相馬市 中村幼稚園タカシ先生のブログです。幼稚園の出来事や事務連絡などを記していきます。
暑中お見舞い、申し上げません!!本日、福島県は梅雨明けしましたが、なんですか?!この寒さは!!昨日の福島TV齋藤さんの天気予報では福島市鷲倉が日本一気温が低かったと嘆いており「梅雨明けの判断は明日だが、難しい判断になりそうだ」と嘆いておりました。立秋間近の本日、やっと晴れましたがなんだか夏らしくありません。暦の上では金曜日から「秋」ですよ!こんな寒い幼稚園。子ども達が毎日50名強登園していますが、雨続きで園庭でも遊べず、もちろんプール遊びもできず。それでも先生方はホールをエアコンを快適な温度に設定して、サーキットゲームなどをしてお友達の身体を存分に動かしてあげています。そんな中、タカシ先生は重い腰を「よっこらしょ」とあげて、幼稚園のインスタを立ち上げましたよ。園長便りやHP。その中にはブログもありますので、インスタ更新にまで手が回らないと思っていましたが、そうだ!インスタからHPへリードすればいいのかも?と、やってみたのであります。もしかしたらインスタのみの㊙️案内もあるかもしれません。ぜひお友達、お知り合い、卒園生、未来の中村幼稚園っ子の保護者の方へご紹介くださいね!そして、誰かが待ち望んだであろう、作家タカシ先生の著書「さくらの木の下で第5巻」が8月にアマゾンから発売されました!3.11から2年。中村幼稚園の子ども達はどうなってしまったのでしょう?夏休みはじめには熊本でも同じように大地震がありました。3.11に加え、その後震度6強を2度。さらにその間に水害に1週間で2度見舞われた相馬市も、少しずつ復活しています。熊本に皆さんも、相馬に負けじとガンバッテクダサイ!!相馬市からの支援物資も、もう少しで到着しますよ!!さくらの木の下で第5巻発売開始です!!さくらの木の下で: さくらの木の下で紡がれる子ども達の記録Amazon(アマゾン)
ある卒園生の保護者からお手紙をいただきました。「中村幼稚園でよかった」というものです。最近幼稚園の話題は「プール」です。今日も朝から30度超え。子ども達は当然のように「プール入れるね」と、水着バックを肩に下げ正門を潜っていきます。プール遊びには決まってタカシ先生も監視のために同行していますが、そこではこんなやりとりがある場合があります。「あなたは、プール遊びできません。ここ(タカシ先生の隣にプールサイド)に座ってなさい」この時のタカシ先生の剣幕さは保護者の皆様でもビックリするでしょう。「た、タカシ先生、顔も怖いけどプールの時も怖い」って。どんな時にそうなるのか。プールサイドからふざけて「ドボン」とプールに入った時。泳いでいるお友達や、ワニ歩きのお友達に抱きついて遊んだ時。水に浸かっているお友達の頭を水面に押しつけた時。大抵この3つがタカシ先生に大目玉を喰らう原因です。保護者の皆様ならばお気づきでしょうが、タカシ先生が叱る時の1項目は、命に関わる場合です。幼稚園のプールは水深約50cm。飛び込みは自分が怪我をするだけでなく、万が一誰かが泳いでいるところへジャンプしたら、それはそれは大変な事故につながります。また、抱きつきは一見仲のいいように見えますが、自分の思うように身体を使えず2人とも溺れた状態になります。その場合、人間の本能として何かに捕まる行動をとりますので、2人とも沈んでしまうことが懸念されるのです。お友達の頭を水面に押しつける行為は、言わなくてもわかりますね。こういうことは数年に数回、数人しかいませんが、タカシ先生や担任はそういうところは厳しく目を光らせ、厳しく対処しているのです。そこに辿り着きそうな場合は、先に芽を摘んでおく声かけは毎日です。「それでもなお」となると大目玉になってしまいます。さて、先の保護者の方のお手紙にはなぜ「中村幼稚園が良かった」ということが書いてあるのか。それは、他の施設を卒園してきた子ども達の「学校でのプール授業の酷さを目の当たりにし愕然としたもの」です。小学校ではプール授業があります。うちの息子も娘もそれはそれは楽しみにしていますが、今年の低学年の間では友達を沈めて遊ぶことが流行っているらしいのです。それを見ていた見学の子でさえも「プール授業は嫌だ」と言い出すほどの酷さだというのです。一方中村幼稚園を卒園した子ども達は、こういう子たちに流されず中村っ子でまとまって遊んでいるというものでした。「ふざけてもやってはいけない」という心が、幼児期に育っていない証でしょう。いわゆる自制心が効かない子なのです。万が一の事故になった時に「ふざけてた」「間違った」という言い訳は通用しないのです。その子の粗暴さが「親」なのか「幼児期の施設での過ごし方」なのか、そこはわかりませんが、毎年小学校の低学年での問題行動を耳にするのは、他の幼稚園を卒園してきた子の粗暴な学校及び授業の生活態度です。「小学生になればわかるだろう」という考えは誤りで、幼児期に経験してこなければ子どもがわかるはずがないのです。集団生活の中で、そういうことを経験させず、幼稚園教諭が教えてこないのでしょう。そして幼児期の幼さの為に恐怖で抑えられてきたことが、小学生になり体力、言葉、身体の成長により大人、特に他人である教員のいうことを聞かなくさせてしまうのです。教員への信頼関係も薄いのかもしれません。ですから、大人の目の届かないところでは粗暴になるのでしょう。ですから、そういう子はきっとこう言われているのです。「小学生になってもわからないの?」と。もちろん、中村っ子にもやんちゃな子はいますし、学校が合わない子もいるかもしれません。それでも、「やっていいことと悪いこと」の分別はつく子ばかりです。なぜそれを言い切れるのかといえば、それは中村幼稚園ではそういうところの幼児教育については手を抜いていないからです。それはプール遊びだけでなく、普段の幼稚園生活でもそうですし、子どもの心を育む中村幼稚園独自の教育プランを持っているからです。そして、その保護者のお手紙の最後には『命に関することでは、火や水の怖さを教えていただき、感謝しています』」と結んでありました。中村幼稚園を卒園した子が、それらの子の被害者にならないことを祈るばかりです。
夏休みを控えて、少しずつ荷物を持ち帰っている子ども達です。ちびまるこちゃんのある回では、小学校の用品をちびちび持ち帰らないまるちゃんが、朝顔の鉢を持ち帰るのに一苦労した場面があり、「桜ヶ丘小学校までの道のりが長かったタカシ少年も大変だったよなー。ランドセルは重いし」と、思いを馳せておりました。年中さんは今日、ピアニカを持ち帰ったのですが、お迎えを待つ間ある女の子がタカシ先生にこんなことを言うのです。女の子「タカシ先生今日はとても楽しかったの」タカシ「そうだねぇ。プールが気持ちよかったもんね」女の子「違うの、ドキドキしたの」タカシ「何にドキドキしたの?プールじゃないの?」女の子「ピアニカをするとドキドキするの。とても楽しくって!」タカシ「そうなの?いい音がするもんね、ピアニカ」女の子「うん、お家でも練習しようかな?」タカシ「お家でもドキドキしちゃったら最高だね」女の子「そうだね、ドキドキ楽しいね」どうです?この会話。もうタカシ先生は思い出すだけで胸がキュンとしちゃいます。だってみなさん、楽しくって胸がドキドキする感じ。