我が家は明治生まれの曾祖母、大正生まれの祖母、昭和生まれの両親と私たち3兄弟で一つ屋根の下に暮らしていました。


小学生のある年齢まで、私はだれもがこうして大家族なのだと思っていました。

小学生の時に、友人たちは夏休みや冬休みに「おじいちゃん、おばあちゃんのところに行く!!」と知り、”田舎”というものがあり、みんなそこに遊びに行くことを心待ちにしていること知りました。

いいなあ~~~って思う反面、私はいつもおばあちゃまたちと一緒にいられる!!って・・思っていました。


曾祖母は心臓が悪く、外出は出来ず、ずっと家の中で生活をしていました。

だから・・・子供の時から、常に誰かが”大きいおばあちゃま”(曾祖母をそう呼んでいました)のそばで一緒にお留守番をしていました。

家の中を歩いていて、何かあったら大変だから。

実際に私がカギをわすれてお稽古に行ってしまい、戻ってきてベルを何度もならしてしまいました。

大きいおばあちゃまがゆっくりと歩きながら玄関まで出てきました。「うわ、やってしまった・・」って思った時には遅く、玄関の段差を降りようとしたときに胸をおさえて、うずくまってしまいました。

泣きながら近所の家のベルをならし、救急車を呼んでもらいました。

あるとき、小さいおばあちゃま(祖母のことです)が言いました。

「もし、地震や火事があったら、あなたたちはすぐに安全な場所にに避難しなさい。私はお母さまとこの家に残るから」

地震の話をはなしていたときです。

「小さいおばあちゃま、そんなこと言わないで!!みんなで大きいおばあちゃまを連れて逃げられれるよ」

泣きながら小さいおばあちゃまに訴えました。だから・・地震や火事が絶対に起きないようにって祈っていました。

家族の中でそれぞれの役割があり、家族の中で自分のいるべき場所をそれぞれが分かっていたと思います。


今は勿論、人数が減ってしまいましたが、今度は兄弟それぞれが家族を築き、またみんなで集まると大家族です!!

私は自分が育ってきたこの愛しい家族は最高の家族だと思っています。

勿論、それは私が勝手に思っていることで、外から見たらヘンテコリンな家族かもしれません。

でも家族の在り方はそれぞれ違うし、完璧な形なんてないですし、比較も出来ないですし、ほかの家族を批判することでもないですし・・・

家族に限らず人それぞれ求めるものが違うし、きっと今は私が子供の時よりも様々な世界が広がり、たやすく情報を手に入れられ、そのために簡単に比較や批判ができるようになり、ある意味、窮屈になってきてしまったと思います。

よく母が「子供は社会で育てるもの」と言っていました。

家の中で育て、社会でほかの人たちとのかかわりの中でさらに大きく育てていただく。

 

最近の日本のニュースを見ると、内臓をわしづかみされたような痛みや不快さ、言葉にならない様々な感情で一杯になります。

今まではこういうことをしたら余計なお世話かな?とためらってしまったようなことも、今の時代は余計なお世話が必要なのだと。

社会が守っていかないといけないのだと。

ためらわずに行動できる勇気をもたなければと思っています。

何だかうまく書けず、まとまりもない文章になってしまいました・・すみません。

 



ご希望があったので、ONEKOとピュイックの写真。


私が仕事しているときは、横でお昼寝。



 

寝顔、たまらない・・・




 

息子にキスされ、恍惚の表情のピュイック(笑)



 

次女と一緒に・・。



ぬいぐるみみたいになっている・・。

 


美形ですねえ~~~。

 


あの~~ONEKO,そこはピュイックの場所なんだけど・・。



ピュイックが寝ていると、必ず中に入って行って遊びに誘っています。

 



パパの足の上は大きいから2匹は余裕で一緒にいられます。

 

 

さて、私が愛用していて、みなさまからもよくお問い合わせいただいているCHATELLES(シャテル)の靴が日本に上陸します!!!

伊勢丹三越では3月6日から12日まで ポップアップストアが開催。

銀座 三越では3月13日から6月中旬まで。

日本橋 三越では3月13日からだそう。

オーナーでありデザイナーのフランソワが3月8日と9日に伊勢丹に行くそうです。

「エリコはこの時、日本じゃないの?」って連絡があり・・・

「うわ~~残念、私はパリです!!」と。

とってもハンサムで紳士なフランソワです!!

ご興味のある方は是非!!!

 

ではでは、よい1週間をお過ごしくださいね。