相馬市 中村幼稚園タカシ先生のブログです。幼稚園の出来事や事務連絡などを記していきます。
夏休みに、中村幼稚園のインスタを始めてみました。2学期に入り、概ね朝の自由時間。中村幼稚園でいう0時間目の活動を掲載していますが、目下タカシ先生の目標は「1日1ショット掲載する」という、無謀とも思える目標を立てているのです。まぁね、皆様のお弁当作りと一緒で、細く長く続けるにはあまり気合を入れすぎないということが大切でありますので、見ている皆様も気楽にご覧ください。何せタカシ先生は、このブログの更新や週1回の幼稚園便りをも手がけているものですから、いわゆる「ネタ」が尽きてしまうということもあるのです。さて、今日の帰りの時間に保護者の方が、こんなことをタカシ先生に言うのです。「インスタいいですね。なんと言うか『その続きがある』と言うふうな写真がステキです」と。なるほど。自分ではなんとも思っていませんが、保護者の視点ではそんなふうに映るんですね。その保護者の感想に「なるべく写真を1枚しか載せないようにしているからね」とか「写真を撮るコツがあるんですよ」とか、まぁ知ったような口をきいて返事をしてしまったわけですが、なんつうかその保護者の『その続きがある』という表現にはタカシ先生も、その感性って大切かもしれないなぁ。と妙に感心してしまったのです。あいにくの小雨模様の中のお迎えの時間だったので、じっくり話すことはできませんでしたが、保護者の皆様やカメラマンが撮るような立派な写真ではなく、『その続き』を想像させるような、そんな写真を目指してインスタを更新していこう!と思った次第です。と、その保護者が帰った後、今度はお迎えに来たお父さんが「(息子が載った)インスタ見ました!」と笑顔で声をかけていかれましたよ。そのお父さんも『その続き』を感じてくれたのでしょうか?インスタの2歳児の瞳の向こうに映っていた年長さんの朝の活動の一部。正しくインスタ写真の2歳児の目線の先の「その続き」
やっと晴れました。今年の夏は雨模様9月に入っても全然晴れずに、プール遊びも早々に終了し運動会の練習も園庭で行うことができず、なんだか欲求不満な毎日です。ただいま幼稚園では、来年度入園希望者の園見学を行なっている最中ですが、園庭でのびのびと遊ぶ子ども達の姿を見せてあげられないのがとても残念なタカシ先生なのです。そして、今日。やっと晴れたと思ったら、うだるような暑さ。まったくこの寒暖差は、子 どもじゃなくても体調を崩しちゃいそうです。しかし幼稚園では、ここぞとばかりに園庭で運動会の練習。全体で並んでみたり、競技の練習をしてみたり。年長鼓笛隊は、暑くなりきる前に早々に終わらせていました。こうして担任は、子ども身体に大きな負担がかからないよう注意を払って活動をしているのです。そんな中、タカシ先生は今日も園見学のご案内です。子ども達が園庭で運動会の練習をしているのを横目に。その時です。園見学に来たお友達が一瞬、運動会の練習をしている子ども達の方へ走り行きました。そんなお友達の姿をみて、数年前の入園案内の時を思い出しました。その当時のお友達。今日と同じように園庭で園児が運動会の練習をしていたのです。題目はフォークダンス。音楽に合わせてダンスダンス♪しているその中に駆けて行き在園児の輪の中に入って一緒に踊り始めたのです。当時の在園児もそのお友達を輪の中に入れフォークダンスに混ぜてくれ、担任も振り付けを教えてくれたのです。そんな数年前の出来事を思い出しつつ、今日幼稚園にやってきたお友達を見て数年前を思い出したのでありました。見学はテラス席の日陰でね
月曜日は、荒天の為に幼稚園はもとより市内の小中高が全て休校となりました。タイミングよく、前週の金曜日に天候不良時の幼稚園の対処の方法をお手書きにして保護者の皆様にお知らせしていたおかげで大きな混乱もなく、そして被害もなくすみました。保護者の皆様におかれましては、ご協力いただきありがとうございました。休園とはいえ、間違えて登園してしまうご家庭がないかタカシ先生は1人出勤しておりました。幼稚園を見て回ったり、子どもたちがいないうちにやっつけておきたいお仕事をしたり。晴耕雨読のごとく、積読しておいた本を読んだりしておりました。ちなみに今読んでいる本はこちらです。子育てと脳の関係はずいぶん前から知っていましたが、民間人から学校長を務めた工藤勇一校長の著書なので、手に取ってみたというわけです。新版 最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方Amazon(アマゾン)の子育てさて、こちらの本がバズっているというわけではなく、大雨の様子を朝イチと雨が強まった10時頃に撮影し、今夏から始めたインスタにここぞとばかりにアップしたのであります。すると!です。一般人としては、多すぎると思われる17000人もの人々が、中村幼稚園のインスタを覗いてくれました。たしかに、大雨の情報収集のためにネットを徘徊してたまたま見つけた方もいるとは思いますが、HP開設苦節25年であるというのに、インスタ開設1ヶ月も経たないうちに1日の閲覧日数がこんなことになっちゃって、令和のこの世の中のSNSの凄さを実感しつつ、ちょい怖くなってしまうタカシ先生なのでありました。そして、9/9「救急の日」の夕方からまた雨足が強くなってきましたよ。みなさんどうぞご安全に!
