風に立つライオン | プロレスラーにあこがれて

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@nakamuraigf

2019年3月末、新日本プロレスの金光輝明選手が退団した。

2016年末に頚椎の大怪我。
その後、結果として2年間もの欠場。
彼が欠場していた2年間、新日本の若手事情は大きく変わった。

岡、北村、海野、成田、八木デビュー。
辻、上村入門。
第11回ヤングライオン杯開催。
川人、岡が海外遠征へ。
辻、上村デビュー。
八木退団。
北村退団。


金光が欠場していた2年間。道場で苦楽を共にした後輩たちはデビューを果たした。新たな後輩も入門した。
リングを去る仲間もいた。
でも彼は諦めなかった。

生命さえ危ぶまれた大怪我だったが、リング復帰を果たした。

2018年末、2年ぶりの復帰戦。タッグマッチ。
同じコーナーには若手のホープ成田連。
対角線には海野翔太、吉田綾人が立つ。
海野は金光の欠場中にデビューし、今年のニュージャパンカップでは棚橋戦に大抜擢。会社に猛プッシュされている若手エース候補。

金光は燃えていた。先発は金光と海野。
手に汗握る、緊迫感溢れるレスリング勝負。
情念。ジェラシー。レスリング。


遅れてきたヤングライオン、金光輝明。

しかし4ヶ月後、金光は新日本プロレスを退団した。
"退団"ということだが、本人のインスタグラムによるとクビに近いものだったように見受けられた。

ヤングライオンもキレイなプロレスをする今の新日本において、泥臭さとジェラシーで闘った金光輝明。

新日本プロレスは金光輝明を活かすことができなかったが、金光選手には新日本プロレスの名を活かしてこれからも闘って欲しい。