「わたしね、人生ってグミ・チョコレート・パインみたいなものだと思うの。」
小説「グミ・チョコレート・パイン」でヒロインが主人公に言ったセリフである。
ここでいうグミチョコレートパインとは、ジャンケンで勝った目に応じて進む遊びのことを言う。
(グーで勝つ→「グミ」の文字数に応じて2歩進む、チョキで勝つ→「チョコレート」で6歩、パーで勝つ→「パイン」で3歩。)
ジャンケンで勝ったり負けたりして何歩ずつか進んでいる内に勝者と敗者がくっきり別れる、それが人生だという。
作中では、主人公が密かに想いを寄せていたヒロインが女優として大ブレイク。置いてけぼりにされた主人公は自分の魅力や実力の無さ、そして彼女への執着で精神を病んでいく。
序盤でジャンケンをするシーンでは、主人公はチョキを出す。先を行くヒロインに追いつくには「チョコレート」を狙うしかないと。しかし、物語後半のジャンケンをする場面ではグーを出す。
精神の病から復活する際、どん底にいる自分がすべきは逆転策を考えることではなく、地道に行動することだと気づいたからだ。
自分もTwitterのフォロワーが数十人しかいない現状をひっくり返すようなブログを書きたいと思いスマホを睨んでいるが、終わってみればいつも箸にも棒にも掛からないクソブログ。まぁ、それでもいいのかな。そういえば、新日の後藤洋央紀も10年近くそんな感じだ。
凱旋帰国後即G1を獲りエースに名乗りを上げたがその後は尻すぼみ。最近はシングルのタイトルに縁遠い。
しかし後藤はマイペースに歩き続ける。ベルトへの執着は見せない。しかし今年のG1では内藤を撃破。潜める爆発力は随一。何かチャンスがあれば一発でIWGPを獲ることが無くはないと思う。今年のG1がそのチャンスとなるか?
なんと棚橋に勝ち、予選生存!!
ここで負けて敗退していたら、G1のGはグミのGだった…というのをオチにしようとしていたが、今年こそ後藤のGになるのかもしれない?
(後藤の決勝進出条件は、後藤がEVILに勝ち、ザックが内藤に負けること。そうすると4勝2敗で3選手が並び、
・後藤→内藤に勝ち
・内藤→ザックに勝ち
・ザック→後藤に勝ち
となり、優劣がつかず決定戦が行われるらしい。ソース(東スポ)
こんな面倒臭いことが起こるか?という疑問はあるが、何の因果かまさにジャンケン状態!それは何としても勝ち進んでもらいたい!)