みなさんこんにちは、中村幼稚園タカシです。【9/7(月)は休園の措置を執ります】台風24号が秋雨前線を刺激し、明日(9/7)は暴風雨が予報されています。またところにより局地的な大雨も予想されます。登降園時の園児及び保護者、教員の安全確保を確実にするため、明日9/7(月)は、幼稚園を全面休園にします。自由欠席日ではなく、どんぐりクラブも行わない「全面休園」ですので、お間違えのないようにご注意ください。お仕事をされている保護者の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご協力をお願いいたします。尚、荒天にならなかった場合は、安全を最優先に考えた措置という頃を踏まえ、何卒ご理解ください。中村幼稚園 タカシ尚、相馬市内の公立学校も全校休校の措置が取られるようですので、学校からの案内などもご確認ください。
今日の午前中は、ものすごい豪雨でした。その時タカシ先生は野暮用で市役所に赴いたのですが、行きではワイパーを最強にしても前が見えず、帰り道では、車が進まなくなってしまうのではないかと思うほどの浸水地域が複数あり「このまま車が止まったらTVに映ってしまうのでは…そして視聴者に気の毒がられるかもしれん・・・」と、心臓バクバクでハンドルを握るのでした。そんなこともあって、この荒天が続いた時の事を考えてラインお知らせをした次第です。失礼しました。さて、雨続きの日々ですが、こんなに雨が続くと幼稚園ご自慢のお庭で遊ぶことはできません。しかし、お友達もその辺は心得ており、お部屋で静かに・・・、いや、静かになんて遊んではいませんが、それぞれがぬいぐるみを並べてままごとをしたり、ブロックをひっちらかしたり、絵本を読んだり、自由画に絵を描いてみたり、思い思いに遊んでいます。クラス保育が始まると、制作やワークブックをこなしていたりしますが、時折光る稲光に「ぬおぉぉ!!と、ガラスにへばりついたりしているのです。そんなお友達の気配を感じながらタカシ先生は、保護者の皆様からかえってきた「あゆみ」の保護者通信欄全てに目を通しています。1学期と年度修了日に、担任目線でお友達の園生活を保護者へお伝えする「あゆみ」中村幼稚園では、保護者との連絡帳を使用していませんが、こそれがない分この「あゆみ」に内容が凝縮され、きっと保護者の皆様も「中村幼稚園の先生ってよく見ているなぁ」と感心することでしょう。そして、タカシ先生はそれを踏まえ保護者通信欄にある皆様からの一言に「温かいなぁ」と、貪るように目を通しているのです。年長組保護者の皆様の中では「夏休み、よくお手伝いをしてくれました」というお返事が多くございます。年中さんのそれは「クラスが変わって新しいお友達に慣れるのもあっという間でした」というお返事。年少さんのそれは「先生が大好きで、休みでも幼稚園に行きたいと言っています(笑)」というお返事。そして2歳児の年少々さんは「最初は不安でしたが、幼稚園が楽しいようで先生が大好き!とても安心です。家では幼稚園であったことをよく話してくれます。」というお返事などなど。そのほかにも、親の心情、子どもの心の動き。夏休みの出来事などなど、タカシ先生のくだらないこの文章なんかよりもとても読み応えのある、そしてなによりも温かな親の視点での子どもの姿が書かれてあり、タカシ先生は目を皿のようにして読み、本当いい家庭ばっかりと子どもの背景を想像しながら読んでいるのです。このあゆみは、成績表のようなものではなく、子どもの幼稚園での素の姿が記されています。そして、在園年数分持っているあゆみは、きっと一生の宝物になるでしょう。全員分のあゆみ、読ませてもらってます!!ありがとうございます!!!
R8年度2学期の始まりです。昨日が公立小中、今日が中村幼稚園、明日が高校、と相馬市内も本格的に2学期が幕開けしました。幕開けした途端に猛暑となり、夏休みボケに拍車がかかり、頭がボーっとしちゃいます。と、そんな状況で出勤すると、目が冴えるようなお手紙が届いていました。以下、そのお手紙題:がんばろう! 入園してからは驚きと感動の連続でした。入園初日の帰りに「さようなら」ご挨拶できたこと、2日目の朝には「先生のところに行く」とはっきり言ったこと、朝、先生の姿が見えると駆け寄って行きジャンプをしたこと、日中先生に抱っこしてもらい「さびしい」と気持ちを伝えられたらしいこと、どれも他愛もないことかも知れませんが、とても嬉しくこれまで見たことのない姿に感動しました。先生方を頼って、誰かを頼って、外の世界でも過ごすことが出来るよと見せてもらったような気持ちでした。 入園して間もなく園歌を覚え、自宅で大声で歌ったときには、卒園生の私は嬉しさと懐かしさでいっぱいでした。マイクを持ち、エンドレスで…手叩きを要求され…そうか、こんな一面もあるのかと驚きました。 毎日の歌やお当番さんごっこ、ピアノを弾く真似など、今日はこんなことをしてきたのかな?これが楽しかったのかな?と思うことが多々あります。子どもが楽しかったことを想像することも日々の楽しみになっています。 勿論楽しいことばかりではなく、何かと闘っているな、、と思うことが多々あります。そんなときにどうするか…私が試されます。 色んな気持ちを経験しつつ、親子共々成長できることを期待して、園生活がんばっていきたいと思います!=============このお友達が、幼稚園で過ごすその様や、保護者の方の心の揺らぎまでもが手に取るように伝わってくるこのお手紙。きっと、入園させるまでには、親としてとても心配な思いをされていたのでしょうね。しかし、その親心とは裏腹に自身の子が、親以外の大人と、そしてお友達に囲まれ、短期間で成長していく姿が描写され、タカシ先生はえらく感激したのです。一方、「楽しいことばかりでなく」とあるように、帰宅後に冴えない顔をしていたり、何かあったのかなと親の目に映る子の姿を見て「私が試されている」と、親としてのハードルを一つ越えようとしている、その姿も見てとれます。ただいま幼稚園では園見学の時期です。昨日も先週も、園見学に来られた方がいらっしゃいましたし、みなさんもタカシ先生と一緒に園舎を一回りしましたね。その時の不安は、親として当たり前のこと。でも今となっては、「どうしてあんなことを心配していたのかしら?」数年前の自分に対して思ってしまうでしょう。そして、きっと過去の自分にこういうでしょうね「中村幼稚園なら大丈夫だよ」と。そしてタカシ先生もその時にみなさんに言ったと思いますよ「大丈夫ですよ」って。この「大丈夫」という言葉の中には「子どもの力を信じる」という影のメッセージが隠れています。今回のお手紙の中にもこうあります。「先生方を頼って、誰かを頼って、外の世界でも過ごすことが出来るよ」中村幼稚園という社会に一歩出たお友達。保護者の方がいなくても、幼稚園には「幼稚園のお母さんが」そして「気心知れるお友達が」います。1人で来ている幼稚園だけど、中村幼稚園は決して独りぼっちじゃない幼稚園なんですよ!沢山のお友達と、優しい先生。2学期もみんなで元気に遊ぼうね!!
