中村だいすけの歌う心理学

中村だいすけの歌う心理学

臨床心理士&シンガーソングライターをしています。心理学&音楽活動日記です♪


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前回更新がしばらくできていなかったので、2日分に分けて、今回は日常でも役立つ心理学のコラムを書きます



3月4月は旅立ちの季節ですね。
 
カウンセリングでも新しい門出を沢山応援しました

新しいことに挑戦したい!
そう思って中々取りかかれないということはないでしょうか



自分を変えるためには、自分の内側の世界か、外側の世界を変える必要があり、受け身な姿勢ではなく能動的な姿勢になることが大切です。

知識を身に付けるには、他の人にも教えられるような反復学習を行うのが目安になります。

そして反復した学習を持続させるために、「動機付け(モチベーション)」を維持させることが鍵になります



動機付け(モチベーション)は理想を維持しながら、人間の行動を動かす活力といえます

自在にコントロールできれば、どんな夢も理想も追い続けることができます

しかし、具体的な計画が持てずに、あまりに長い道のりとなると、目先の誘因(誘惑)に引っ張られてしまいます



動機付け(モチベーション)をコントロールするには、自分を大切にする「自己愛」を誰かに支えてもらいながら、計画を立てていくか、誰かの意志を背負うことで維持することができます



この「自己愛」は心理学では大切な概念で、傷つきを癒し、自分を守り、自分を動かしていくエネルギーにもなっていきます。

しかし殻にこもり、自己の世界の中で埋もれてしまうこともあるため、社会とのバランスが大切になります。

自己愛が分かりにくいというときは、自分なりの夢や理想を思い浮かべたり、ダイヤモンドのように、輝きを失わずに社会の中で漂い、研鑽しながら洗練させていくイメージを持つと分かりやすいかとしれません

(難しい理論は分かりやすい言葉やイメージに置き換えると、引き出しやすくなるのでおすすめです。)



さて、こうした動機付けの維持は、依存や問題行動、子育てなどの教育にも使えます



動機付け面接法という方法もあり、やる気がでない、変える気がないという対象者に、モチベーションを維持させていくように関わります。



喧嘩や依存、犯罪といった何らかの行動が発生するときのメカニズムを機能的に説明すると、強い情動の中で知的な思考が機能を果たさなくなり、潜在的に抑えていた自己愛的な思考が放出される過程に起こるといえます



叱責や逮捕などの外側の力に屈服すると、不安や緊張の中で、強制的な指示には従います

しかし、拘束から解放されると本来の自己愛的な思考が再び現れてきます。



このときに、コントロール機能を果たす自我を自分の中で養っておく必要があります
 
人間の行動を動かし続けられるのは負の感情に支配された受け身的な動機付け(モチベーション)ではなく、能動的な正の感情を求める動機付け(モチベーション)です



健康的に広がろうとする可能性にアプローチして、自分がどうなりたいのか、何を生み出していきたいのか、向き合っていくことで葛藤に打ち勝てる対決的な自我を作り出していきます。
 
 

この「対決」という考えは、ゲームやスポーツ、映画などの日常の中でも使われています。

なぜ自分とは直接関係ないのに熱くなるのかと考えてみると、そこには心理的なメカニズムが働いていて、闘争本能は身近なところで発揮されています



対決を意識するには、自分が今何に熱意を向けているのか考えてみると面白いかもしれません 

今できてないことがあったとしても、それは怠けているのではなく、動機付け(モチベーション)の維持が上手くできていないだけといえそうです



理想的な自己イメージを温めながら動機付けを高め、対決によって打ち勝てる自我を作り出すというお話でした(^^)

今回の心理学コラムの内容はラヂオきしわだ「中村だいすけの映画で語る心理学」5月放送にも連動いたしますので、お時間ある方はご視聴下さい(^^)

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長らくブログの更新お待たせしました。

できるだけ心理学の話題を取り入れた記事を書こうと思いながら、3月も目まぐるしく過ぎて気づけば4月。



公認心理師の登録証が届き、認定されました。
 
平成最後にできた心理学の国家資格で、登録番号も平成31年と似ている331号という早い番号をいただきました。
 
オフィスの内装も変えました
 面接室

 応接室

 プレイルーム

 ミーティングルーム

トイレも新しくなりました

各所に遊具を配置
 
ハンドベルや鉄琴、ギター、キーボードなどで音楽療法もできます
 
コミュニケーションの相談の中には、聴覚情報を記憶するのが苦手で、勉強や会話に影響がでている方もいます
 
トレーニングを行うと、聞いた指示の覚えもよくなり、音程を正しく記憶してアウトプットができ、いわゆる音痴も改善されます

関心のある方は、またお尋ね下さい。



名刺もデザイン事務所で新しく作りました(^^)
これまで警察や少年鑑別所の面会や公的な施設に入る際に、臨床心理士の登録カードを見せて入っていましたが、公認心理師には登録カードのようなものがないので、名刺に登録番号を入れました
モチベーション上げながら新生活励んでいきましょう(^^)

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先日は小学校の保護者と全児童への講演会を2部構成で行いました

神戸新聞にも掲載されました(^^)


去年に引き続きオーダーメイドのスーツが届いたので、それを着て講演に臨みました



保護者講演会では、子供との遊戯療法の解説を行い、人形遊びを通して、安心感のある枠組の中で、不安体験をユーモラスに再構築していくことを説明しました。




児童講演会では1年生から6年生までと幅広い年齢であっため、今回は歌と魔法を取り入れた心の講演会として開催しました。





宙を舞う魔法

心を読む魔法

瞬間移動の魔法



いずれも、不思議だけど、なるほどと思ってもらえるような体験になったかと思います。



目の前の現象を物理的に変化させてしまう魔法は、発想の転換と言葉を工夫することで可能になります

誰でも人を幸せにする魔法は備えていて、あとはそれを実行できるかです



ある子供に、カウンセリングは楽しいけど、親はどういう意味があるのか聞いてくるので、どう説明すればいいかと聞かれました

楽しいという答えは子供の中で、すでにでていますが、親に対する回答として

「幸せになれるように少しずつ目には見えない強くなれるような魔法をかけている」という説明を一緒に考えました。

帰って母親に話すと、「その魔法私も教えてほしい」といってもらえたそうです。



本を読むことも勉強をすることも、スポーツをすることも、みんな魔法の世界とリンクさせることができれば、日常世界が変化して見えてきます。



講演が終わって、映画公開初日だったメリーポピンズリターンズを見たら、「見方を変えたら世界は変わる」と同じメッセージを伝えていました。



昔を懐かしみながら、楽しかったと思えるのも、この世界が夢とロマンに満ち溢れて見えていたからなのかもしれません

最後はオリジナル曲の宇宙旅行を歌いました





帰りに先生が、講演をヒントにして子どもたちがよく通る場所に掲載したとおっしゃっていました。


素敵な魔法が沢山描かれてました(^^)