前回のブログに沢山のコメントを
いただき、ありがとうございました。

自分なりに大切にしている時間ですが、
こんな風に多くの方にコメントいただけて、また共感していただけたこと・・・
っても自信になりました!!

私の中では20年後くらいに
「いろいろ大変だったけど、わたし、結構上手に子育てできたなあ」って感じることが出来たらいいなあと思っています。

それまではただただ、
真剣に向き合うしかない。

子供たちが社会に出たときに、
どんな人間になっているか、自分より小さい人たち、
弱い人たちをちゃんと守れるか?

「ありがとう」「ごめんなさい」が
心から言える人であるかどうか?

沢山沢山、課題はありますが・・・・


そして、ある方がコメントの中で“
私の手”について書かれていました。

「セゾン ド エリコVol6」で
おにぎりを作る私の手がアップで
写っています。

本当は絶対に手のアップなんて
嫌だったのです・・・

若いころから私は自分の手に
コンプレックスがあり、だからこそ常に手にクリームを
塗ったりしながら、
「きれいにな~~れ」と願いを込めて
手をいたわっていました。

今は毎日の生活の中で手は・・・
色気もなく、何だか使い込まれた道具の
ようになっています・・・

でも、スタッフの方やカメラマンさんに「その手がいいんですよ!!」と励まされ(笑)、撮影をしました。
しわも、節もそのままに・・・

その私の手についてコメントをくださった方は“家族のために鍛錬されている様子が
伝わり、”
この人、本当にかっこいい!!”と思ったと書いてくださって・・・

ちょうど、子供たちを待っている間に
車の中でコメントを読み・・・
ぽろぽろ涙が出ました・・・・

子育てや家事は誰かに褒めてもらいたくてやっているわけではないですし、むしろ、楽しい時間でもあります。

でも・・・
こうして言葉をいただくと・・・
ものすご~~~~~~~~~~く嬉し
い!!胸がどきどきするほど嬉しい!!

以前、たまたま私の出演番組を見ていた
大学時代の友人のお母さまが友人に電話をしたそうです。

「えりちゃんが、テレビに出ていたけど、ちゃんと家事をやっている手をしていて、
いい手だったよ!!」と言ってくださったのだそう。

思わず自分の手を眺めて、たっぷりとクリームを塗って自分の手を褒めました(笑)

100人の人が「あまりきれいな手じゃない」と言ったとしても、たった一人でも
「いい手だね!!」って言ってくれたら・・・
天にも昇るような気持ちで、いろいろな
こと張り切ってできてしまいそう!!

コメントをくださった皆様、
そして、
私の手について書いてくださった方・・・
ありがとうございました!!
今、最高にハッピーです!!



さて・・・話は変わって・・・

長女とちょっとだけスタイルの違う靴で
お出かけ。
2足とも私の靴ですが、長女にスリッポンを貸しました。

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私は中敷きを入れてはくのに、
彼女は中敷きを外して・・・
足もサイズ、抜かれました・・・・



向かった先はヴァンドーム広場近くの
ウェスティンホテル。その大広間です。

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カメラマンさんたちが正面でカメラを構え、最前列には華やかな方々が座っています。

パリではオートクチュールのショーが
開催されていました。

長女はファッションショーを見るのは
初めてです。

「うわ~~ママ、すごいねえ!!写真撮っても大丈夫?フラッシュ大丈夫?」

興奮状態。


桂由美さんのショーです。

ここ数年、毎年、コレクションをみせていただいています。今回のショーは日本、海外のアーティスト、北斎やモネ、ゴッホの絵と関連付けてデザインされていました。

また日本の大切な文化の一つである友禅を、ドレスに使うことによってより多くの方々に友禅の素晴らしさを知っていただこうと活動されています。

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実はいつもパンツスタイルの長女が、
どう感じるのだろう?と少々心配をしていたのですが、もう目を見開いて一枚一枚真剣に見ていました。


ショーの最後、桂由美さんの登場です!!

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大拍手!!

「ママ、このマダムがスティリスト(デザイナー)なの?うわ~~~~~素敵~~~
~!!かわいい~~~~!!」

目上の方に「かわいい」だなんて
失礼なのですが・・・
でも、桂由美さんのスタイルそのものが
ほかの誰とも全く違い、斬新で長女は
ただただ感動していました。

そして
「ママ、素晴らしかったからこの気持ちをマダムに伝えたいんだけど」と。

ひえ~~~
長女がこんなことを言うとは
全く想像もしていなかったので、
私のほうがびっくり。



かくして・・・願いがかない・・・
桂由美さんにお会いすることに。

何とか日本語で「すごく素敵でした!!」と
やっと言えました(笑)

記念撮影までさせていただき・・・・

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帰り道、いったい何回私に「ママ、今日は本当にありがとう!!」と長女は言ったでしょうか?



全世界でどれくらいの方が
オートクチュールを購入できるのかは
想像もできませんが、
買える方にはどんどん買っていただき、
どんどん着ていただき、
この素晴らしい技術を継承していけるように
サポートしていただきたいと、
買えない私は勝手に思っております(笑)

今度、子供たちが日本に行くときには、
桂由美さんのお店にお邪魔させていただく約束を
しました!!

私も行ったことがないので・・・
楽しみです。



それでは、また・・・。

穏やかな1週間となりますように。