毎年、12月最初の週末に
サパン ノエル(クリスマス ツリー)を買います。
というわけで、週末に買いました!!
そのことはまた近日中にご報告をしますね。
さて・・・・11月にパリにある日本文化会館に行きました。
これまでも舞台や展示会で何度か足を運んでいますが・・・
今回は9月末にオープンをした
The Japan Store ISETAN MITSUKOSHIを覗きに行ったのです。
会館の入り口を入ったすぐ左手にストアはあります。
以前は本などの販売スペースでした。
店内は“和”でしょう?
風呂敷やお茶や和菓子、以前、私も京都で購入をしたことのある
一筆箋やポチ袋など、日本人でも大興奮する品ぞろえだったので、
日本が大好きなフランス人にはたまらないだろうなあ〜〜
という感じでした。
定期的に扱う商品も変わるそうなので、時々、覗いてみようと思います!!!
そして上の階では“森口邦彦 隠された秩序”展が開催されていました。
素晴らしい展示よ!!と聞いていたので、楽しみに伺いました。
着物26点、絵画作品11点が展示されていました。
友禅作家で人間国宝でもある森口邦彦さんの作品。
森口さんは22歳の時に美術の勉強のため、
フランスに留学をされていたことや、そこで画家のバルテュス氏とも
親交があったことが今回わかりました。
みなさんにも馴染みのあるものではMITSUKOSHIの紙バックでしょうか?
大小のバックがピラミッド状にディスプレイ。
会場を巡り、最後に森口氏の作業風景が映像で流されていたので
観てました。
ふと後ろを振り返ると・・・
「あれ〜〜〜?テレビの中の人がいらっしゃる!!」とびっくり。
なんと森口ご夫妻が後ろにいらしたのです。
奥様が「あら?中村江里子さん?」と声をかけてくださり、
そのご縁で森口さん自ら作品のご説明をしてくださったのです。
私は“人間国宝”の方にお目にかかる機会はないですし、
失礼があってはいけないと緊張をしましたが、
黒い革のブルゾンを着られた森口さんは、本当にきさくに、
作品についてお話しくださり、
作品もそうですがご夫妻のお人柄に惹かれてしまいました!!!
その後、会館職員の方にうかがったところ、
展示作品のすべてはお二人が5日間会場にこもって、
ほかの人に触れさせることなく仕上げたものだとのこと。
確かにどんなに素晴らしい作品でも、
展示の仕方や照明の当たり方によって、
その美しさがまったく生かされない・・・。
だからこそ、だれの手にも触れさせることなく、
ご自分たちですべて準備をされたと
いうのは納得するものでした。
12月17日までの開催です。
ご夫妻は毎日、会場にいらしているとのこと。
機会があれば、是非ご覧いただきたい展示です!!!
日本文化会館はエッフェル塔のすぐそばにあります!!
この日は会館の目の前の橋を歩いて渡ってみました。
いつもは車でさっと通ってしまう道です。
こんなにも絶景の橋ですが・・人通りはなく、
ゆったりと久しぶりに晴れたパリの空のもと、
左岸から右岸へと渡りました。
橋の途中からの景色です!!
絶景でしょう?
パリに住んで、まあいろいろと文句を言うこともありますが(笑)、
やはりこの景色を当たり前に毎日眺められるのは・・・
素晴らしいこと!!
あ〜〜〜今週半ばから長女の試験期間がスタート。
何もできないけど・・・
お昼すぎには帰宅する彼女をちゃんと出迎えたいし、
好きな食事を作って頑張ってもらいたいし・・・
出不精の私がより家にこもる1週間になります!!
ノエル(クリスマス)の準備は進んでいますか?
みなさまにとってよい1週間になりますように!!!