今までの人生の中で、味わったことはあるとは思いますが、大人という域に入ってからそんなことを感じる余裕がないというか、そういう世界はとっくに卒業したというか、大人になると鈍感になるというか、そういうことはあるのだけれどそうそう口にしないとか。口に出すことすら憚れる、そういう立ち位置になってしまったのですよ。大人ってなんかやだなー。それをです。ピアニカを抱えた帰りの待ち時間にタカシ先生とベンチに座って「幼稚園でやるピアニカが楽しくてドキドキ」と話す2人。いやぁ、絵になる。誰か画家を呼べ!この2人の背中から覗くピアニカと午後の風にそよぐ女の子の長いくて細い髪の毛を絵画にしたまえ。その絵を見た人は「きっと女の子はピアニカを家でもやってみたいと思っているに違いない」と、子どものこの心情を読みたまえ!と、絵画の世界に入り込むほど素敵な会話だったのです。年中さんの女の子は、まさしく幼稚園のピアニカを心から満喫している証拠な会話なのであります。音楽というのは「音を楽しむ」と書くのです。幼児期に、絶対音感をみにつけるのだー!とか、美しい声を奏でるのだー!とか、心を一つにするのだー!とか、音楽の本質からかけ離れた音楽が子ども達を音楽嫌いにしておるのではないか。帰りのバスの中なんて、音程がしっちゃかめっちゃかだけど、まさしくリズムにノリノリで、しかもいつの間にか替え歌になっていたりして。それでも笑顔が絶えず、子どもは子どもなりの音楽を作り出してとても楽しそう。音楽を音楽としてではなく生活の一部として身の回りにあることこそが音楽の本質なのではないかと、思うタカシ先生なのです。ピアニカの女の子のお家でもドキドキしたピアニカの音色が聞かれるのかしらね。大切なピアニカ。持ち帰ったら放置してはなりませんYO。カビルンルンになっちゃいます。
やっと青空が見えました。梅雨の合間に青空が見えると「梅雨明け間近か?」と思ってしまいますね。梅雨はまだ明けないものの、今週末は猛暑の予報になっています。そんなときに活躍するのが、プーーーーールです!幼稚園では、天気が良ければ毎日プールに入れます。午前中いっぱいプールの監視についていると、50代のタカシ先生はゲッソリしてしまうのですが、それでも子ども達の歓声にパワーをもらって監視を続けられるのです。もらうのはパワーだけではありません。一時の「涼」ももらえます。プールが常設されている幼稚園はそうありませんね。市内小学校でさえプール廃止の動きですから。しかし、「砂場」という施設はどの幼稚園にも常設されているものです。昔の文科省のお偉いさんが「幼稚園には砂場を常設すべし」と命を打ったこともあり、ほとんどの幼稚園には砂場があることでしょう。もちろん中村幼稚園にも砂場がありますが、なんつうか中村幼稚園の場合、園庭全てが砂場と化してしまっているのですがね。「人生の全ては砂場で学んだ」なんていう本もあるくらい。しかし、この砂というのが結構厄介なんですな。この時期。汗ばんだ肌に砂がくっついちゃうとなかなか取れませんな。しかも1学期の新入児ときたら「砂をかけておもしがる」という子どもらしい行動をとるもので、タカシ先生は「砂を投げちゃうとお目目に入ってイタイイタイになっちゃうからお友達には砂をかけないでね」と言って回るのです。中村幼稚園のお友達はとてもいい子なので「うん、わがった!」なんて言いながら、お友達に砂をかけることはやめ、代わりにタカシ先生の足に砂をかけ、足の甲に砂を盛るのであります。であるからして、タカシ先生は一張羅で出勤するのではなくジャージで出勤しているのであります。一方プールでは違います。水遊びに興じるお友達。ジョウロやバケツ。小さな水鉄砲なんかで水を汲んでは流し、掬ってはこぼすという、エンドレスな水遊びをしています。そんなお水を、お友達の背中にかけてみたり、時には顔面めがけてかけていますが、またそれが気持ちがいいので、プールの中はいつも子ども達の歓声に包まれています。もちろん、砂をかけ続けられているタカシ先生も、お友達にとってはいい的です。ジョウロに水をたくさん汲んでタカシ先生の足元にやってきてタカシ先生を見上げ、不敵な笑みを浮かべて水を「ジャバジャバ」とかけてご満悦。冷たいプールの水をかけられるたびに「ちべたいなぁ」って反応してあげるので、お友達はエスカレートし、お友達が次から次へと集まってきて、タカシ先生の足に水かけ合戦となってしまいます。砂場のそれと違って、注意されるどころか面白おかしく反応しているタカシ先生に、子ども達も満面の笑みでプール遊びを満喫しているのです。こんな遊びの中でも「やっていいこと悪いこと」の区別をつけているのですね。タカシ先生気持ちがいいでしょう?の年少さん^ ^
ビーチサンダル、略してビーサン。社会人がビーサンで出社するなんて、よっぽどの職業か、変わり者か。はたまた世捨て人か。なんてことを書いてしまうと誤解が生まれてしまうかもしれませんが、タカシ先生は今週からビーサンで出勤しております。なにもそれは、夏だから、いや夏だからなのですが、それには訳があるのです。中村幼稚園には全天候型のプールがあります。その為タカシ先生はこの時期「プール監視」の仕事がメインになるのです。担任と補助教員だけでもそれは成り立ちますが、やはり水の事故を未然に防ぐには「人の目」しかも「複数の目」が必要なのです。幼児のプールですので、入っている途中で「おしっこ」なんてこともあります。中には「青っ鼻」が垂れてしまったり、中には「鼻血」がでたり。いますよね、プールに入ると鼻血が出ちゃう生徒って。ウチの弟がそうでした。その度に担任が1人取られますので、タカシ先生はなるべくそういう役を担任に任せ、でかい目でギロギロと監視をしておるのです。もちろん監視だけではありません。プール前の準備や、水の管理もしています。それらを、靴で行っていると当然濡れてしまうので、すべからずビーサンでそれらを行い、濡れてもへっちゃらさ。という状態で出勤しているのです。なにも面倒臭がらずに履き替えればいいじゃないという声もごもっともなのですが、ビーサンでいることによって子ども達の反応が違うのですよ。週明けこそ肌寒くてプールには入れまでんでしたが、今日は蒸し暑くさらに日差しもあったので、絶好のプール日和。タカシ先生が園庭にビーサンで出るとそんな出立ちに気づくのはもちろん子ども達です。「タカシ先生今日はどうしてサンダルなの?!」と。そういう細かなところをしっかり観察し問うてくる子ども達に感心しつつタカシ先生は不適な笑みを浮かべて「どうしてだろうねぇ」と園庭をいかにも偉そうに横切るのです。タカシ先生の向かう方向、そしてビーサンという出立ちを複合して見出す答えはもちろん「タカシ先生!プールだね!プール。今日は入れるの?どうなの?入れるの?!!」と、尻尾をキュンキュンと振る柴犬のようにタカシ先生を後追いするのです。そんな柴犬を・・・もとい、お友達を率いながら「どうだろうねぇ、入れるといいねぇ」と、つれない返事をしてプールに向かうタカシ先生に、柴犬・・・もといお友達はタカシ先生に愛想をつかしてタカシ先生から離れ、お友達に「今日はプールにはいれっかもしれないぞ!」と報告しにいくのです。ということで、タカシ先生がビーサンを履いて幼稚園にいる時は、プールに入れるかもしれないという、お友達の想像力を無限大にそして大きく膨らます為の仕掛けなのでありました。果たして今日はプールに入れたのかしら?1年ぶりのプール遊び!これから毎日入るぞ!!
