スペインの方たちはナダル選手を「ラファ!!」と呼んでいたので、私もそう呼ばせていただくと・・・
ラファはまずどんなボールにも追いつく。
ものすごい身体能力だなあとびっくり。
毎回、ボールを打つたびに、すごい声を出しているのですが、本当に一球、一球、全力で打ち返している。
目の前の相手というより、自分と闘っているような印象を受けました。
すみません・・・あくまでも素人の意見です・・・。
それから・・・多分、自分を落ちつかせるためだと思うのですが、相手でも自分でもポイントが入るたびに、タオルで顔、それから両腕を必ず拭きます。
他の選手をみていると、試合中、ほとんどタオルを使わないひとが多い中で、その回数はダントツでした!!
さらにコートに向った瞬間、必ずスリップ(下着)のひもをひっぱるのです。
さらにさらに休憩中、まず座るときには背筋を伸ばして座る。他の選手が前かがみになっているのとは対照的。
ペットボトルの水が足元に必ず2本、置いてあって・・・その場所がきっちり決まっているような気がします。
一度、ボトルを置いた後、何か壊れ物でも移動させるかのように、丁寧に置きなおしているのを何度も目撃!!
そういう一連の行為が、試合中も心を落ち着かせていられる要因なのかもしれませんね。
これは試合観戦中の私たち。
このときはあまり寒くなかったので、こんな感じですが、寒いときには大判のストールを毛布のように被っていました。
私は映画でも、本でも、その中にどっぷりと入ってしまいます。
勿論、だれでもがそうでしょうが。
今回も試合観戦中、大声こそ出さなかったものの、「もう~~」とか「はあ~~」とか「なんでえ~~?」をはじめ、フランス語もふくめ、かなり一人でしゃべっていたようです・・。
テニスっておもしろいなあ!!と思いました。
私はテニスをすると、何だか躍っているみたいになってしまうので・・・もう20年以上やっていませんが・・・体調が落ちつたらやってみたくなりました!!
横のシートにいた男の子たち。
黄色の帽子に黄色のサングラス・・・可愛いですよね。
そうそう、やはりスペイン!!
私はスペインのロエベというブランドが大好きなのですが、まあ会場で沢山のロエベのバックに出会いました。
日本では中々、ここまで持っている人に会うことがないので、何だか嬉しかったです!!
やっぱりスペインのブランドなんだなあ~~と。
それからおしゃれをしてきてる人たちが多かったこと。
やはり社交の場で、いろんな人たちと出会うからでしょうか?
また話はラファに戻りますが・・・スペインの方に聞いたら「ラファは、スペインのパパたちが娘をお嫁にやりたい男性№1」なんですって。
私もそれ、よくわかります。
本当に「いい人」なんだろうなあと感じます。
ものすごく近くで会ったので・・・本当にそう思うのです。
この話は次回に。
私はスペイン語は全く分からないので、彼がスペインの方たちと話をしていたのですが、みんなラファのことが大好き!!
ちなみに彼は(ちょっと自慢)6ヶ国語、話します。
だから、どこに行ってもコミュニケーションで困ることがないのです。
子供たちにもそうなってもらいたいものです!!
というわけで、テニス三昧 1はこの辺で。続きは次回に!!
それから、もうひとつ、最近読んだ本で講談社文庫から出ている、重松清 著 『カシオペアの丘で』上下2巻があります。
3・4頁読んでは・・・・本を一旦閉じて、ふう~~っと深く呼吸をし、お腹に力をいれてまた読みはじめていました。結局、上下巻ともそんな感じで読み進めていたのです。
そうでないと、涙が止まらないから・・・。
登場人物たちは、今の私と同世代。そして、ちょうど一年前に、学生時代の仲間が癌で亡くなりました。
父もそう・・・。
何だか病床での描写や、そのときの心の動き、家族への思い、友達、過去・・・・すべてが心に突き刺さってくる感じでした。
とても考えされられる本でしたし、丁寧に生きていきたいなあと思わせてくれる本でしたが・・・・エネルギーのあるときに読むのをお勧めします。
パリはようやく夏!!を感じるようになってきました。
さすがにダウンコートはおしまいのようです。
まだまだ朝晩は冷えるのですが、気持ちの良い季節になりました。
そろそろ子供たちのお迎えの時間なので・・・・今日はこの辺で。