ルクソールから車で移動。子供たちと私は車で空港に向かい、飛行機で別の地域に移動・・と聞いていました。

ところが・・・エスナにつき、車を降りると続々と人が集まってくる。そのまま、フランス語グループ、英語グループ、スペイン語グループと分かれて、エスナをちょっと観光し・・・ついた場所が船でした!!

 


船に弱い私にとっては「大丈夫だろうか?」という不安が大きかったのですが・・・

ほら!!にこやかでしょう?



全く揺れを感じず、本当に穏やかな時間のスタートとなりました。

これからエジプト南部のアスワンに向かいます。ナイル川を上っていきます。

 

私たちの船には計17人の観光客が。フランス、アメリカ、ブラジル、ベルギー、スイス、そして私、日本人が乗り合わせました。

同じ船が4艘あり、みんなでゆっくり移動をしていきます。

 

 

毎日、必ず1か所は墓などを訪れたり、その地域の方の家を拝見させていただいたり、本当に牛しかいないような場所を散策したり・・・

船を下りて、ものすごい暑さの中を歩いて墓を見学に。




王家の谷のような華やかさはなくても、本当にいたるところに墓があることに驚きました。

勿論、劣化していますが、それでも美しい装飾が見られ・・・その文明の豊かさにただただ感嘆します。

 

長女はパパと手をつないで・・・



ある夜、船ではダンスパーティー。



エジプトの音楽に合わせてみんなでダンス!!!

本当にスタッフの方々がやさしく、陽気で・・・我が家の子供たちのほかにフランス人の別のファミリーの女の子二人も、みんなスタッフの方たちとカードゲームしたり、おしゃべりしたり・・・

とにかく穏やかな時間が流れていきます。

 

船のスタッフ、ガザザ。



船を下りて、川沿いを散策していた日。

ぬかるみも多く、かなり注意して歩かないといけない状況だったときに・・・

ひょいって次女を肩車してくれました!!

「ガザザ、腰いたくなっちゃうから、下ろしてくれて大丈夫よ!!」というと、「僕は妹がいるから・・・妹みたいだから大丈夫ですよ!!」って。

散策や墓を訪れるときは必ず、冷えたお水をスタッフが渡してくれます。

この日もお水をいただき、歩き出しました。

次女のお水をガザザが持ってくれます。次女がのどが渇き、私の水を飲もうとするとガザザがすかさず「たかえ、ほら、これが君の水だよ」と渡そうとします。

次女はこう言いました。「それはガザザに飲んでもらおうと思って渡したの。私はママと分けるから・・」

次女はフランス語で言ったので、私が英語で伝えると・・・ガザザが「わかっていました、たかえがそういうつもりで僕に水を渡したことを。僕は大丈夫だから・・気持ちだけで嬉しいから」

 

牛が水浴びをしています。



のどかな風景・・・


実は・・・船に乗ってから毎日、ナイル川を20分ほどですが泳ぎました!!!!!!

小さなボートで上流のほうに連れて行ってくれ、みんなでナイル川に飛び込み、下流にある船に向かって泳ぐのです。結構、水流があり、何もしなくてもす~~~っと流れていきます。

水浴びしている牛の横を私たちは通り過ぎます。

「うわ~~~ナイル川を泳いでいる!!」みんな大感動でした。

ナイル川を泳ぎながら、改めてナイル川をはさんで左右の景色が全く違うことに驚きます。

片方は砂漠・・色がない。

片方は緑が生い茂っている・・・

み~~んなで川で泳いでたので、写真がないのが残念。

でもあの水の冷たさや流れや、大騒ぎしながらみんなで泳いだことは鮮明に頭の中に残っています。

 

最終日、コム オンボ神殿に行きました。



ハヤブサの頭をもつホルス神とワニの頭を持つセべク神を祀る神殿で、2つの神を祀るため入口から奥の方まですべて2つの分かれています。とにかく、どうしてこんなに保存状態がいいのだろう?と思うくらいに、多くの壁画などレリーフははっきりとしていました。

当時から税金を徴収していた話なども面白かったです。

 

もう書ききれないくらいの沢山のお話を聞き、正直、復習しないとこんがらがってきています(笑)

写真もたくさん撮ったので、すべてお見せしたいくらい!!

5泊6日のナイル川クルーズも終了・・・

アスワンに着きました。

 

ナイル川を泳ぐ その3最終回は次回に!!!

 

エジプトを訪れた方々から思いのこもったコメントをいただきました!!

そうなのかあ~と楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。

正直、いまだに私が見たものは本当に5000年前のものなのだろうか?と思ってしまうほどです。

墓の壁画でチェスをしているものがあったり、ハープがあったり、発酵の技術があったからビールやパンを作っていたことにも驚きました。

あの宝飾品の数々は、デザインが素晴らしく、長女なんて普通に「かわいい~~~」と言っていました。

二度と再現のできないものを、これから先も変わりなく大切に残していくということの重さを感じています。

 

バックについてのご質問をいただきました。

ブログでも何度も登場しているコロンとした籠のようなバックですよね?

こちらはPERRIN(ペラン)というフランスのブランドのものです。

マスタード色とブルーを持っています。大きいサイズのものでは。

とにかく、持っていると必ず「どちらのですか}と聞かれるバック。褒められると嬉しいので・・・よく持っています!!

「あ~~~また褒められちゃたあ~~」と言う感じで(笑)

 

フランスのストはまだ続きそうです。

TGV(フランス新幹線)なんて90%が動いていないという状況。

メトロやバスもかなりの間引き運転、または運行していないので、その分、車を使う方が増えて道が大変かな?と思っていたら、道もガラガラ。

子供たちの学校やお稽古の送迎には助かりましたが、観光地の前を通った時には、「こんなに人のいない景色、初めてみた!!」というくらい人が少なく・・・

来週月曜日までは確実にこの状況みたいです。

 

観光でいらしている皆様は、情報がきちんと伝わっているといいのですが。

 

穏やかに過ごせる週末になりますように。