こんにちは!!もう2月も終わり・・・・
温かな春が訪れますが、この時間経過の早さには驚きます。
そして3月で私は46歳になります!!珍しく年を重ねることに対して反抗したい気分。
20代のころから女性が一番輝くのは50代からと思っていて、そこに向けてちゃんと歩いて行こう!!と思っていましたが・・・ここにきて足踏みをしています。
でもきっと、誕生日をさらっと迎えて、からっと気持ちも変わって46歳のスタートを切るのかもしれません。

いつもブログを読んでくださってありがとうございます!!
ご質問をいただいていたのでお答えしますね。

Q 3人の子供のお稽古の送迎で金曜日にはクタクタになっています。そこにさらに長女がお稽古をしたいと。江里子さんならどうされますか?

A すごく良くわかります。私は今年度は月曜日と金曜日にはお稽古を入れず、思いっきり遊ぶ日!!と決めました。その分、火曜・水曜・木曜・土曜はドライバー状態です。分刻みのため、ちょっとでも子供たちの準備が遅いと「早くしなさい!!」とずっと叫んでいる状況。

勿論、子供たちはいろいろと興味を持ち、やりたがっています。
私は時間的にもっと大変になるのですが、やらせてあげたいとはいつも思います。
でも・・・子供にとって何も考えずに走り回る時間や、家で静かに過ごす時間、兄弟で一緒にいる時間はとても大切なので、今はその私の考えを子供たちに伝えています。
フランスは新学年度のスタートが9月で、多くは6月に申し込みをします。
そのため彼らに「6月にもう一度、お稽古のことについて整理をしよう。ママはお稽古に常に追われるのはいいとは思わないから・・・
やりたいことがあったら、今やっているお稽古の何かをあきらめようね」と話しました。
日本もそうでしょうが、フランスもヴァカンスが多い分、学校があるときの授業の進行が早く、また宿題もあります。
親子ともども頑張れば、やれないことはないのでしょうが・・・

また勿論、経済的、時間的な制約もあります。
トライをしたらすごい才能を発揮するかもしれない!!なんていう親バカな思いもありますが(笑)
現時点では私は子供たちの遊ぶ時間と眠る時間を削りたくなく、それ以外の時間で出来るお稽古を選択させるという方法をとっています。
こんな答えですみません。

Q 髪の毛、はねたりして大変なことはないですか?

A それが・・・全く問題ないのです。長女が毎朝、「ねえ、ママの髪の毛はどうしていつもちゃんとしているの?」と羨ましがっています(笑)
くせ毛ではあるのですが、昔からとっても聞き分けのいい髪質で(笑)お仕事でヘアメイクさんがくるくるカールにしても、ちょっと水を付けてとかすと、あっという間に元通りになっていました。
でも、このくせ毛を分かってくださって、上手く美容師さんがカットをしてくださっているのだと思います。
なので・・・私は美容師さんを変えたことがありません。
東京にいた時にお世話になっていた方は15年以上お世話になっていました。
子供が増えてから東京で美容院に行く時間がなくなってしまい、今はパリでカットをしていますが、パリの美容師さんもやっと出会えた!!という感じで、信頼をしてお世話になっています。
一度、パリの結構有名な美容師さんのところでカットをしたことがありますが(もう7・8年前)、何をどうやったらこんな状態になるのか?というくらいに毎朝、後ろがはねていました。
そう考えるとカッティングの技術ってすごいなあ~~と思うのです。

Q 江里子さんはドライヤーやセットはしなくて大丈夫ですか?

A 今回は髪についてのご質問が続きました!!
ドライヤーは絶対に使います。例えばヴァカンス地でそのまま自然乾燥でいいや!!という状況でない限り、まず大きなドライヤーで頭皮と髪の毛をきちんと乾かします。
それから、軽くアイロン(髪をはさんで伸ばすタイプの)をして終わり。
ジェルとか整髪剤などは一切使わず、実は・・・手ぐしです・・・
私はブラシを持っていません。かなり驚かれますが・・・全く使わないのです。
でも最近、頭皮マッサージのブラシには興味がありますが。
ちなみに髪色も自分の髪色です。
20代のころ、髪が長かった時には「髪を切るときには、髪を買わせてほしい」とよく言われていました(笑)
髪質が良かったのでしょうね。今は、かなり髪が細くなってしまっていますが・・・

Q トップスはどちらのですか?

A これは彼との和食デートで来ていたトップスについてのご質問。
その後、ロシア人の友人たちとの写真でも着ています!!
Zhor&Nema(ゾーアンドネマ)のものです。
この冬、大活躍しました。暖かく、でもファーのボタンがアクセントになっていて華やかさもあり・・
多分、これからも登場することが多々ありますが「え~また同じの着てる~~」って思わないでくださいね。

Q 男の子の習い事はどうされていますか?日本のようにサッカーチームに入って終日練習というスタイルが多いのでしょうか?

