みなさま、体調など崩されていませんか?
Parisもものすごーく寒く、ちょっと外に出ただけで顔や耳が切れそうなくらい。
でも、我が家の場合は、家の中は日中は日が当たると暑いくらい。子供達の部屋も暖房をかなり弱めています。まだしばらくは最高気温もマイナスの日が続くようです。
「絶対に風邪なんてひかない!!」って気合を入れ続けなければ!!
そして、日曜日にはこの冬、Parisで初めての雪が降りました。

$中村江里子オフィシャルブログ「ERIKO NAKAMURA OFFICIAL BLOG」Powered by Ameba


$中村江里子オフィシャルブログ「ERIKO NAKAMURA OFFICIAL BLOG」Powered by Ameba

静かな雪で、お昼前にはやみ、お日様が出てきて…
うっすらとParisの街をデコレーションしてくれました。

$中村江里子オフィシャルブログ「ERIKO NAKAMURA OFFICIAL BLOG」Powered by Ameba

さて、これは日常の一コマ。散歩中!!
長女に撮ってもらいました。ヒートテックの長袖シャツの上にセーター重ね着、ヒートテックの靴した、さらに足の裏にカイロを貼る!!私の冬のスタイルです!!

パリ日本文化会館に“狂言と能”を観に行きました。
実は彼は“能”が好きです!!ずいぶん前に日本で一緒にお能を観たときも、あとで能のCDを購入して、しばらく家で聞いていました。
ですから今回「日本文化会館で狂言とお能があるけど、一緒に行く?」と聞いたら、
「勿論!!」と。

狂言は野村萬さんの『舟渡聟』フランス語では『Le jeune marie dans un bateau 』
能は宝生閑さんの『安達原』フランス語では…あ、同じですが『Adachigahara』
Parisで、狂言や能を観劇するのは初めてでした。
大ホールが能舞台となっていたのですが、お客様の多くはフランス人。
実は…初めて、全く眠らないでちゃんと最後まで楽しめました。
“眠ってしまう…”なんて、失礼な話ですが、これまで観劇したときは、ついつい目が重くなってしまっていました。
独特のリズムや動きは、美しく、魅入ってしまいますが、悲しいことに日本語なのに意味が分からなかったりすることも多々あり、いつの間にかうつらうつら…

今回は、改めて「素晴らしいな~!!」と感動しながら観ていたのと、ステージの上にフランス語の字幕が出ていたのです。
ちょっと聞き取りにくかったりしたときには、フッと目線をあげると、字幕が…
これで、とってもよく理解が出来ました。
字幕は簡潔にまとめられているので、私のフランス語力でも何とか分かりました!!

最近、日本について書くことが多いですよね。
自分でも、気づくと日本や日本文化に触れて、感動する機会が多く…
きっと私が“日本”をもっと知りたい!と思っているからなのかもしれません。

$中村江里子オフィシャルブログ「ERIKO NAKAMURA OFFICIAL BLOG」Powered by Ameba

観劇後、会館の前で!!

ちょっと前にDVDで『切腹』という映画を観ました。
小林正樹監督の1962年の作品。仲代達矢さん主演で、岩下志麻さんも出演されていました!!
いわゆる“武士道”の世界を描いていますが、精神的にハードな内容でした。
フランス語のタイトルは『はらきり』だったのですが、今では日本人ではなくても『はらきり』という言葉は知られていますよね。
武家社会の陰湿な部分が浮き彫りにされていて…でも、結局は変わることなく、今でもこういうことはあるのだろうな~と、色々な思いを込めてみていました。

あれ?なんだか話がそれてしまったかも…
気持ちのいい1週間になりますように!!