「ママ、あと何回寝たらなつえのパーティー?」

子供たちが待ちに待ったバースデーパーティーは5月5日に我が家で。

娘のバースデーからおよそ一ヶ月遅れでの開催です。

3月3日に3歳になった息子も、この日はおねえちゃんのパーティーで、自分が良く知っているお友達たちが来るのを楽しみにしていました。

ただ、彼の場合は、こんな風に大勢を招待してのパーティーはしていなかったので、一緒にろうそくだけは消すことにしたのです。

だから、2つ、ケーキがあるのです!!


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娘の仲良しのヴィクトワーは、ガトーショコラを食べないので娘から「ヴィクトワーはガトーショコラ食べないから、違うものを用意して!!」とオーダーがあり、もうひとつは洋ナシのタルトとなりました。



総勢15人の子供達。

もう、みんなが我が家に集まりだした頃から・・・私は疲れ始めていました。

この日のテーマは『アトリエ ピカソ』


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最初にピカソについて考えたり、、お勉強をして、最後にそれぞれがピカソの絵を真似て、あるいはそこからインスピレーションを得て、キャンバスに絵を描いていくというプログラム。

勿論、作品は持って帰ってもらいます。



日本ではどんなパーティーが多いのでしょうか?

パリでは遊園地や美術館などでもバースデーパーティーのプログラムがありますし、自宅でやるひとはプロの方を呼んで、子供たちを遊ばせてもらったり・・。

カフェを貸しきってやる人もいますし、ピザハットでのパーティーもありました。


今回、いろいろと調べて興味のあったものがあったのですが、かなり先まで予約が一杯でした。

これは来年のお楽しみにしようと、来年は早くから予約をすることを誓い、今回は我が家でのパーティーとなったのです。



ちなみに去年の娘のパーティーのテーマは『プランセス』(お姫様)

舞踏会のようにダンスをみんなでしたり、もう3時間、音楽が鳴りっ放し、踊りっぱなしでした!!


みんな、プランセスの格好でパーティーにやってきます。

可愛いお姫様たちが一生懸命、絵を描いていて・・・可愛かったですよ!!


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息子も負けじと、昨年のハロウィンで来たタイガーの着ぐるみを着ていたのですが・・・さすがに暑くて、途中から脱いでいました。

娘、息子を含めて計15人、女の子10人、男の子5人。

男の子は女の子の半分でしたが・・・・やっぱり動きが違うから、大変ですねえ!!

彼が驚いていたので「私はそれぐらい予測していたわよ!!」と一言!!いいんです、元気があるのは!!



プチピカソたちは無事に作品を仕上げ、いよいよパーティーの最後の時間。

なんとこれは予測不可能でした。急に女の子たちが娘の前に列を作り始めたのです。


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実は今回は、顔にペインティングなどをしないパーティーでした。

女の子たちはお化粧をしたくて、娘はプレゼントにいただいたお化粧グッズでお友達たちにメイクを始めたのです。

「エリコ、きれい?」女の子たちが聞いてきます。

「ワオ!!なんてきれいなの?立派なプランセスだね。」とそのたびに答え、写真を撮ってあげました。


手前のバースデーケーキのカチューシャをつけ、黒いきらきらのロックンローラーのような格好をしているのが娘。

そして、勿論・・・息子の目にもきらきらとアイシャドウが光っていました・・・・・



一応、プロの方を頼んでいたとはいえ、結局、全く目が離せず、ずっと立ちっぱなし。

もう夜は歩くのがやっとでした。

その日の汚れはその日のうちに・・・という私ですが、さすがに翌日に持ち越すことに。


ちょっとまえに仲良しママのヴェルジ二―(妊婦さんランチをした女性です)と、一体、どこまでやってあげるものなのか?と話したことがあります。

日本もそうでしょうが、フランスも、というよりパリも子どもに関するビジネスってすごいんですね。


いろいろ調べていると、値段が分かってきて、あとになって「わ~~○○ちゃんのバースデーは25万円くらいかかっていたんだあ」(これはあくまでもすごい例です)とわかって驚きました。

勿論、おおがかりに華やかにやってあげたら、きっと大喜びだと思うのですが・・・



プロの人を呼んだって、実は途中からみんな、子ども部屋で遊びたがっていたし、女の子たちはおしゃべりをしていたり・・・

中々、幼稚園以外で大勢の大好きなお友達と一緒にいることがないから、そういう時間を持てることが嬉しいのではないかと思うのです。


自分たちで沢山の風船を膨らませて、多分、普段は中々お許しがでないグミやボンボン(キャンディー)も沢山、用意をして・・・・

たいしたことは出来なかったけど、良かったかな?と思っています。


そうそう、玄関にはこどもの日なので兜を飾っていましたし、お菓子の中にはこいのぼりの形をしたクッキーやおせんべいなども置いておいたので、何となく日本のお祭りについても何人かには説明ができました。



さて・・・今週は子供のことで大忙しだったかな?

