およそ3日半の滞在中、そんなわけで、殆どの時間をテニスの試合会場で過ごしておりました。
しかも、15日の土曜日はスペインは祭日だったので・・・見事に街中は静まり返っていました。
本当にお店が開いていないんです・・。
会場の外で食事をしたのは到着した日のランチと、金曜日の夜に友人たちと。
驚いたのが・・・食事時間のこと。
ご存知の方も多いのかもしれませんが、ランチもディナーも開始が遅い!!
ランチ、13時半に予約を入れていました。
13時25分に着いたのですが、お店の扉はビクとも動きません。13時半スタートだから。
ちょっと近所を散歩して戻ってきたのが13時40分。私たちが最初のお客でした。
次の方がお店に入ってきたのは、13時50分。それでも、店内はガラガラ・・・。
混みはじめてきたのは、なんと14時15分過ぎから!!
夜も同様で、パリでの一般的な開始時間の21時過ぎでも、私にとっては十分に遅いのですが・・・・多分、22時過ぎ、いえ、もしかしたらもっと遅いかも。
確かに14時過ぎにランチを食べはじめて、きっと終るのも遅いのでしょう。
そう考えると日本のように19時開始なんてありえないのでしょうね。
到着日の夜、観戦後に会場の中のレストランでディナーやパーティーがあったようですが、勿論、私は食事もせずにホテルに直行。
彼は付き合いもあり、残っていたのですが、ホテルに戻ってきたのが午前2時半。
それでも、まだまだ大勢の方が、会場には残っていたそうです。
さて・・・このフォトは試合後の様子。
ちょうど私たちの席は、選手やVIPの方々の退場するところに近かったのです。
試合後、急に人が集まったなあと思っていたら、みんな、カメラを構えて、上から選手やVIPを狙っていました。
私はフットボール(サッカー)も全く分からないのですが、どうやらレアル・マドリッドのスター選手がかなり来ていたようで・・・・
ラウル選手や、なんでも最高金額の契約金で移籍をしてきた選手(モデルさんかと思ってしまいました)とか・・・すみません、名前をちゃんと覚えていないので、間違えてしまうといけないので書きませんが、華やかでした!!
そして、控え室に戻ってきたラファ。
今回、2度ほど、他に人が殆どいないような状況でラファに近くで会うことが出来ました。
「良い人なんだろうなあ」と思っていましたが、こうして傍でスタッフの方々や、親しいスポーツ選手のかたがたとおしゃべりをしているのを見ていると、スペインのパパたちが娘をお嫁さんにして欲しい!!と思っているという話に、とても納得が出来ます。
いや~~完全にファンになっていますよね?
そして・・・こんな機会もそうそうないのだから、写真を一緒に撮ってもらったらいいのに・・・と彼をはじめ、周りの方々から言われたのですが、さすがにそれは出来ませんでした。
熱狂的なテニスファンだとか、ラファのファンであるならば遠慮などせずにお願いをしましたが、そうでない私が「一緒に写真を撮りたい」だなんて、ラファに対して失礼だわと思ったのです。
「損な性格」と彼から一言・・・。仕方がない・・・。
でも、やっぱり撮ってもらえばよかったかな?と今はちょっと残念に思っています(笑)
ある日、一緒にランチをし、観戦をした女性たちです。
一番左はナタリア、友人の奥様です。
そしてお隣が、現在5人目を妊娠中のモニカ。そしてとても楽しくて、おおらかなマルティ。私・・。
ナタリアはコロンビア、モニカとマルティはメキシコの人です。
アメリカに行っても、スペインでも・・・フランス語を話す人が多くてびっくり。
会話はスペイン語、英語、フランス語が交じってしまうのですが・・・楽しい時間でした。
彼女たちとの会話は、私にとって目からうろこ・・でしたし、エネルギーももらいました。
人の考え方はそれぞれですが、私は彼女たちのようには出来ないけれども、「そんなふうに考えても良いんだア」と楽になりました。
その内容はあとで書きますね!!
大会のプレジデントであるジェラールとは中々、ゆっくりと話せなかったのですが・・・最終日、ようやく一緒に話ができました。
5月23日から6月6日までローランギャロス(全仏オープン)があるため、一日も休む暇なく、3日後にはパリに来るとのことでした。
もうパリにいるってことです。フランスではエージェントとしてのお仕事やプレス対応に追われるみたい。
夏はゆっくり休めるのかしら?
金曜日の夜、ディナーに集合したのは全員フランス人。あっ、私だけ違います。
私たちともう一組のカップルはパリから、あとの3組はマドリッド在住。
仕事で翌日から出張の友人もいましたし、パリから来たもう一組のカップルはバルセロナからマドリッドへの旅行で、ちょうど日程が重なったのです。
久しぶりに会う仲間たち。話したいことは沢山ありましたが・・・・ディナー開始になったのがすでに22時半。
さすがに疲れがピークに達していて、目が閉じそう・・。
前菜だけを軽くいただいて、先に失礼をしました。
しかし・・・彼が中々帰ってこなくて心配で眠れず、彼に電話を入れたのが午前2時半。
「大丈夫?」
「うん、今からもう一軒行こうって誘われているんだけど・・・移動中なんだ」
「いいけど・・・倒れるよ、明日。」
彼はちょっと付き合って、3時半に戻ってきました。
他の人たちはそのまま残っていたというから・・・・私たちが体力のないカップルなのか?彼らがレストランをでたとき、お店の中にはまだまだ沢山のお客様がいたそうです。
結局、男性陣は二軒目、5時半にお店を出たとか・・・。
本当は美術館にも行きたかったのですが、今回はどっぷりとテニス観戦の日々に。
しかし、あらためて強く感じたのが「私はスポーツ選手の奥さんにはなれない!!」ということ。
試合のたびに、こんなにドキドキしていたら・・・心臓が持ちません・・。
ローランギャロスは日本の選手も出るんですよね?
選手の方々が納得のいく結果が出せますように!!
その2へつづく・・・