8/18(火)から不通となっていました【幼稚園固定電話の着信が復旧】いたしましたのでお知らせいたします。NTT回線は異常ありませんでしたが、今度は警備会社回線の点検が入ります。時折繋がらない事があるかもしれませんが、その時は時間をおいてからお電話ください。みなさまへは、大変ご迷惑をおかけいたしました。中村幼稚園 タカシ
【固定電話の故障について】8/18現在幼稚園の固定電話の着信のみが不通となっています。NTT回線を調査したところ、回線に異常が見られ、修理が8/21(金)となる見込みです。つきましては、夏休みの時間外保育の欠席や幼稚園へのお問い合わせは、下記の電話番号へお願いいたします090-2970-5607中村幼稚園 タカシ
長い人生において「初めて」という経験をする場所が幼稚園であります。集団生活はもとより、親以外の他人の大人と長い時間接すること。同年代のお友達と遊ぶこと。もめること。運動会をすること。クラスでみんなで歌を歌うこと。例を挙げればキリがありません。初めての経験ですから、成功することもありますし、失敗することもあるでしょう。人はそうして成長していくのです。「我が子にはなるべく失敗をしないように‥」と願うのが親心でしょうが、失敗が人を育てるのは言わなくてもわかることです。何事も手っ取り早くとか、人よりも先にとか、小学校に上がる前にとか、そういうことを「助長する」といい、子育てに関して言えばその助長は決して子どものためにはなっていないもので、親の自己満足であったりするものなのです。さて、その初めての中には、こういうこともあるでしょう。それは・・・「初恋」幼稚園での初恋のターゲットは、おおかた「幼稚園の先生」でありましょうが、残念ながらタカシ先生の容貌では女子が「初恋はたかし先生なの〜♡」なんてことはありえないでしょうな。もちろんうちの幼稚園教諭陣は、可愛いく、お母さんのように優しい先生ばかりなので、中村幼稚園男児にとって「俺の初恋はなぁ、実は幼稚園の先生なんだ!」などという卒園生も数多くいることでありましょう。しかし!うちの息子は違うのであります。それは約12年前。年少時の息子にたかし親父は聞いたのであります。「お前、好きな女の子いるだろう」と。すると、純粋無垢な3歳の息子はこうタカシ親父にこう返したのです。「○ちゃんが大好きだよ!」と。タカシ親父は園長先生でもあるので、「その女の子が好きだ」というその息子の嗜好に妙に納得し「わかる、わかるなぁ」と、深く頷いたものです。そして、息子の園生活を電柱の(電柱はないけれど)影からコソっと覗いてみると、彼女が近くにいるというのにも関わらず、つっけんどんな態度で、仲良しな男の子とおバカな遊びをしているので「おまえ!アタックせぃよ!!」と、キーっとハンケチをかじるのでありました。そして彼らは卒園し、今年息子は中学3年となり10年という月日が流れたのであります。今日お盆休み明けで幼稚園の事務所にいると「こんにちはぁ!」と卒園生のお母さんがやってきました。お母さんの後ろには、息子の初恋の彼女がちょこんと笑顔で顔をのぞかせ「タカシ先生こんにちは」とお辞儀をしています。笑顔の素敵な女性に成長した彼女ももちろん中学3年生。そこで、タカシ先生は一瞬にしてタカシ親父に戻り「ちょまて、息子を呼んでくる!!」と自宅に戻り、受験生というのに、惰眠を貪っていた息子に「おまえちょっとこい。なんだそのボサボサな髪は、櫛を、ブラシを当ててから来るんだ!」と、髪をとかしてくるようにいうのです。そして、タカシ親父の後を面倒くさそうについてくる息子。「なんだよもぅ」なんていう息子に「お前の初恋の人がきたんだ!」というと、「あ?そんなの覚えてないよ」と言いながらもまんざらでもない表情で親父についてきていざ、ごたいめーーーっんなんか、モジモジしている2人。青い!春い!!これぞ青春!!!タカシ先生も、その女の子のお母さんも胸がキュンキュン。「お前、幼稚園の時、○ちゃんが好きだって言ってたんだぞ!」という親父の言葉に頭をかきながら「そんなことあったかなぁ・・・」と。対する女の子は「んぎゃーー!!」と顔を真っ赤にして大爆笑。かくして思春期真っ只中の2人は、たかし親父に無理やり握手をさせられ、お互い10年前の年少時を思い出すように写真の収まるのでありました。おまえら、来年高校でもしや?!!(きゃーーーー♡)10年ぶりに会った初恋の人。息子眠たそう(笑)手に持っているのはラブレターではなく、息子が年少の時のお遊戯会の写真です。第5巻150Pにも「初恋?!」のお話載ってます。さくらの木の下で: さくらの木の下で紡がれる子ども達の記録Amazon(アマゾン)
暑中お見舞い、申し上げません!!本日、福島県は梅雨明けしましたが、なんですか?!この寒さは!!昨日の福島TV齋藤さんの天気予報では福島市鷲倉が日本一気温が低かったと嘆いており「梅雨明けの判断は明日だが、難しい判断になりそうだ」と嘆いておりました。立秋間近の本日、やっと晴れましたがなんだか夏らしくありません。暦の上では金曜日から「秋」ですよ!こんな寒い幼稚園。子ども達が毎日50名強登園していますが、雨続きで園庭でも遊べず、もちろんプール遊びもできず。それでも先生方はホールをエアコンを快適な温度に設定して、サーキットゲームなどをしてお友達の身体を存分に動かしてあげています。そんな中、タカシ先生は重い腰を「よっこらしょ」とあげて、幼稚園のインスタを立ち上げましたよ。園長便りやHP。その中にはブログもありますので、インスタ更新にまで手が回らないと思っていましたが、そうだ!インスタからHPへリードすればいいのかも?と、やってみたのであります。もしかしたらインスタのみの㊙️案内もあるかもしれません。ぜひお友達、お知り合い、卒園生、未来の中村幼稚園っ子の保護者の方へご紹介くださいね!そして、誰かが待ち望んだであろう、作家タカシ先生の著書「さくらの木の下で第5巻」が8月にアマゾンから発売されました!3.11から2年。中村幼稚園の子ども達はどうなってしまったのでしょう?夏休みはじめには熊本でも同じように大地震がありました。3.11に加え、その後震度6強を2度。さらにその間に水害に1週間で2度見舞われた相馬市も、少しずつ復活しています。熊本に皆さんも、相馬に負けじとガンバッテクダサイ!!相馬市からの支援物資も、もう少しで到着しますよ!!さくらの木の下で第5巻発売開始です!!さくらの木の下で: さくらの木の下で紡がれる子ども達の記録Amazon(アマゾン)