A フランス全体がそうなのかどうかは分かりませんが、私たちのまわりではサッカー、ラグビー、柔道が人気があるような気がします。
勿論、年齢が大きくなれば定期的に試合もあったりするので、週末は子供の試合で忙しいというママもいますが、まだ息子の年齢(日本の小学2年生)ではそこまでの印象は受けません。基本的に練習は水曜日の午後か土曜日のようです。
でも長女(小学5年生)の仲良しの男の子は毎週末、ラグビーの遠征に行っていて中学からはスポーツを優先する学校に進学することが決まっています。
テニスや乗馬も人気かな?
我が家の息子は空手をやっています。先生は大の日本好きで、スタート時から「おまえには侍の血が流れているんだから!!」と息子に言っています(笑)
実際に「一、二、三・・・」などと日本語で稽古をしているので、日本語が分かる息子に対して先生の目がハートになるのもわかる気がします。
子供たちが水泳で通っている所ではフェンシングのクラスもあったり・・・
日本のお稽古事情はよくわかりませんが、多分、人気のお稽古は違うのでしょうね。

そうそう、フランスでは学校の部活動というものがありません。
システムが色々と違います。また何かの機会に書きますね!!

Q 息子さんのクラスの写真。学校で紺色と決まっているのですか?

A ガレットの時の写真ですね。フランスでは公立校は服装は自由です。
私立校は制服ではないのですが、決まりごとがあります。
ちなみに私立校というと、日本の私立のイメージを持たれるかと思うのですが・・・
ま~~~~~ったく違います。中学、高校になると違うかもしれませんが、小学生である現時点では別に受験をしたわけでもなく、授業料がとても高いわけでもありません。

さて、ほとんどの私立は小学生になると“紺”を基準とした服装の規定があります。
子供たちの学校では、セーターやカーディガン、スカートやパンツは紺。シャツやブラウスは白、ワンピースは紺などと決められています。ジーンズはOKですが、濃い色のジーンズでなければなりません。ジャケットも紺。ブランドのロゴが大きく目立つものはNG.
靴も規定があります。コートやブルゾンは自由ですが、出来るだけダーク系の色の着用が望ましいと。
次女はベルトタイプの革靴が好きでいつもそれを履いています。
でも日本のお世話になっている幼稚園ではスニーカー、それも着脱が簡単なマジックベルトタイプのものが好まれていて、日本にいるときだけこのスニーカーを履きます。
長女は日本の小学校に、パリの学校のようにサンダル(かかと部分が覆われているタイプ)を履いていったら、連絡帳に「運動靴を着用させてください」と書かれてしまいました!!
革靴やサンダルはダメなんだねと改めて日仏の違いを感じました。
勿論、日本も学校によって違いはあるのでしょうが。

Q 江里子さんが丁寧に生活をすると書かれていますが、具体的にどういうことでしょうか?

A このご質問、確かに・・・と思いました。何となくイメージは出来るでしょうが、具体的にどんなことを意識するのかは分かりませんよね。
今、説明をしようとしても文章で明確にお伝えできる自信がありませんが・・頑張ってみます(笑)
私の言う“丁寧”は“大切”と言う言葉にも置き換えられます。
朝から晩までやることが多く、怒涛の毎日ですが一日の終わりに「十分やった!!」という充実感と感謝の気持ちを持てるように生活をしたいと思っています。
私の毎日は例えば「株で1億円儲けた!!」とか「勝負に勝った!!」とか1日の成果がはっきりと目に見えるものではありません。
むしろ毎日、ほぼ同じことの繰り返し・・・多くの方がそうですよね。
でもその繰り返しが私はとても好きですし、1日が何事もなく終わるとホッとし、今日もちゃんと出来た!!と満足感があります。だからホッとしてシャンパンを飲んじゃうのです(笑)

特別なことはないけれども、洗濯物のシミが上手く落ちたとか、思っていた以上に片づけがはかどったとか、原稿が順調に書けたとか、いつもは見つけられない路上のパーキングにすんなり停められたとか、長女が詩の暗唱で満点をとったとか・・・そんな何でもないことにハッピーを感じます。何でもないことにハッピーを感じ、感謝できる自分でありたいと願っています。それが“丁寧”だったり“大切”に生活をすることだと思っているのです。

長女が4月で11歳になります。この10・11年、あっという間に過ぎました。10年前、今と同じように紛争があり、テロもありました。
それでも10年後に想いを馳せる時、悲観的ではなくむしろ期待を持っていました。
今、これから10年後に想いを馳せる時、期待を持ちたいと願いながら、心のどこかで憂いている私たちがいます。
世界中がささくれだってきている・・・
だからまずは自分が“ささくれ”を作らず、とにかく人に感謝をし、笑顔でお礼を言い、
誠実に接していきたいと努めています。
でもね、これってとっても簡単なことなのですよ。
無理をしなくても誰でも出来ること!!草の根運動ではないですが、小さなことからコツコツコツと!!
私の“丁寧”“大切”はこんなことでしょうか?
う~~ん、やっぱり文章に書くのは難しいですね。ちょっとは何となくでも分かっていただけたら幸いです。

それでは、素敵な週末をお過ごしくださいね!!