週末には息子の仲良しがお泊りにきました。一ヶ月違いなのです。


仲良しのファミリーの次男と娘は仲良し、三男と息子は仲良しなので、この日は交換お泊りをしました。

娘が相手のお宅へ、そしてシャールが我が家へ。

息子は大喜びで、こんな風にいつも一緒に家の中で遊んでいました。


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子供部屋のおもちゃの動くポニーに二人で乗ろうとして大奮闘!!

実はシャールにとっては初めてのお泊りだったのです。

そのせいか、パジャマにちょっと間に合わなくておもらしをしてしまったときも、息子が必死に片付けようとしているのです。



私がパンツを着替えさせている間に、洗面所の床を拭いていました・・・。

やっぱりママが恋しくなってしまって、おなかが痛い!!と言ったり、泣いてしまっているシャールの背中を優しく撫でながら「ママがいい?」と声をかけていたり・・・。


何とか『はじめてのお泊り』を成功させてあげたかったので・・・・私は子供部屋の子供たちのお友達や、義母や母がきたときに泊まれるようにキープしてある大人用のベットに寝ることに。


「ほら、エリコはここにいるから、狼がきても蹴飛ばしてあげるし、寂しかったら一緒に寝る?」


なんと、大成功!!2分後には二人とも寝ていました。

翌朝まで熟睡。

頑張ってはじめてのお泊りを乗り切ったシャール、大切なお友達をずっといたわってあげていた息子・・・二人とも成長をしました。


交換お泊りは土曜日だったので、お天気の良かった日曜日は、いつもブローニュの森のレストランへ。

そこで2家族が集合!!


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頑張ったシャールは「ママ、ママ・・・」と甘えっこに!!

どうやら、娘もはじめて「ママに会いたい!!」と泣いたみたい・・・。

お天気は良かったのですが、外で食事をするには肌寒く、テーブルは中に用意されていました。


いつものように、子供たちはさっさと食事をすませると、コートも着ないで外に飛び出していきました。暖かくなってきたので、子供連れのお客様も増えました。

子供たちって、何歳になっても水の近くが好きなんですね。


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たしかにここの池には鳥たちも集まるし、かなり大きな魚たちがいて、楽しいのでしょうが。

みんな、レストランからパンなどを持ってきて、鳥や魚たちにあげています。

実は私が東京にいるときに、息子は一度、この池に落ち胸までしっかりと濡れてしまった事があります。


そして・・先日も片足を突っ込みました・・・

レストランの方たちからも「もう、フェルディノンの着替えをここに常備しておいたほうが良いんじゃないんですか?棚を用意しますよ!!」と言われてしまったくらい。



ですから、この日はタオルから着替え一式を持って万全の体制でのぞみました。

幸い、息子は大丈夫でしたが、他のお客様のところの子供たちが計3人、私たちのそばで池に落ちていました。

そのたびに私たちが、彼らをパパ、ママの元に送り届けていました・・・。



カフェタイムは外に椅子をだして、子供たちを眺めながらおしゃべり・・。

お日様がでると、コートを着ているのが暑いくらいになるのですが、日がかげるとあっという間に寒くなるのです。


子供たちの教育の話(学校のことというより、しつけというか、どういう人間に育てたいか)や、親としての責任の話、お金の使い方の話などで議論をしていました。


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これはこの日ではなく、その前の週に撮影をしたものですが、このレストランのシェフです。

私たちはまったくと言って良いほどテレビを観ないのですが・・・ある月曜日の夜。



なにかボーっとテレビでも観ていたほうが頭が楽になるかも・・とテレビをつけました。

ボーっと観ているとはいえ、何か興味のあるテーマのものがいいなあと思っていたときに、大きなキッチンで何人かのシェフが料理をしている様子が映し出されました。

時間制限のあるなかで料理をしています。別室では有名なシェフがコメントをしています。



このデヴィッドというシェフは、必死に調理をしている中の一人だったのです。

TOP CHEF』という番組にはまってしまい、それから3週、彼と二人で続けて観ました。

もう最終に近い頃だったのですが、面白いし、緊張するし、料理のアイデアだとか、器具だとか、食材だとかがすごくて・・・。


残念なことにデヴィッドは最終には残れなかったのですが、私たちはしっかりと覚えていました。

レストランの責任者の方が「あなたたちに紹介したい人がいる」と連れてきたのが、デヴィッド。


「え~~~~!!」

私は以前には結構というか、かなり有名な方々とお仕事でもご一緒したことがありましたが、感動するとかそういう感覚は全くなかったのです。


今回は・・・彼はそんなに有名な人でもないけれども、自分が見ていた番組に出ていた人だったし、私は完全に視聴者としての反応をしてしまいました。

デヴィッドは番組終了後から、このレストランで仕事をはじめるようになったのです。


今は彼のお陰なのか、以前よりもずっと週末のブッフェの中味は充実していて、美味しくなりました!!



すみません・・・ちょっと久しぶりだったのでまたまた長くなってしまいました。

いくつかご質問に答えようと思っていたのですが・・・次回にします。


皆様、良い1週間になりますように!!