イル ド フランスはグリーンゾーンとなったのです。
正直・・・6月2日から規制が弱まったことで、また感染者や重症の方が増えてしまったのでは?と心配をしていたのですが・・・
状況は落ち着いているということなのでしょうか?
勿論、油断はできませんが、こうして段階的に生活が戻ってきているのは、やはり嬉しいことです。
そしてそれはやはり・・・いつまでも規制をし続けることで発生してくる様々な影響を避けることでもあるのですが・・・

例えばこれまで老人ホームへの訪問は禁止されていましたが、解禁となりました。
ご家族にとっては・・・とっても嬉しいニュースです!!!
変わらずに公共交通機関でのマスク着用は義務付けられていて、違反者には135ユーロ(およそ16200円)の罰金が課せられます。
11歳以上は着用しなければなりません。
また朝晩の混雑する時間帯には、その時間に通勤をしなければならない証明書が必要でしたが、それも必要が無くなりました。
15日からは規制があったEU内の国々への移動が可能に。
7月1日からは海外への移動も可能になります。ウィルスのコントロールが出来ている国々へ。
”気を付けながらの生活”がどこまでできるのか?規制が弱まると同時に、別の不安も出てきます。
キスや握手はしないようにと言われていましたが・・・やはり段々、「もういいよね!!」と言う感じで挨拶のキスをしようとする人もいます。
でもフランスの良いところは・・・
いやなものはイヤ!!って言えること。
「もういいよね!!」と言う人もいれば「私は絶対にしない!!」と言う人もいます。
徐々に友人たちとも会うようになってきていますが、それぞれ温度差があるのがよく分かります。

レストランに行きました。
まだ完全解除前でしたのでテラス席のみでしたが…メニューがQRコードをスマートフォンで読み込むタイプで・・・
びっくり!!
つまりメニューがなかったのです。
私なんて・・・QRコードってどうやって読み込むの?というところからスタートですよ・・・・😢
オーダー前に大騒ぎ&疲れた・・・・
子供たちがササッとやってくれました。
テーブルの塩なども、小さな袋入りとなっていました。


勿論、入口からテーブルまではマスクをしなければなりません。

週末のパリの空!!!


マスクをつけたり、ソーシャルディスタンスを気を付けたり、消毒ジェルを携帯したり・・・
私たちの生活は大きく変わってきましたが・・・空は変わらない・・・。
空を見上げるのが大好きな私は、少しづつ外に出られるようになって、空の写真ばっかり撮っています!!!


今週はセゾン ド エリコの撮影をしています。
企画していたものは出来なくなってしまい・・・10月号の発売どうなるのだろう?という状況でしたが、何とかいま、出来る範囲で撮影をスタートしています。
少人数で(というか、元々、少人数!!)私以外はみなさん、長時間ずっとマスク姿。
2か月のロックダウン生活からのスタートなので・・みんな、身体が仕事のペースについていけていない・・
「無理しないでやりましょう!!」と励まし合いながらの撮影です(笑)
でも、これまでと変わらないクオリティのものをお届けできれば!!と張り切っています。

蒸し暑い中でのマスクはしんどいと思うのですが・・・
どうぞ体調など崩さないように気を付けてくださいね。