私達は子供達は3人とも、生まれるまで性別を知りませんでした。
サプライズにしていたのです。
でも、ただひとり…誰よりも早くにべべの性別を知っていた人がいました。
フォトの男性、ロドルフです。
彼は友人であり、優秀なレントゲン医師であり、アーティストでもあります。
私の連載などにも何度か登場しています。
エコグラフィーはいつもロドルフと見ていました。
その友人ロドルフのエクスポジションに行ってきました。
作品は自分の仕事道具を使ったもの。
仕事道具を駆使して、何でも丸裸にして、作品にします。
一番のお得意は人間の体の中を旅することのできる作品。
作品だけど、それは真実でもあり、今回の作品を見た子供達は何度も何度も作品であるビデオに見入っていました。
2005年にはギメ美術館で、韓国の仏像の中を旅する作品を展示していたんですよ。
パリにいらして、お時間のある方は是非、体の中を旅してきて下さい!!
La maison Europeenne de la photographie
というマレ地区にある写真美術館です。
12月5日まで開催されています。Rodolphe von Gombergh
というアーティスト名です。
娘のお友達のバースデープレゼントを買いに行ったら、デパートの中にはノエルのための商品がズラリ。
ここは、サパンノエル(クリスマスツリー)のデコレーション売り場。
我が家のデコレーションは今は、赤とゴールドを使っていますが、子供達が大きくなったら、シルバーとかパープルといった色合いのツリーにしたいなあと思っています。
そうそう、娘が「ママ、パパ。テリー(お友達)が、ペールノエル(サンタクロース)はいないって。
プレゼントはパパとママが置いているんだって言っていたの。ネズミもいないんだって。ネズミじゃなくて、パパとママがお金を置いているんだって。本当?」と。
ネズミというのは、フランスでは抜けた歯を枕の下に置いておくと、ネズミが来て、持って行くんだと言われています。
その時にネズミはコインを置いて行くのです。その話…
難しいですよね。いつかはわかる日が来てしまうのですが、それまではドキドキしていてもらいたい!
「あのね、ペールノエルは、ペールノエルがいるって信じている人のところにしか来ないし、信じている人にしか見えないのよ。あなたがいつか会えると思って楽しみにしているのなら、楽しみに待っていようよ。」
我が家は24日の夜になると、子供達と一緒に暖炉の上にトレーにのせたミルクとクッキーを用意します。
あちこちの家を回っているペールノエルがお腹がすいていたら可哀想だから…
子供達が寝たあと、ミルクをちょっと飲んで、クッキーを囓るのが私達の仕事。
小学生の時、「サンタさんはいないんだ!」と分かって、妹と泣いたことを思い出しました。