ある卒園生の保護者からお手紙をいただきました。「中村幼稚園でよかった」というものです。最近幼稚園の話題は「プール」です。今日も朝から30度超え。子ども達は当然のように「プール入れるね」と、水着バックを肩に下げ正門を潜っていきます。プール遊びには決まってタカシ先生も監視のために同行していますが、そこではこんなやりとりがある場合があります。「あなたは、プール遊びできません。ここ(タカシ先生の隣にプールサイド)に座ってなさい」この時のタカシ先生の剣幕さは保護者の皆様でもビックリするでしょう。「た、タカシ先生、顔も怖いけどプールの時も怖い」って。どんな時にそうなるのか。プールサイドからふざけて「ドボン」とプールに入った時。泳いでいるお友達や、ワニ歩きのお友達に抱きついて遊んだ時。水に浸かっているお友達の頭を水面に押しつけた時。大抵この3つがタカシ先生に大目玉を喰らう原因です。保護者の皆様ならばお気づきでしょうが、タカシ先生が叱る時の1項目は、命に関わる場合です。幼稚園のプールは水深約50cm。飛び込みは自分が怪我をするだけでなく、万が一誰かが泳いでいるところへジャンプしたら、それはそれは大変な事故につながります。また、抱きつきは一見仲のいいように見えますが、自分の思うように身体を使えず2人とも溺れた状態になります。その場合、人間の本能として何かに捕まる行動をとりますので、2人とも沈んでしまうことが懸念されるのです。お友達の頭を水面に押しつける行為は、言わなくてもわかりますね。こういうことは数年に数回、数人しかいませんが、タカシ先生や担任はそういうところは厳しく目を光らせ、厳しく対処しているのです。そこに辿り着きそうな場合は、先に芽を摘んでおく声かけは毎日です。「それでもなお」となると大目玉になってしまいます。さて、先の保護者の方のお手紙にはなぜ「中村幼稚園が良かった」ということが書いてあるのか。それは、他の施設を卒園してきた子ども達の「学校でのプール授業の酷さを目の当たりにし愕然としたもの」です。小学校ではプール授業があります。うちの息子も娘もそれはそれは楽しみにしていますが、今年の低学年の間では友達を沈めて遊ぶことが流行っているらしいのです。それを見ていた見学の子でさえも「プール授業は嫌だ」と言い出すほどの酷さだというのです。一方中村幼稚園を卒園した子ども達は、こういう子たちに流されず中村っ子でまとまって遊んでいるというものでした。「ふざけてもやってはいけない」という心が、幼児期に育っていない証でしょう。いわゆる自制心が効かない子なのです。万が一の事故になった時に「ふざけてた」「間違った」という言い訳は通用しないのです。その子の粗暴さが「親」なのか「幼児期の施設での過ごし方」なのか、そこはわかりませんが、毎年小学校の低学年での問題行動を耳にするのは、他の幼稚園を卒園してきた子の粗暴な学校及び授業の生活態度です。「小学生になればわかるだろう」という考えは誤りで、幼児期に経験してこなければ子どもがわかるはずがないのです。集団生活の中で、そういうことを経験させず、幼稚園教諭が教えてこないのでしょう。そして幼児期の幼さの為に恐怖で抑えられてきたことが、小学生になり体力、言葉、身体の成長により大人、特に他人である教員のいうことを聞かなくさせてしまうのです。教員への信頼関係も薄いのかもしれません。ですから、大人の目の届かないところでは粗暴になるのでしょう。ですから、そういう子はきっとこう言われているのです。「小学生になってもわからないの?」と。もちろん、中村っ子にもやんちゃな子はいますし、学校が合わない子もいるかもしれません。それでも、「やっていいことと悪いこと」の分別はつく子ばかりです。なぜそれを言い切れるのかといえば、それは中村幼稚園ではそういうところの幼児教育については手を抜いていないからです。それはプール遊びだけでなく、普段の幼稚園生活でもそうですし、子どもの心を育む中村幼稚園独自の教育プランを持っているからです。そして、その保護者のお手紙の最後には『命に関することでは、火や水の怖さを教えていただき、感謝しています』」と結んでありました。中村幼稚園を卒園した子が、それらの子の被害者にならないことを祈るばかりです。
夏休みを控えて、少しずつ荷物を持ち帰っている子ども達です。ちびまるこちゃんのある回では、小学校の用品をちびちび持ち帰らないまるちゃんが、朝顔の鉢を持ち帰るのに一苦労した場面があり、「桜ヶ丘小学校までの道のりが長かったタカシ少年も大変だったよなー。ランドセルは重いし」と、思いを馳せておりました。年中さんは今日、ピアニカを持ち帰ったのですが、お迎えを待つ間ある女の子がタカシ先生にこんなことを言うのです。女の子「タカシ先生今日はとても楽しかったの」タカシ「そうだねぇ。プールが気持ちよかったもんね」女の子「違うの、ドキドキしたの」タカシ「何にドキドキしたの?プールじゃないの?」女の子「ピアニカをするとドキドキするの。とても楽しくって!」タカシ「そうなの?いい音がするもんね、ピアニカ」女の子「うん、お家でも練習しようかな?」タカシ「お家でもドキドキしちゃったら最高だね」女の子「そうだね、ドキドキ楽しいね」どうです?この会話。もうタカシ先生は思い出すだけで胸がキュンとしちゃいます。だってみなさん、楽しくって胸がドキドキする感じ。今までの人生の中で、味わったことはあるとは思いますが、大人という域に入ってからそんなことを感じる余裕がないというか、そういう世界はとっくに卒業したというか、大人になると鈍感になるというか、そういうことはあるのだけれどそうそう口にしないとか。口に出すことすら憚れる、そういう立ち位置になってしまったのですよ。大人ってなんかやだなー。それをです。ピアニカを抱えた帰りの待ち時間にタカシ先生とベンチに座って「幼稚園でやるピアニカが楽しくてドキドキ」と話す2人。いやぁ、絵になる。誰か画家を呼べ!この2人の背中から覗くピアニカと午後の風にそよぐ女の子の長いくて細い髪の毛を絵画にしたまえ。その絵を見た人は「きっと女の子はピアニカを家でもやってみたいと思っているに違いない」と、子どものこの心情を読みたまえ!と、絵画の世界に入り込むほど素敵な会話だったのです。年中さんの女の子は、まさしく幼稚園のピアニカを心から満喫している証拠な会話なのであります。音楽というのは「音を楽しむ」と書くのです。幼児期に、絶対音感をみにつけるのだー!とか、美しい声を奏でるのだー!とか、心を一つにするのだー!とか、音楽の本質からかけ離れた音楽が子ども達を音楽嫌いにしておるのではないか。帰りのバスの中なんて、音程がしっちゃかめっちゃかだけど、まさしくリズムにノリノリで、しかもいつの間にか替え歌になっていたりして。それでも笑顔が絶えず、子どもは子どもなりの音楽を作り出してとても楽しそう。音楽を音楽としてではなく生活の一部として身の回りにあることこそが音楽の本質なのではないかと、思うタカシ先生なのです。ピアニカの女の子のお家でもドキドキしたピアニカの音色が聞かれるのかしらね。大切なピアニカ。持ち帰ったら放置してはなりませんYO。カビルンルンになっちゃいます。