みなさんは「お花」をプレゼントされたことはありますか?逆にプレゼントしたことはありますか?タカシ先生は、卒園式の時に保護者代表の方から立派なお花をプレゼントされています。逆に誰かに花を贈るということは、あまり記憶にありませんが、母の日に息子や娘を焚き付けて「今日は母の日だから、お母さんにお花を買って行こう!」と言ったことはありますが、残念ながら夫として妻にお花をプレゼントしたことはありません。さ て、新緑に包まれ、梅雨の合間の木漏れ日が気持ちいい季節。桜や大手毬、ビオラやチューリップの時期はとうに過ぎています。花がなくても新緑が美しいこの時期の幼稚園は、本当に清々しいのです。でも、園庭にはお花が咲いていません。といいたいところですが、「花がない」と言っているのはタカシ先生だけみたい。子ども達の目線にはこんなにも素敵な花が飛び込むようです。そんじょそこらの雑草なのでしょうが、子ども達の小さな瞳にはこんなに小さな花や花弁が目に留まるようです。そして「タカシ先生にこのお花あげるね」と今にも潰れそうな小さな花をタカシ先生の大きな手のひらに乗せてくれるのです。特に、白い花弁は木から落ちてくるらしく、タカシ先生の手のひらを覗き込んだお友達が、「どこにあるの?!」と目をまん丸にして、お花をくれたお友達と手を繋いで白い花弁を拾いに行くのでした。たんぽぽ以外は何ていう花なんだろうねー。
雨続きでしたが今日は梅雨の合間の晴れ模様。子ども達は一斉に園庭で遊び始めました。タカシ先生は、週末に行われる保育参観でのご挨拶の草案を練っており、事務所で耳から煙を出していました。「限られた時間でしかも2学年の保護者の皆様向けの話は、何がいいのだろう。せめて1学年だったら話しやすいんだが。しかしそうしてしまうと、4日間にわたってしまい現実的ではあるまい」と。まぁね、中村幼稚園の保護者の皆様は、その辺レベルと意識が高いので「タカシ先生の話なんてなくてもいいんじゃね?」とも思ってしますのですがね。そんなタカシ先生をみて、年少さんと年少々さんが事務所を覗き込み「タカシ先生、なにしてんのー?」「タカシ先生、メガネが似合うね」「タカシ先生、遊ばないの?」「タカシ先生なんでお仕事してんの?」って、耳から煙を出しているタカシ先生に向かって「タカシ先生」「タカシ先生」「タカシ先生」と声をかけるものですから、話がまとまっても「あれ?何を言おうとしていたのだ?」と、0からやり直しになってしまうこと数回なのです。そんなおじゃま虫と化した年少さんと年少々さんの中の1人がバケツを持って「タカシ先生カブトムシつかまえだ」とやってきました。そんなねぇ、年少々さん、つまり2歳児がカブトムシなんぞ捕まえらるはずもなく、バケツに入っているのはきっと「うじゃうじゃ」したダンゴムシの集団であろうと思い、「はいはい、カブトムシね。どれどれ」と一息つくついでに重い腰を上げ、園庭に出てみると・・・。年少々さんの持っているバケツの中には、なんと!!カブトムシ・・・ではなく、ノコギリクワガタのメスが「捕まっちまったぁ」と、6本の足をヒクヒクさせているのです。バケツの中に入っているのはてっきりダンゴムシだと思っていたタカシ先生は、「うわ!すごいじゃん、どこで捕ったの?」ってバケツを覗き込むと「トッチで捕ったんだお。おいで」と、まんまとタカシ先生を事務所から引きづり出し、手を引いて崖の下へ連れていくのです。「ここらよ。ここにおちれた」と、トトロのメイちゃんのように、うんチングスタイルで座り、「まだいるかな?」と今度は、正真正銘のダンゴムシを捕まえて「いた」と言ってバケツに入れるのです。2歳児に捕まるノコギリクワガタのメス。そんなこと、ある?一方タカシ先生はその様子に「カブトムシも、クワガタも、ダンゴムシも区別がつかんのかい!」と、無言でツッコミを入れつつ女の子に「年長さんの虫籠にもクワガタがいるんだよ。餌も入っているから入れてあげようか?」と言葉巧みに年少々さんを口説き年長さんまで一緒にいくのです。もちろんそれらの区別がつく年長(特に男児)は、「虫籠を貸してくれ」と言いにきたタカシ先生に一体何事だ?と興味津々。年少々さんが、ノコギリクワガタのメスを摘み虫籠に入れるのを目の当たりにすると「メスだ!!メスだぞ!!」「これはコクワガタだ!!」と、血圧は一気にレッドゾーンへ。しかしそこは保育中。タカシ先生は興奮冷めやらぬ年長児に「クラスに入ってて。虫籠は年少々さんに少し貸してあげてね」と声をかけると、唇をタコのようにとんがらせて「はーーーーーい」と、クラスに戻る年長児。それを横目に、満足気にそして、これまたメイちゃんのようなしっかりとした足取りで、虫籠片手に担任の先生の所へズンズン歩いてゆくのでした。あ、明日のご挨拶、どうしよう。。。カブトムシゲット!!
