子供達の学校にお迎えに行って、出てくるのを待っている間に、足先がキーンと痛くなっていました。
火曜日は最低気温がマイナス15度くらいの地域もあったようです。週末あたりにはParisでも雪が降るかも…と。
すぐに喉に影響が出てくる私は、ここ数日、長袖のハイネックセーターに、袖なしのハイネックセーターを重ね着して、首回りをしっかりと守っています。

さて…そんな寒さの中、先週の金曜日は…ハチャメチャな、メチャクチャ楽しい夜を過ごしておりました。
言い出しっぺとはいえ…こんな凄いことになるとは予想しておりませんでした…
題して『第一回 シャンパーニュ飲みまくりましょう女子会!!』
みんなで楽しく、沢山、飲むことになると、お店では値段も気になってしまう。
というわけで、Sさん宅に持ち寄りでお邪魔することに!!
事前のメールでは各自が持ってくるシャンパンの量や食べ物を申請。

マグナム2本、普通のサイズが3本。マグナムは普通サイズの2倍なので、つまりは計7本ということ。

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Rさんが持ってきた1kgの パルミジャーノ・レジャーノ(24ヶ月熟成)と一緒に。パルミジャーノはこのちょこっと刺さっている専用の小さいナイフで切るというより削っていただくのが美味しいんですって!!
勿論、持ち寄ったものはまだまだ、沢山ありますが、写真からご想像下さいませ。

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スタート前に、シャンパン、食べ物とともにメンバー4人で記念撮影。
まだ、酔っていません。
そして、このメンバーで集まるのは実はこの夜が初めて。
さて、一体どうなることやら?

シャンパンの量に興奮し、食べ物を並べたりして盛り上がっていたのですが、
「ちょっとお、もう飲み始めましょうよ!!」とまずはマグナムボトルからスタート!!

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フランスではワイン、お水などは男性がつぐものですが、女性だけですから自分達でやります。
Rさん、私はこの夜はパパがベビーシッター。だから時間を気にせずに楽しめる!
ちなみに彼は、この前日に日本から戻って来ました。
私達が飲み始めた頃(20時半頃)、彼はすでに目が半分、閉じていたみたい。
時差ぼけはどうにもならないですよね。

フードジャーナリストのYさんは、翌朝、仕事のために6時には起きなければならないということで、時間を気にせずに!!とは言っても、まあ日付が変わる頃にはお開きになるだろうな~と思っていました。
しかし…誰も時計を見ていない!!
話はノンストップで色々なテーマになっていきます。常に日本の音楽が流れていたのですが…
ふと気付いたら“さだまさしさん”の曲になっていました。
途端にSさん、Yさん「風に立つライオンって曲が大好きで!!」と大盛り上がり。
Rさん、私は「え~知らない…」
「え~~、知らないのお~?」と二人は歌を歌ってくれたり、歌詞を説明してくれたり…ついにはこんな風に「あ~いい曲ぅ~!!」とのけぞりかえるは、涙するわ…
その様子を撮影した私も、酔っているから写真がぼやけているし…

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33歳のRさんは、この中で最年少。それもほぼ10歳下。
他の3人が「『金妻』とか『ふぞろい』とか好きだったよね~」(ドラマのタイトルです)と盛り上がると、「あ、小学生でした」とRさん。
無言のうちに、シャンパンをつぐ係りになっていました…

そして、いつのまにかボトルは全て空になり、時計を見たら午前2時半…
席を立ったときに、私は彼から電話が。
「大丈夫?」「うん、今から帰る!!」

Sさんは、みんなが玄関を出たあと、玄関にあったソファに倒れこんでいたそう。
Rさん、翌日、「記憶はないのですが、無事に家にたどり着いていたようです」とメールが。
Yさん、ちゃんとお仕事に行ったのですが、体調が完全に回復をしたのは翌々日。
私、何事もなかった様にいつもの朝のスタート。7:30に次女の「ママァ~~!!」という声で起こされました。

しかし、彼は努めて冷静に私に注意をしました。
「飲むのはいい、楽しい時間を過ごせて本当に良かった。
でも…ここは日本じゃないよ。酔っ払った女性が夜中の3時に一人でタクシーに乗ってはいけない。そんなに遅くならないと言っていたから…
でも、さすがに何かあったんじゃないかって、電話をしてしまったんだ。
君は3人の子供の母親なんだからね。
しかし…4人で、シャンパンを7本はすごいよ!!」と。

改めて、みんな何事もなく家に辿りつけて良かったと感謝。
私はParisに住んで11年目になりますが、1人で夜に外出をするようになったのは去年の春過ぎから。遅くても日付が変わる頃には帰宅していました。
基本的には遅くなるときはいつも彼と一緒。
だから、こんなに飲んで、こんな時間にタクシーに1人で乗ったのは初めてなのです。
住所を言えば、あとはグッスリ寝ていても、運転手さんが起こしてくれる!!なんていうのは、日本だけなんでしょう。
彼に「ありがとう。普段、色々と気をつけているけど、考えたことがなかった」と。
いえ、ちゃんとした運転手さんの方が多いですが…やはり意識しているのと、していないのでは違いますよね。

ちょっとのアルコールで酔っていた私が…日々の訓練の結果(つまり毎日、ちょっとずつ飲んでいるということ)こんなに強くなりました!!
こういうこと、たま~~にだから、楽しいのですよね!!