やっと青空が見えました。梅雨の合間に青空が見えると「梅雨明け間近か?」と思ってしまいますね。梅雨はまだ明けないものの、今週末は猛暑の予報になっています。そんなときに活躍するのが、プーーーーールです!幼稚園では、天気が良ければ毎日プールに入れます。午前中いっぱいプールの監視についていると、50代のタカシ先生はゲッソリしてしまうのですが、それでも子ども達の歓声にパワーをもらって監視を続けられるのです。もらうのはパワーだけではありません。一時の「涼」ももらえます。プールが常設されている幼稚園はそうありませんね。市内小学校でさえプール廃止の動きですから。しかし、「砂場」という施設はどの幼稚園にも常設されているものです。昔の文科省のお偉いさんが「幼稚園には砂場を常設すべし」と命を打ったこともあり、ほとんどの幼稚園には砂場があることでしょう。もちろん中村幼稚園にも砂場がありますが、なんつうか中村幼稚園の場合、園庭全てが砂場と化してしまっているのですがね。「人生の全ては砂場で学んだ」なんていう本もあるくらい。しかし、この砂というのが結構厄介なんですな。この時期。汗ばんだ肌に砂がくっついちゃうとなかなか取れませんな。しかも1学期の新入児ときたら「砂をかけておもしがる」という子どもらしい行動をとるもので、タカシ先生は「砂を投げちゃうとお目目に入ってイタイイタイになっちゃうからお友達には砂をかけないでね」と言って回るのです。中村幼稚園のお友達はとてもいい子なので「うん、わがった!」なんて言いながら、お友達に砂をかけることはやめ、代わりにタカシ先生の足に砂をかけ、足の甲に砂を盛るのであります。であるからして、タカシ先生は一張羅で出勤するのではなくジャージで出勤しているのであります。一方プールでは違います。水遊びに興じるお友達。ジョウロやバケツ。小さな水鉄砲なんかで水を汲んでは流し、掬ってはこぼすという、エンドレスな水遊びをしています。そんなお水を、お友達の背中にかけてみたり、時には顔面めがけてかけていますが、またそれが気持ちがいいので、プールの中はいつも子ども達の歓声に包まれています。もちろん、砂をかけ続けられているタカシ先生も、お友達にとってはいい的です。ジョウロに水をたくさん汲んでタカシ先生の足元にやってきてタカシ先生を見上げ、不敵な笑みを浮かべて水を「ジャバジャバ」とかけてご満悦。冷たいプールの水をかけられるたびに「ちべたいなぁ」って反応してあげるので、お友達はエスカレートし、お友達が次から次へと集まってきて、タカシ先生の足に水かけ合戦となってしまいます。砂場のそれと違って、注意されるどころか面白おかしく反応しているタカシ先生に、子ども達も満面の笑みでプール遊びを満喫しているのです。こんな遊びの中でも「やっていいこと悪いこと」の区別をつけているのですね。タカシ先生気持ちがいいでしょう?の年少さん^ ^
ビーチサンダル、略してビーサン。社会人がビーサンで出社するなんて、よっぽどの職業か、変わり者か。はたまた世捨て人か。なんてことを書いてしまうと誤解が生まれてしまうかもしれませんが、タカシ先生は今週からビーサンで出勤しております。なにもそれは、夏だから、いや夏だからなのですが、それには訳があるのです。中村幼稚園には全天候型のプールがあります。その為タカシ先生はこの時期「プール監視」の仕事がメインになるのです。担任と補助教員だけでもそれは成り立ちますが、やはり水の事故を未然に防ぐには「人の目」しかも「複数の目」が必要なのです。幼児のプールですので、入っている途中で「おしっこ」なんてこともあります。中には「青っ鼻」が垂れてしまったり、中には「鼻血」がでたり。いますよね、プールに入ると鼻血が出ちゃう生徒って。ウチの弟がそうでした。その度に担任が1人取られますので、タカシ先生はなるべくそういう役を担任に任せ、でかい目でギロギロと監視をしておるのです。もちろん監視だけではありません。プール前の準備や、水の管理もしています。それらを、靴で行っていると当然濡れてしまうので、すべからずビーサンでそれらを行い、濡れてもへっちゃらさ。という状態で出勤しているのです。なにも面倒臭がらずに履き替えればいいじゃないという声もごもっともなのですが、ビーサンでいることによって子ども達の反応が違うのですよ。週明けこそ肌寒くてプールには入れまでんでしたが、今日は蒸し暑くさらに日差しもあったので、絶好のプール日和。タカシ先生が園庭にビーサンで出るとそんな出立ちに気づくのはもちろん子ども達です。「タカシ先生今日はどうしてサンダルなの?!」と。そういう細かなところをしっかり観察し問うてくる子ども達に感心しつつタカシ先生は不適な笑みを浮かべて「どうしてだろうねぇ」と園庭をいかにも偉そうに横切るのです。タカシ先生の向かう方向、そしてビーサンという出立ちを複合して見出す答えはもちろん「タカシ先生!プールだね!プール。今日は入れるの?どうなの?入れるの?!!」と、尻尾をキュンキュンと振る柴犬のようにタカシ先生を後追いするのです。そんな柴犬を・・・もとい、お友達を率いながら「どうだろうねぇ、入れるといいねぇ」と、つれない返事をしてプールに向かうタカシ先生に、柴犬・・・もといお友達はタカシ先生に愛想をつかしてタカシ先生から離れ、お友達に「今日はプールにはいれっかもしれないぞ!」と報告しにいくのです。ということで、タカシ先生がビーサンを履いて幼稚園にいる時は、プールに入れるかもしれないという、お友達の想像力を無限大にそして大きく膨らます為の仕掛けなのでありました。果たして今日はプールに入れたのかしら?1年ぶりのプール遊び!これから毎日入るぞ!!