昨日、男のロマンと題してブログりましたが、なんと!今日は、年長児がノコギリクワガタをゲットしてきました!2日連続のゲットにタカシ先生もびっくりです。昨日よりも立派なノコギリクワガタ今日は、年長さんが捕まえてきたと言う事で、K子先生が「虫籠はどこじゃい?」と聞いてくる事はなく、年長男児が「タカシ先生!昨日の虫籠借して!」と鼻息を荒くしてやってきました。「どうしたのぅ?」と虫籠を片手に年長児を見やると、そこには昨日よりもクワガタの顎がニョイと立派な、しかも焦茶色に輝くノコギリクワガタが「あぁ、年長男児に捕まっちまったぁ」と少し観念したように掴まれています。「急いで開けて!さっき羽根を広げて飛びそうだったんだ!!」と興奮気味な年長児をいさめるように虫籠をさしだし、昨日獲ったクワガタと一緒にしてあげたところでタカシ先生は気が付きます。そういや昨年も2匹のノコギリクワガタを1つの虫籠に入れておいたところ、喧嘩をしてしまい立派な顎を持つクワガタに挟まれて1匹を死なせてしまったっけ。と。ということで、タカシ先生は2匹入った虫籠を一旦年長児に預け、ホームセンターでダッシュ。小さな虫籠を2つと、昆虫用のゼリーを買って幼稚園に帰還。そして、年長さんが園庭で鼓笛隊の練習をしているのを横目に、クワガタをそれぞれに入れてあげ、もちろん餌も入れておいたのです。鼓笛隊の練習が終わり、年長児が事務所に前にくると担任から「タカシ先生にクワガタ見せてもらおうか!?」なんて、年長男児のようにいさんでいうものだからタカシ先生は、一見落ち着いた風な口調でこう言い返すのです。「虫籠を2つにしたんだ。1つはさくら組。もう1つはゆり組さんで飼ってもいいよ。きちんと餌もあげるんですよ」なんて、昨日かいたように甲虫をゲットした少年のように小鼻を高くして年長児に虫籠を渡すのです。そう言われた年長男児の鼻息の荒い事荒い事「やややや、やったぁ!!」クラスへ戻っていく後ろ姿は、嬉しさ満載なのでした。捕まえた直後。両脇の男児は興奮気味であるものの、真ん中の女の子はいたってクール。「たかだかこんな虫に、何をそんなに興奮してるのよ」とても言いたそう。
男のロマン。それは、甲虫。こう聞いてお父様方は、自分が少年だった頃を思い出すことでしょう。夏になればやってくる大人気のあの虫。そうです、カブトムシやらクワガタやら。そういった甲虫を捕獲しようと、夏休みには電灯の灯っている秘密の場所に自転車で向かったり、くぬぎの木に蜂蜜を塗りたくったり。しかしそこにいるのは、決まってコガネムシの事が多く、さらにはカラスに捕食されたカブトムシの頭のみが残っているという、そういう苦い思いをして大人になってきたのですよ我々は。しかし、運良くそれらをゲットした男の子は、天下を取ったかのように鼻が高くなり、虫籠をもってお友達に見せびらかすのです。そんな男の子が大好き甲虫を、毎年男の子が園庭でゲットして悦に浸る事ができるのが中村幼稚園なのです。そして、今年も早くに出てきましたよ。ジャーン!ノコギリクワガタ。例年のそれは、大抵年長男児がゲットしてくるのですが、今年の今日はなんと年少さんがゲットした模様です。ですから、一緒に遊んでいたK子先生が年少さんから預かり「ちょっと!入れ物ない?いれもの!!!」と半ばタカシ先生を叱るような大声で事務所に持ってきたのです。妻であるK子先生のその形相に「今は園長であるから、そう言う言い方はよろしくない。園長先生お忙しいところ大変申し訳ありませんが、虫籠はございませんか?年少さんがクワガタをゲットしてのでございます」「むむ、それは感心じゃ。虫籠はその辺りにしまってあるでであろう、自分で探したまえ」「そうでしたか、それでは失礼して・・・」と、まぁそんな具合に行くはずもなく、タカシ先生は機敏に「虫籠ですね!えぇっと、確か昨年ここにしまっておいたはず」と、キビキビと虫籠を探し出し、クワガタをK子先生から預かると優しく虫籠にいれ「見せろ見せろ!!」と大騒ぎする年少さんとかき分けて園庭に出、「木がないかなー、木。クワガタには木を入れなくちゃぁ〜♪」と、クワガタ音頭を歌いながら園庭を闊歩し、年少さんが小枝を拾っては虫籠に入れ小枝を拾っては虫籠に入れる。という、遊びをするのです。程よく小枝が集まったところで、それを年少さんの前に置き「みんなでクワガタ見てみようか!」と、頭を寄せ合ってクワガタを観察するのでありました。でもね、この男のロマンが始まるのはやっぱり年長さんになってから見たい。年少さんはノコギリクワガタをゲットしても、観察もほどほどに、「あっち行ってあそぼー」って、砂場の方に駆けて行っちゃうのです。まだ少年になりきってない3歳じゃしょうがないか。そして、皆が帰った事務所に1人残っているタカシ先生とノコギリクワガタ。夜行性の彼は、虫籠の中で活発に動き始めましたよ。18時です。
「小用」この場合、ちょっとした用事ではなく「おしっこ」の事です。幼稚園ってう場所は、どうもこの小用について保護者の皆様の心配が絶えないところなんですね。「ウチの僕ちゃん、まだオムツが外れていないのよ」とか「もしトイレに間に合わなくて漏らしちゃったら、先生に申し訳ないわ」とか。そういう心配事を抱えて入園してくる場所が幼稚園でありますので、幼稚園教諭の視点からすればそこはあまり重視せず「おトイレ行きたいです」と自己表現できれば、漏らそうが、間に合わなろうが、あまり目くじらを立てることはありません。もちろん、そう考えているのは中村幼稚園だけかもしれませんがね。しかし、年長組の小用ともなれば少し話が違いますね。年齢がもれなく5歳。中には6歳のお友達もいますがら、排泄については自分でコントロールできる年齢であります。時折「間に合わなかった!」ということはあれど、そんなことはそうそうありませんし、在園期間中に発達に応じた支援を先生方はしてくれているので、そこの不安をもって年長に進級するお友達もいないわけです。そんな小用の話ですが、今日の夕方年長担任が血相を変えてタカシ先生のところへやってきました。「タカシ先生!○くんが園庭の隅っこでおしっこしちゃいました!」っていう報告です。あまりの真剣さにタカシ先生は何事か?!!と一瞬眉を顰めたのでありますが、その報告が「年長児が、園庭の隅っこで立ションをした」という報告であったのでタカシ先生の眉は一気に綻び担任にはこう返すのです。「あなたには、男の気持ちがわかるまい」と。そして続け様に「そんなことは大層なことではありませんので、放っておいてよろしい」と。世の中のお母様方ならば「え?!タカシ先生それはお咎めなしなんですか?そこって、きちんと言うべきところじゃないんですか?