東京に着きました。
日本は台風直撃で心配な状況ですね。
私も母とともに、友人と夕食に出かける予定でしたが、キャンセルとなりました。
楽しみにしていましたが、やはり気持ち的に「帰りが大丈夫かなあ?」と不安になったので、相談の結果、またの機会に!!となりました。
一人暮らしのお年寄りの方がたが、不安があるので早めに避難所に来ましたとおっしゃっていて・・・
早く不安な状態から抜け出せることを願うしかありません。
さて・・・
パリでは今、大人気のエクスポジションがあります。
パリ装飾芸術美術館で開催されている、DIORの創業70周年を記念したものです。
平日も美術館の外には長い列が・・・・
約3000平方メートルの空間を贅沢に使っています。
入り口を入ると左右に展示スペースがあります。
その一つはこんな感じ。
コーナー入り口。たまたま長女が立っていたので撮影したら・・・
中々いい感じの写真になりました(笑)
年代やテーマごとに展示がされています。
絵画や海外の文化に影響を受けた作品は、このようにわかりやすく展示され、説明されています。
勿論、日本の絵画、文化からインスピレーションを受けた作品もありましたよ!!
黒や、白、グレー、ブルーなどもあり・・・
昔の作品や商品から、最近のものまであり・・・
もう見ても見てもまだ見終わらないくらい。
“DIORの庭”と題されたコーナー。
花やグリーンに彩られたドレスの数々。
長女と、長男を一緒に連れて行ったのですが、
「このドレスが着たい!!」とか「好き!!」とか楽しんでいました。
息子に至っては・・・
「僕のお嫁さんにはこのドレスみたいなウェディングドレスを作ろう!!」とか言っていて・・・
のけぞりました・・・・
最近、なぜか将来のお嫁さんのドレスのデザインについて、私に相談をしてくるのですが・・・
早く結婚したいのかなあ?
実はこんなに歴史あるメゾンですが、実際にクリスチャン ディオールがデザインをしていたのは10年間だけだったそうです。
そして、その最後の2年間はなんとイヴ サンローランがアシスタントだったと、今回はじめて知りました。
ファッションに詳しい方たちはよ〜〜くご存じなのかもしれないのですが。
そしてサンローランがDIORでデザインをしたのは1シーズンだけだったそうです。
こちらのコーナーではDIOR70年間の間にデザインを担当した各デザイナーの作品や、デッサン、生地見本などが展示されていました。
こちらはイヴ サンローランがデザインした服たち。
本当にどれも美しく、女性らしくエレガントで・・・・
こういう服たちを着こなせる女性でありたいと思います。
つまりは姿勢がよく、物腰もエレガントで品がよく・・・・
私が20代の時はジャンフランコ フェレがデザイナーで、いつかはDIORの服を着たいなあと憧れていました。本当にエレガントなデザインだったのです。
こちらは豪華なボールルームとなっていて、様々なイブニングドレスが展示されていました。
例えばグレースケリーやダイアナ妃が着用されたものなど・・・
とにかく、ものすごい点数のドレスが華やかに展示されていて・・・時間が足りない。
以前、ファッションの仕事をしていた彼は、いろいろと良く知っていて、その場にいらしたディオールの方に「この服を見て、すぐに年代やテーマがわかる男性はそうそういませんよ」とお褒め頂いていました(笑)
じっくり見せていただいたつもりでしたが・・・
いや〜〜復習が必要。
来年1月7日まで開催されているので、それまでにもう一度行きたいと思ってます。
ファッションは良い、悪いは別として、様々な変化の中でシンプルで簡単になってきたような気がします。
確かに私たちの日常は保管も手入れも大変なドレスを着る機会は少なく、どうしても動きやすさが重視されてしまいがち。
でも、こうして時間をかけて、丁寧に美しく作られた服たちを見ていると、服も大切な文化ですから・・・
守っていきたいと思うのです。
買えませんが・・・(笑)
本当に人気でどうしても1時間ほどは待たなくてはならない状況のようですが、もしパリにいらっしゃる機会があったらトライをしてみてくださいね。
私はしばらく心臓がドキドキしていました!!
夢の世界で!!
さて、お返事が遅くなってしまいました。
以前、ご紹介した「ボタ二スト」ですが海外で購入できる店舗はないそうですが、楽天グローバルにある商品は海外で購入可能だそうです。
こちらを参考にしてみてくださいね。
それから靴のシャテルですが、以前もご紹介した時に日本から購入された方がずいぶんといらしたようです。
店舗にあるものと、サイトにあるものは同じなのですが、靴はサイズ感が違ったりするので・・・
でもまずはサイトを見てみてくださいね!!
それでは、また。