みなさんは「お花」をプレゼントされたことはありますか?逆にプレゼントしたことはありますか?タカシ先生は、卒園式の時に保護者代表の方から立派なお花をプレゼントされています。逆に誰かに花を贈るということは、あまり記憶にありませんが、母の日に息子や娘を焚き付けて「今日は母の日だから、お母さんにお花を買って行こう!」と言ったことはありますが、残念ながら夫として妻にお花をプレゼントしたことはありません。さ て、新緑に包まれ、梅雨の合間の木漏れ日が気持ちいい季節。桜や大手毬、ビオラやチューリップの時期はとうに過ぎています。花がなくても新緑が美しいこの時期の幼稚園は、本当に清々しいのです。でも、園庭にはお花が咲いていません。といいたいところですが、「花がない」と言っているのはタカシ先生だけみたい。子ども達の目線にはこんなにも素敵な花が飛び込むようです。そんじょそこらの雑草なのでしょうが、子ども達の小さな瞳にはこんなに小さな花や花弁が目に留まるようです。そして「タカシ先生にこのお花あげるね」と今にも潰れそうな小さな花をタカシ先生の大きな手のひらに乗せてくれるのです。特に、白い花弁は木から落ちてくるらしく、タカシ先生の手のひらを覗き込んだお友達が、「どこにあるの?!」と目をまん丸にして、お花をくれたお友達と手を繋いで白い花弁を拾いに行くのでした。たんぽぽ以外は何ていう花なんだろうねー。
雨続きでしたが今日は梅雨の合間の晴れ模様。子ども達は一斉に園庭で遊び始めました。タカシ先生は、週末に行われる保育参観でのご挨拶の草案を練っており、事務所で耳から煙を出していました。「限られた時間でしかも2学年の保護者の皆様向けの話は、何がいいのだろう。せめて1学年だったら話しやすいんだが。しかしそうしてしまうと、4日間にわたってしまい現実的ではあるまい」と。まぁね、中村幼稚園の保護者の皆様は、その辺レベルと意識が高いので「タカシ先生の話なんてなくてもいいんじゃね?」とも思ってしますのですがね。そんなタカシ先生をみて、年少さんと年少々さんが事務所を覗き込み「タカシ先生、なにしてんのー?」「タカシ先生、メガネが似合うね」「タカシ先生、遊ばないの?」「タカシ先生なんでお仕事してんの?」って、耳から煙を出しているタカシ先生に向かって「タカシ先生」「タカシ先生」「タカシ先生」と声をかけるものですから、話がまとまっても「あれ?何を言おうとしていたのだ?」と、0からやり直しになってしまうこと数回なのです。そんなおじゃま虫と化した年少さんと年少々さんの中の1人がバケツを持って「タカシ先生カブトムシつかまえだ」とやってきました。そんなねぇ、年少々さん、つまり2歳児がカブトムシなんぞ捕まえらるはずもなく、バケツに入っているのはきっと「うじゃうじゃ」したダンゴムシの集団であろうと思い、「はいはい、カブトムシね。どれどれ」と一息つくついでに重い腰を上げ、園庭に出てみると・・・。年少々さんの持っているバケツの中には、なんと!!カブトムシ・・・ではなく、ノコギリクワガタのメスが「捕まっちまったぁ」と、6本の足をヒクヒクさせているのです。バケツの中に入っているのはてっきりダンゴムシだと思っていたタカシ先生は、「うわ!すごいじゃん、どこで捕ったの?」ってバケツを覗き込むと「トッチで捕ったんだお。おいで」と、まんまとタカシ先生を事務所から引きづり出し、手を引いて崖の下へ連れていくのです。「ここらよ。ここにおちれた」と、トトロのメイちゃんのように、うんチングスタイルで座り、「まだいるかな?」と今度は、正真正銘のダンゴムシを捕まえて「いた」と言ってバケツに入れるのです。2歳児に捕まるノコギリクワガタのメス。そんなこと、ある?一方タカシ先生はその様子に「カブトムシも、クワガタも、ダンゴムシも区別がつかんのかい!」と、無言でツッコミを入れつつ女の子に「年長さんの虫籠にもクワガタがいるんだよ。餌も入っているから入れてあげようか?」と言葉巧みに年少々さんを口説き年長さんまで一緒にいくのです。もちろんそれらの区別がつく年長(特に男児)は、「虫籠を貸してくれ」と言いにきたタカシ先生に一体何事だ?と興味津々。年少々さんが、ノコギリクワガタのメスを摘み虫籠に入れるのを目の当たりにすると「メスだ!!メスだぞ!!」「これはコクワガタだ!!」と、血圧は一気にレッドゾーンへ。しかしそこは保育中。タカシ先生は興奮冷めやらぬ年長児に「クラスに入ってて。虫籠は年少々さんに少し貸してあげてね」と声をかけると、唇をタコのようにとんがらせて「はーーーーーい」と、クラスに戻る年長児。それを横目に、満足気にそして、これまたメイちゃんのようなしっかりとした足取りで、虫籠片手に担任の先生の所へズンズン歩いてゆくのでした。あ、明日のご挨拶、どうしよう。。。カブトムシゲット!!