不潔じゃないんですか?!おしっこはトイレで!って言ってくれないんですか?!!」と、それこそ眉をひそめるでありましょうが、では言います。あなたの旦那さんに「あなた、今までの人生で、た、た、た、立ションベンとしたことは、あるの?あるもんなの??!」と聞いてごらんなさい。どんなイケメンパパであっても、相馬で生まれ育ったのであれば軽く「あ?あるよ。何か問題でも?」と軽く答えてしまうため、お母様方は「ウチの愛するダダーリンがそんなことしていたなんてーーー!!キーーーー!!!」と、愛が冷めてしまうことでしょう。かく言うタカシ先生もそう言う経験がありまして、小学生の時には「軽犯罪違反だーー!警察に言ってやるーーー」なんて言われ、小さな息子を出しながら「やめてくれよぅ、止まらないんだよぅ」とブラブラさせたことは1度や2度ではありません。「漏らすよりはいい」というその自己判断。女性にはその気持ちはわかるまい。かく言うその彼も担任には「トイレに間に合いそうになかったんだよぅ」と訴えた模様。それだけ、遊びに没頭していたのでしょう。担任は、「バケツに水を汲んで流し、アルコール消毒をしておきました!」と100点の対処をしてくれましたが、そんなことに「あぁ、それで良いけど、お日様が日光消毒してくれるし、雨が降れば流れるでしょう。今日だけそこに子どもがいかなければ問題ないっしょ」と、彼の肩を持ってあげるのです。彼のそれが園庭のど真ん中というのであれば、彼には「そう言うことはお庭の隅っこでしなさい。でもそれだったらトイレに行ったほうが早いかもね」と言うところですが、園庭の隅っこで小用を足したということでタカシ先生からは一切のお咎めはないのでありました。彼は青空の下、きっと気持ちが良かっただろうなぁ。
先週の土曜日に「大規模災害お迎え訓練」が行われました。中村幼稚園では、保育中に災害が発生した場合の「保護者の行動」つまり、お迎えの練習を毎年1回行っています。幼稚園などでは、子どもの避難訓練はことあるごとに行っていますが、「保護者参加型」の避難訓練は、なかなか行われていません。こんなことを中村幼稚園で始めてから、小学校でも「大雨の時」のお迎え訓練をここ数年行っていますが、先に案内したとおり、大雨など「事前に災害につながる事が予想される時」には、中村幼稚園ではいち早く「休園」や「自由登園」などの案内をしています。それは、幼児を連れた避難は様々なことを念頭に置かなければならなかったり、準備物や親と子どもの精神状態を考えると「安全な時になるべく避難を済ませておくこと」が肝要だからです。さて、相馬市では、3.11の震度7と津波の経験があります。さらにその後震度6強が2回と、大地震に3度も見舞われている稀有な地域です。また。1年に2回も河川氾濫を起こした年もあります。その都度復興してきた相馬市ですが、これらの経験からやはり続けてきているこの大規模災害お迎え訓練は「保護者の防災意識」を考える良い機会になるようです。今回は、小雨模様でしたので幼稚園でも「悪天候の場合は園庭避難はなるべく避けたい。ただし雨の中待たざるを得ない状況になることもある」という教員の新たな視点での訓練でもありました。教員が雨の当たらないテラスに子どもを集めたり、園庭遊びが行われていない場合(保育室内)の避難。もちろん晴天時は、ご自慢の園庭で子ども達がたくさん遊んでいますので、その場合の想定もしています(ここ数年は晴天でしたからね)このように、園児だけではなく「大人が実際に経験」しなければならない訓練があるものなのです。3.11は15年も前のことです。しかし、タカシ先生はもちろん、みなさんもあの惨状は記憶に残っていることと思います。しかし、15年前にはまだ家族がいなかったり、未婚であったり。相馬ではないところで被災した方もいらっしゃることでしょう。ライフスタイルが変わると避難も180度変わって行くものです。タカシ先生自身もその頃はまだ子どもがいませんでしたので、大人だけの避難ですみましたが、今ではみなさんのお子さんの安全を最優先にしつつ、、小学校へのお迎え。中学校へのお迎えを考えなければなりません。ですので、2人の子ども達にはこう話しているのです。「あなたたちのお迎えはきっと学校で一番最後になる。それでも必ず迎えに行くから、お父さんかお母さんが迎えに行くまで、絶対に泣かないで担任の先生の言うことをよく聞いて待っていなさい」と。学校の担任の先生にも家族がいるだろうに、その辺申し訳ないなぁと思いつつも、「すぐに駆けつける」と言うことができないのは仕方ないのです。中村幼稚園では大それた保育を行っていませんが、「災害」については相馬のパイオニアでいられるよう、保護者の皆様にご協力をいただいているのです。今回の参加者は、全園児の約5割。年々参加者が減少傾向ですが、万が一の時のために、今回参加できなかったご家庭は、晴れた日にでも、車以外で幼稚園に来る方法を再確認しておいてくださいね。やはり自転車が確実でしょうね。タカシ先生も時折娘と小学校までサイクリングします。遊びがてら、お迎えの経路の確認です。結構坂道が多いのよね。でも、タイヤがパンクしていることもあるので、自転車の日々の整備は必須です!大規模災害を擬似体験してみたまえ!さくらの木の下で 第4巻: さくらの木の下で紡がれる子ども達の記録Amazon(アマゾン)
台風6号接近による「自由欠席日の措置」について明日(6/3)台風6号が、福島県に接近します。相馬は午後の降園時間帯に最接近する予報になっています。お迎えの時間帯に、暴風や大雨の警報級の予報が予想されることから、下記の通り自由欠席日の措置を執り、「各ご家庭にて送迎で登園できるご家庭のみの登園」とします。各ご家庭におかれましては、安 全を第一に早めの対策を行うよう心がけてください。尚、園児教職員の命と安全を第一に考えた措置ですので、荒天にならなかった場合は何卒ご理解ご協力をお願いいたします。記令和8年6月3日(水)を自由欠席日とする。登園するご家庭は、通常通り。お弁当あり。どんぐりクラブは、行います。(おやつが配達されない事が考えられます)気象状況によっては、降園時間を待たずに、早めのお迎えをお願いします。バスは運休します。欠席の場合でも、欠席の扱いにはなりません。休園になる場合は、あらためてご連絡いたします。中村幼稚園 タカシ6/3 14:00の予報
中村幼稚園で春といえば、「春の運動会」です。もぅ、何年も何十年も5月下旬の週末は「中村幼稚園の運動会」もしくは、市内各小学校の運動会。と、相馬では相場が決まっているというのに、先のお偉いさんが、「相馬の無形文化財相馬野馬追いを、7月の最終土日月に行う。」と偉そうに掲げた割には、「猛暑で人馬共に負担であるから、5月の週末に移動する」と、これまた方向転換したことにより、相馬一円の小学校と中村幼稚園は「小学校の運動会だって、相馬市民の大切な行事のひとつじゃい!」と、声を上げたところで先のお偉いさんは全く耳も傾けず「国の文化財である」「観光のためである」「ひいては相馬のためである」と、「全く相馬の教育のことなんて一つも考えてない!」と思われても仕方ないのだと、タカシ先生は思うのです。だったら、暑さがひどくなる前の7/23.24.25にやっていればいいものを。タカシ先生が生まれる前から、平日であろうと週末であろうと雨であろうと、この3日間固定の日程で由緒正しい相馬野馬追いを継承してきたではないか。と思うです。全く、馬鹿らしい。馬だけに(ぷっ)なお、Wikipediaによると7/23.24.25の日程になった理由は「学校が夏休みに入るから」と言う理由であるらしい。昔の上役はキチンと学校教育との兼ね合いを念頭にしていたようで、さすがである。そして、各小学校は野馬追祭りを避けるように、祭りとずらした3週目と5週目の週末に運動会を行うわけですが、中村幼稚園の運動会はどうしましょう。小学校の兄姉もいるし、かといって野馬追い出陣の土曜にやるわけにもいくまい、と、野馬追い2日目の日曜にやらざるを得なく、これまた「ふんとにもー!開催日雨の場合に予備日が設けられないではないか!」と、タカシ先生は憤慨しておるのです。そして始まった今年の春の運動会は、あいにくの雨。「まじかー!!」昨年も雨で「今年もかー!!」と天を仰いだところ、開会式こそ小雨でありましたが、子ども達の熱い思いが天に届いてか、奇跡的に雨が降らず、曇天ではあるものの春の運動会を開催することができたのであります。かくして、中村幼稚園の春の運動会は大成功に終ったのではありますが、タカシ先生は、万が一の時のために端折る競技を考えつつスタートのピストルを鳴らしたり、雨が降る中登園してきた子ども達の開会式はテントの中で行うよう担任に指示したり、巻き巻きで競技が進められるよう園庭をあっちこっちと動き回っておりました。例年、身体を使って疲れるはずが今年は、頭も同時にフル回転しておりましたので、終った頃にはげっそりし、挙げ句の果てには持病の腰痛が悪化し、翌日は見事にダウンしているという結末でありました。とはいえ、全ての競技を行うことができ、さらに中村幼稚園名物、鯉の滝登りで、親子共々盛り上がりましたので、ヨシとしましょう。春の運動会名物「鯉の滝登り」
子どもというものは、純粋に言い間違えをしてしまうので、大人のこちらもその言い間違いをこともあろうか楽しんでしまうことがあります。アメーバブログになる前にも子どもの言い間違いを題材にしたことがありますが、それは一瞬にして消え去ってしまい今では読めなくなってしまいましたが、タカシ先生の記憶には「いいまつがい」という題で書いたっけなーと思い出すのであります。もしかしたら、発刊した4冊の中に入っているかもしれません。しかし、幼稚園にいると子どもたちは純粋に言い間違いをしてくれますので、ネタは尽きないのであります。今日の帰りもそうです。週明けは30度を超すような暑さでしたが、週後半は雨続き。今日の気温も10度と寒暖の差が普通ではなく、体調を崩すお友達もちらほら。今日は、雨の中お友達を帰すタカシ先生もウィンドブレーカーを着なければ震えてしまうほどの気温です。気温を低下させているのはもちろん雨なのですが、タカシ先生は傘を差しウィンドブレーカーを羽織り、さらに正門前の桜の木と椿の木の下で「雨宿り」をしながら挨拶と立哨なのです。ここならば細かい雨が降っていてもそうそう濡れることもないので雨の日の立ち位置としては最適。そこへお迎えに来てもらったお友達が傘も差さずにお母さんを従えてやってきました。「あやまどり♫あやまどりぃ〜♪」そんな歌声にお母さんも後ろで大笑いです。きっとお母さんが「タカシ先生があそこであまやどりをしているよ」とでも言ったのでしょう。そんなもんでか、タカシ先生のいる木の下に傘もささずにやってきてご満悦なのです。そこはもちろん、細かな雨は木々に遮られて降ってくることはありませんが、その雨水は木々の葉に受け止められ大きくなった雫はもちろん「ぼた」「ぼた」と落ちてきます。案の定お友達の帽子には大きな雫の跡がつき濡れ始めるのです。ですのでタカシ先生は傘をさしているというのに・・・。ですので、「あやまどりぃ〜」と浮かれているお友達に「濡れ始めて風邪をひいたら幼稚園に来られないぞぅ。そしたらお尻ペンペコちゃんだぞぅ」なんて声をかけ、お母さんも笑顔で「ほら濡れてきたよ!」と娘に声をかけ大人しく帰途につくのでありました。かくいうタカシ先生もおポンチな子どもでしたので「マヨネーズ→まねよーず」「ズック→グッズ」「滑り台→すりべだい」と純粋に間違えそれを堂々と口にしておったのです。こういった子どもの純粋な言い間違いって、もしかしたら大人になってもずーっと記憶に残っているものなのかもしれませんので、あえてタカシ先生は子どもの言い間違いを訂正せずにいるのです。ちなみにうちでは小4の娘が「手持ち無沙汰→てもちぶたさ」と言い間違えているので、タカシ親父は娘が「小脇に豚を持って闊歩し『手持ち豚さ』と笑っている姿」を思い浮かべるのであります。もちろん訂正なんてせずにいるので、いつの日か娘が本当に手持ち豚を飼ってしまわないかちょっと心配でもあるのです。チャットGTPで作ってみた「女の子の手持ち豚さ」何気に可愛い
「嗅覚」と聞くとタカシ先生はなんだか「加齢臭がひどくなってきたのではないか?」と、内心落ち着いていられないのですが、幼稚園に勤めていると否が応でも子どもは抱っこしてくるし、膝の上にちょこんと座るし、背中にはおぶさるし、タカシ先生の匂い全てが子ども達の鼻腔に吸い込まれておりなんだか申し訳ない気持ちでいっぱいななのです。今日も園庭を向いて腰掛けているとタカシ先生の顔を覗き込んで「コーヒーの匂いがするよ!」と嗅覚をビンビンと張り巡らせておるお友達なのです。さて昨日の事です。時間外保育の外遊びが始まる直前。タカシ先生はたまたまテラスを歩いていました。時間外保育のクラスから1人の年長男児が鼻をクンクンさせて園庭の匂いを嗅いでいます。その様子がなんとも絵本風でありましたのでタカシ先生はすかさず「おヌシは一体何をしておるのだ?」と不思議そうに男の子に聞いてみたのです。すると男の子は、タカシ先生よりも数倍不思議そうな顔をしてタカシ先生を見返し「タカシ先生匂わないの?夏だよ!夏の匂いだよ!」と再び園庭に鼻を突き出して「クンクン」とするのです。季節はまだ5月。「暑いとはいえ夏にはまだ程遠いんじゃないの?」と鈍感なタカシ先生も男の子と同じようにタカシ先生も低い鼻を突き出して「クンクン」するのですが、何の匂いも感じません。夏の夕立の後でしたら、あの埃立ったというか、アスファルトが乾くというか、あの夏独特の匂いを感じるタカシ先生ではありますが、今日は雨が降る様子もなく、幼稚園園庭はいつも通りの天候なのです。違いといえば、5月というのに30度に迫るあの暑さのみ。ということで、タカシ先生は男の子に「タカシ先生にはわからないや」と、にべもない答え返すと「えぇ〜夏の匂いがするのになぁ」と、再び小鼻をクンクンさせて園庭に顔を突き出すのでした。その辺りは、加齢臭の発出源と言われるところであるぞ(泣)