昨日、男のロマンと題してブログりましたが、なんと!今日は、年長児がノコギリクワガタをゲットしてきました!2日連続のゲットにタカシ先生もびっくりです。昨日よりも立派なノコギリクワガタ今日は、年長さんが捕まえてきたと言う事で、K子先生が「虫籠はどこじゃい?」と聞いてくる事はなく、年長男児が「タカシ先生!昨日の虫籠借して!」と鼻息を荒くしてやってきました。「どうしたのぅ?」と虫籠を片手に年長児を見やると、そこには昨日よりもクワガタの顎がニョイと立派な、しかも焦茶色に輝くノコギリクワガタが「あぁ、年長男児に捕まっちまったぁ」と少し観念したように掴まれています。「急いで開けて!さっき羽根を広げて飛びそうだったんだ!!」と興奮気味な年長児をいさめるように虫籠をさしだし、昨日獲ったクワガタと一緒にしてあげたところでタカシ先生は気が付きます。そういや昨年も2匹のノコギリクワガタを1つの虫籠に入れておいたところ、喧嘩をしてしまい立派な顎を持つクワガタに挟まれて1匹を死なせてしまったっけ。と。ということで、タカシ先生は2匹入った虫籠を一旦年長児に預け、ホームセンターでダッシュ。小さな虫籠を2つと、昆虫用のゼリーを買って幼稚園に帰還。そして、年長さんが園庭で鼓笛隊の練習をしているのを横目に、クワガタをそれぞれに入れてあげ、もちろん餌も入れておいたのです。鼓笛隊の練習が終わり、年長児が事務所に前にくると担任から「タカシ先生にクワガタ見せてもらおうか!?」なんて、年長男児のようにいさんでいうものだからタカシ先生は、一見落ち着いた風な口調でこう言い返すのです。「虫籠を2つにしたんだ。1つはさくら組。もう1つはゆり組さんで飼ってもいいよ。きちんと餌もあげるんですよ」なんて、昨日かいたように甲虫をゲットした少年のように小鼻を高くして年長児に虫籠を渡すのです。そう言われた年長男児の鼻息の荒い事荒い事「やややや、やったぁ!!」クラスへ戻っていく後ろ姿は、嬉しさ満載なのでした。捕まえた直後。両脇の男児は興奮気味であるものの、真ん中の女の子はいたってクール。「たかだかこんな虫に、何をそんなに興奮してるのよ」とても言いたそう。
男のロマン。それは、甲虫。こう聞いてお父様方は、自分が少年だった頃を思い出すことでしょう。夏になればやってくる大人気のあの虫。そうです、カブトムシやらクワガタやら。そういった甲虫を捕獲しようと、夏休みには電灯の灯っている秘密の場所に自転車で向かったり、くぬぎの木に蜂蜜を塗りたくったり。しかしそこにいるのは、決まってコガネムシの事が多く、さらにはカラスに捕食されたカブトムシの頭のみが残っているという、そういう苦い思いをして大人になってきたのですよ我々は。しかし、運良くそれらをゲットした男の子は、天下を取ったかのように鼻が高くなり、虫籠をもってお友達に見せびらかすのです。そんな男の子が大好き甲虫を、毎年男の子が園庭でゲットして悦に浸る事ができるのが中村幼稚園なのです。そして、今年も早くに出てきましたよ。ジャーン!ノコギリクワガタ。例年のそれは、大抵年長男児がゲットしてくるのですが、今年の今日はなんと年少さんがゲットした模様です。ですから、一緒に遊んでいたK子先生が年少さんから預かり「ちょっと!入れ物ない?いれもの!!!」と半ばタカシ先生を叱るような大声で事務所に持ってきたのです。妻であるK子先生のその形相に「今は園長であるから、そう言う言い方はよろしくない。園長先生お忙しいところ大変申し訳ありませんが、虫籠はございませんか?年少さんがクワガタをゲットしてのでございます」「むむ、それは感心じゃ。虫籠はその辺りにしまってあるでであろう、自分で探したまえ」「そうでしたか、それでは失礼して・・・」と、まぁそんな具合に行くはずもなく、タカシ先生は機敏に「虫籠ですね!えぇっと、確か昨年ここにしまっておいたはず」と、キビキビと虫籠を探し出し、クワガタをK子先生から預かると優しく虫籠にいれ「見せろ見せろ!!」と大騒ぎする年少さんとかき分けて園庭に出、「木がないかなー、木。クワガタには木を入れなくちゃぁ〜♪」と、クワガタ音頭を歌いながら園庭を闊歩し、年少さんが小枝を拾っては虫籠に入れ小枝を拾っては虫籠に入れる。という、遊びをするのです。程よく小枝が集まったところで、それを年少さんの前に置き「みんなでクワガタ見てみようか!」と、頭を寄せ合ってクワガタを観察するのでありました。でもね、この男のロマンが始まるのはやっぱり年長さんになってから見たい。年少さんはノコギリクワガタをゲットしても、観察もほどほどに、「あっち行ってあそぼー」って、砂場の方に駆けて行っちゃうのです。まだ少年になりきってない3歳じゃしょうがないか。そして、皆が帰った事務所に1人残っているタカシ先生とノコギリクワガタ。夜行性の彼は、虫籠の中で活発に動き始めましたよ。18時です。
「小用」この場合、ちょっとした用事ではなく「おしっこ」の事です。幼稚園ってう場所は、どうもこの小用について保護者の皆様の心配が絶えないところなんですね。「ウチの僕ちゃん、まだオムツが外れていないのよ」とか「もしトイレに間に合わなくて漏らしちゃったら、先生に申し訳ないわ」とか。そういう心配事を抱えて入園してくる場所が幼稚園でありますので、幼稚園教諭の視点からすればそこはあまり重視せず「おトイレ行きたいです」と自己表現できれば、漏らそうが、間に合わなろうが、あまり目くじらを立てることはありません。もちろん、そう考えているのは中村幼稚園だけかもしれませんがね。しかし、年長組の小用ともなれば少し話が違いますね。年齢がもれなく5歳。中には6歳のお友達もいますがら、排泄については自分でコントロールできる年齢であります。時折「間に合わなかった!」ということはあれど、そんなことはそうそうありませんし、在園期間中に発達に応じた支援を先生方はしてくれているので、そこの不安をもって年長に進級するお友達もいないわけです。そんな小用の話ですが、今日の夕方年長担任が血相を変えてタカシ先生のところへやってきました。