5/14は、先代の園長で私の母、荒美佐子の命日であります。しばらく闘病生活を送っておりましたが、2014年に亡くなりました。その後タカシ先生が園長に就任したのでありますが、園長になってみますとなんつうか、美佐子園長は何を持っても「保育力のある」園長だったと思います。クラス運営はもちろんですが、子どもへの指導の仕方や声の掛け方。子どもの動線の読み方や性格の把握。企画力に実行力。ピアノも子どもに歌わせてみて「この音階では子どもが歌い難いな」と思うや否や、平然と変調して伴奏してしまったり。知識と情報量。幼稚園教諭としては抜群の力量だったと思います。一方、私にとっては母親でもありますので、みなさんが知らないそちらの一面ももちろん垣間見ているわけですが、幼稚園教諭の姿とは全く逆の、なんつうかこう、あれです。自分の世界に没頭してしまい、家事などは必要最小限といった風です。そうそう、園長先生の姿のような完璧、とか任せた、とか頼り甲斐がある、とか、そういったことは皆無でありました。そうですね、上手な言葉で言えば「手抜きが上手い」とでもいいましょうか。そうであるのに、私の従姉兄達からは「素晴らしい母親だ!」「あのバイタリティはどこからくるのか?」と絶賛され、母の交友関係を見ても「美佐ちゃんはねぇ」とか「私たちの言い難いことをずばっと言ってくれて気持ちがいいわ!」とか、結構頼りにされる存在だったようで、そういうことは母親が亡くなってから聞かされたりするもので、もう少し親孝行しておきゃよかったかな、と思ったりするのです。さて、息子のタカシ先生が高校生の頃。部活の剣道を学習の10倍以上いや20倍以上頑張っていたタカシ少年。全国大会をあと一歩、あと1勝のところで逃してしまい、同期の剣道部一家と残念会を催した時のことです。その会場には高砂の間があり、程よく宴が盛り上がってきた頃、私の母は何を思ったのかお酒も飲んでいないのに、高砂の段にあがり、カラオケ装置を操作し、幼稚園の親子運動会で自ら振り付けをし、子ども達と一緒にダンスをした「愛のしるし@パフィ」を歌い踊り出したのであります。しかも、我が部員に「あんたたちもやるのよ!!」と私の大切な仲間を携えて。私の同期はとてもノリも良かったので、「うぉぉぉ!!」と叫びながら壇上に登壇し、私の母の指導により、ダンスダンスダンス!をしたのでありますが、長いことかけて高校生活で築き上げてきた私のイメージは、「グワラグワラグワラ」と一瞬にして音を立てて崩れ去り、タカシ少年は、膝をつき肩を落として愕然とその様子を見ていたのであります。ダンス終了後には、またカラオケ装置を操作し「あの鐘を鳴らすのはあなた@和田あき子」を大熱唱したのであります。「君たちの大きな鐘(優勝)は鳴らせなかったけどね」と言ったとか言わなかったとか。その翌日「お前のかーちゃん、最高!」と部員に絶賛の声をかけられ、こちらもまた先に書いた通り人気者の母親となってしまったのです。とまぁ、そんな母親を思い出した母親の命日でありますが、その母親の命日を迎えるように、母が大好きで大切に育ててきた「モッコウバラ」が今年も幼稚園前で見事満開になっています。そよ風が吹くと程よいバラの香りに包まれる幼稚園。母もモッコウバラの上からみなさんを見ているんでしょうね。縦横無尽に伸びるモッコウバラを、無碍に剪定できないのには、そういう訳があるのです。ありし日の美佐子園長の鼓笛の指導
今年のGWは、連休が続かなかったのでなんだか全然ゴールデンじゃないような気がしていましたが、そんなことを思っている間にすでに5月中旬。五月晴れの清々しい青空に、幼稚園ご自慢の桜と冒険の森が新緑に染まって、強くなってきた日差しからお友達を守ってくれています。先に「おおでまり」のことを書きましたが、今年は例年のような大きな房ではなく一回り小さな房のようです。それも少しずつ散り始めていますので、これ以上大きな房にはならないでしょう。そろそろ房で落ちてくるでしょうが、落ちてきた房で作った子ども達のソフトクリームは、物価高騰の折、お値段据え置きで量が少し減ったソフトクリームのようになってしまいそうです。そして、園庭には小さなご褒美が落ち始めました。お友達は、この時期そのご褒美を拾い集めようと、桜の木の下にウンチングスタイルをバッチリ決め込んで、小さな手のひらいっぱいに集めます。手のひらに収まらないほど集めたお友達は、砂場のおもちゃを持ち出したり、先生に袋をもらって収集したりと、無心になって拾い集めるそれは「桜の実」です。黄緑色とエンジ色のグラデーションであったり、濃い赤色に染まっていたり。数日前に落ちたものは、赤黒くなっているのですが、時折輝くような、それでいてとても大きな輝く桜の実が落ちているのでそれをゲットしたお友達の顔は、それ以上に輝き「すごいの見つけた!」と報告しにくるほどなのです。その桜の実。大人の我々にとってはなんてことないものなのですが、子どもにとっては自然が与えてくれた素晴らしい教具になるのです。見てください、この遊び方を。砂場のおもちゃの型抜きを使ってケーキのようにデコレーションする遊び。しかも左側のプリンのようなものの飾りは、桜の実がバランスよく散りばめられています。教員が「こうして、こうしたらいいんじゃない?」なんて大人の発想なんてなくたって子どもたちは「整然に並んだものを美しい」と感じる感性をもっているものなのです。こんなご褒美が無限に落ちている幼稚園の園庭なんて他にはありません。そして子どもたちが拾ったそのご褒美は、もれなく「お母さんへのお土産」になるのであります。ご褒美を拾ってお母さんを思い出すなんて、親にとってもご褒美になる桜の実なのです。小さな手のひらいっぱいに集めた桜の実。お母さんの大きな手のひらに渡るのかしらね?