「タカシ先生!○くんが園庭の隅っこでおしっこしちゃいました!」っていう報告です。あまりの真剣さにタカシ先生は何事か?!!と一瞬眉を顰めたのでありますが、その報告が「年長児が、園庭の隅っこで立ションをした」という報告であったのでタカシ先生の眉は一気に綻び担任にはこう返すのです。「あなたには、男の気持ちがわかるまい」と。そして続け様に「そんなことは大層なことではありませんので、放っておいてよろしい」と。世の中のお母様方ならば「え?!タカシ先生それはお咎めなしなんですか?そこって、きちんと言うべきところじゃないんですか?不潔じゃないんですか?!おしっこはトイレで!って言ってくれないんですか?!!」と、それこそ眉をひそめるでありましょうが、では言います。あなたの旦那さんに「あなた、今までの人生で、た、た、た、立ションベンとしたことは、あるの?あるもんなの??!」と聞いてごらんなさい。どんなイケメンパパであっても、相馬で生まれ育ったのであれば軽く「あ?あるよ。何か問題でも?」と軽く答えてしまうため、お母様方は「ウチの愛するダダーリンがそんなことしていたなんてーーー!!キーーーー!!!」と、愛が冷めてしまうことでしょう。かく言うタカシ先生もそう言う経験がありまして、小学生の時には「軽犯罪違反だーー!警察に言ってやるーーー」なんて言われ、小さな息子を出しながら「やめてくれよぅ、止まらないんだよぅ」とブラブラさせたことは1度や2度ではありません。「漏らすよりはいい」というその自己判断。女性にはその気持ちはわかるまい。かく言うその彼も担任には「トイレに間に合いそうになかったんだよぅ」と訴えた模様。それだけ、遊びに没頭していたのでしょう。担任は、「バケツに水を汲んで流し、アルコール消毒をしておきました!」と100点の対処をしてくれましたが、そんなことに「あぁ、それで良いけど、お日様が日光消毒してくれるし、雨が降れば流れるでしょう。今日だけそこに子どもがいかなければ問題ないっしょ」と、彼の肩を持ってあげるのです。彼のそれが園庭のど真ん中というのであれば、彼には「そう言うことはお庭の隅っこでしなさい。でもそれだったらトイレに行ったほうが早いかもね」と言うところですが、園庭の隅っこで小用を足したということでタカシ先生からは一切のお咎めはないのでありました。彼は青空の下、きっと気持ちが良かっただろうなぁ。
先週の土曜日に「大規模災害お迎え訓練」が行われました。中村幼稚園では、保育中に災害が発生した場合の「保護者の行動」つまり、お迎えの練習を毎年1回行っています。幼稚園などでは、子どもの避難訓練はことあるごとに行っていますが、「保護者参加型」の避難訓練は、なかなか行われていません。こんなことを中村幼稚園で始めてから、小学校でも「大雨の時」のお迎え訓練をここ数年行っていますが、先に案内したとおり、大雨など「事前に災害につながる事が予想される時」には、中村幼稚園ではいち早く「休園」や「自由登園」などの案内をしています。それは、幼児を連れた避難は様々なことを念頭に置かなければならなかったり、準備物や親と子どもの精神状態を考えると「安全な時になるべく避難を済ませておくこと」が肝要だからです。さて、相馬市では、3.11の震度7と津波の経験があります。さらにその後震度6強が2回と、大地震に3度も見舞われている稀有な地域です。また。1年に2回も河川氾濫を起こした年もあります。その都度復興してきた相馬市ですが、これらの経験からやはり続けてきているこの大規模災害お迎え訓練は「保護者の防災意識」を考える良い機会になるようです。今回は、小雨模様でしたので幼稚園でも「悪天候の場合は園庭避難はなるべく避けたい。ただし雨の中待たざるを得ない状況になることもある」という教員の新たな視点での訓練でもありました。教員が雨の当たらないテラスに子どもを集めたり、園庭遊びが行われていない場合(保育室内)の避難。もちろん晴天時は、ご自慢の園庭で子ども達がたくさん遊んでいますので、その場合の想定もしています(ここ数年は晴天でしたからね)このように、園児だけではなく「大人が実際に経験」しなければならない訓練があるものなのです。3.11は15年も前のことです。しかし、タカシ先生はもちろん、みなさんもあの惨状は記憶に残っていることと思います。しかし、15年前にはまだ家族がいなかったり、未婚であったり。相馬ではないところで被災した方もいらっしゃることでしょう。ライフスタイルが変わると避難も180度変わって行くものです。タカシ先生自身もその頃はまだ子どもがいませんでしたので、大人だけの避難ですみましたが、今ではみなさんのお子さんの安全を最優先にしつつ、、小学校へのお迎え。中学校へのお迎えを考えなければなりません。ですので、2人の子ども達にはこう話しているのです。「あなたたちのお迎えはきっと学校で一番最後になる。それでも必ず迎えに行くから、お父さんかお母さんが迎えに行くまで、絶対に泣かないで担任の先生の言うことをよく聞いて待っていなさい」と。学校の担任の先生にも家族がいるだろうに、その辺申し訳ないなぁと思いつつも、「すぐに駆けつける」と言うことができないのは仕方ないのです。中村幼稚園では大それた保育を行っていませんが、「災害」については相馬のパイオニアでいられるよう、保護者の皆様にご協力をいただいているのです。今回の参加者は、全園児の約5割。年々参加者が減少傾向ですが、万が一の時のために、今回参加できなかったご家庭は、晴れた日にでも、車以外で幼稚園に来る方法を再確認しておいてくださいね。やはり自転車が確実でしょうね。タカシ先生も時折娘と小学校までサイクリングします。遊びがてら、お迎えの経路の確認です。結構坂道が多いのよね。でも、タイヤがパンクしていることもあるので、自転車の日々の整備は必須です!大規模災害を擬似体験してみたまえ!さくらの木の下で 第4巻: さくらの木の下で紡がれる子ども達の記録Amazon(アマゾン)