今日で4月が最後なんですね。タカシ先生は昨日の祝日ボケのせいか、今日が29日で、明日まで4月だと思っていました。1日損した気分です、こんにちは。幼稚園には桜の木が7本植えてあり、見事に成長したその桜は4月になると新しいお友達を迎えるように一斉に満開になってくれます。お友達が幼稚園に慣れてくるいやいなや、これまた一斉に散ってしまうのでちょっと寂しい気持ちになっちゃうので、日本全国この時期は5月病なんていう病にかかってしまう人が多いのではないかと、タカシ先生は勝手に考えています。しかし、中村幼稚園は違います。自然に囲まれている幼稚園園庭の桜が終わると一際目立ってくるのが「おおでまり」の花です。桜も桜色から新緑に染まる一歩手前のこの時期。おおでまりはブロッコリーのような黄緑色の房から、数日でクリーム色に染まり1週間程で、その名の通り「大きな鞠」のような白くて魅力的な花を咲かせてくれます。新緑の中ですので、一際輝くように咲くおおでまりの花は、先先代の園長が育ててきたもの。ですので、子ども達は5月病を患っている暇などないのであります。なぜかというと、毎年見事に咲いているおおでまり。日に日に大きくなり、大人の握り拳よりも大きくなる頃に、散り始めます。桜の花びらと違って、房のまま落ちてくることもあるので、それはソフトクリームに変身したり、房で落ちずに花びらで落ちたものは、ケーキの材料になったりと、子ども達の五感を思い切り刺激してくれる「良い教具」となってくれるのです。ですので、子どもたちは5月病にかかる暇もなく、おおでまりの花をこぞって何かに見立てて遊ぶのです。そんなおおでまりの房の大きは、まだお友達の握り拳くらいの大きさ。きっとGWが明けて幼稚園に登園してくる頃には、見事に大きくなってお友達を迎えてくれてくれることでしょう。そして、おおでまりが終わる頃、再び桜の木の出番になります。一体桜の木がお友達にどんなご褒美をくれるのか。それは5月下旬になるまでのお・た・の・し・み。少しずつ大きくなってきた、「おおでまり」の花と、少し大きくなった年長さん。再び桜の木がお友達に見せる姿とは?気になる方は、こちらをどうぞ!さくらの木の下で: 桜の木の下で紡がれる子ども達の記録Amazon(アマゾン)
昨日とは打って変わって清々しい天気です。昨日の雨に空気も洗われて、青空が一層綺麗に見えます。朝の自由時間の終盤、年中さんと年長さんが園庭に並びました。かけっこの練習です。中村幼稚園は「いっぱいあそぼう!なかむらようちえん」と銘打っていますし、保護者の皆様も「気の合うお友達と幼稚園でたくさん遊んできて欲しい!」と願って入園させてくださいます。保護者の思いと幼稚園教育が合致しているので、子どもたちは本当に楽しそうに遊んでいます。その終盤に、です。かけっこの練習が始まるのは。カリキュラムのように保育が進むのではなく「遊びの延長線上に」クラスや学年保育があるので、子ども達も「やらされるかけっこ」ではなく「遊びのついでにかけっこになってしまう」という、教員の保育の進め方の妙なのであります。タカシ先生はそんな保育の進め方を遠目で見つつ、テラスに座って年少さんや2歳児と応援です。GWを目前に、朝の自由時間には、年少さんや2歳児のお友達もクラスにこもっているだけでなく、テラスに出て遊んだり、他のクラスに行って遊ぶようになってきたのです。そんな年少さんと、2歳児。テラスに腰掛けているタカシ先生の周りに集まってきて「なにするの?」とタカシ先生の顔を覗き込みます。「今からね、お兄さんとお姉さんがかけっこをするんだって!だから、応援するんだ!『がんばれーーー!!!』って」すると、「わたちもスルー」「ぼくもー」と、担任を差し置いてタカシ先生の膝やら両足に抱っこし、抱っこできないお友達は、隣に座ったりおんぶをしたり。そんなこんなで始まった応援合戦。スタートラインにつくお兄さんお姉さんをみては「誰を応援しようか?」「お兄ちゃんが走るね」「よーいの格好がカッコイイ」なんて言いながら応援です。合図に合わせて駆け出すお兄さんお姉さん。それに合わせて「がんばれー!!」と声援を送るタカシ先生の小さい組さん。そんな声援を受けたお兄さんお姉さんのかけっこも2割マシで早く走って行ってるみたい。そんな姿を見ているんですもの。お兄さんとお姉さんがクラスに戻り、クラス内保育に移った後に行われている、年少さんと2歳児のお友達のかけっこも、とても楽しそう。タカシ先生はさっきまで膝の上で応援していた小さなお友達の姿をゴールの方で待ち伏せ、カメラに収めるのでした。2歳児さんのかけっこ。さっきまで、膝の上に乗って応援してたのにー!
昨日皆が帰って時間外保育のお友達が、3時のおやつを食べる頃。タカシ先生は、独り園庭に出、軍手をハメ、国旗掲揚塔のロープを解き…。そうです!鯉のぼり掲揚なのであります。中村幼稚園のそれは、国旗掲揚塔に揚げるのではなく、園庭上空を泳ぐように揚げていきます。ですから、タカシ先生は老体に鞭打って屋根にも上がるのであります。結構な大仕事ではあるのですが、タカシ 先生の頭の中は「うっしっし、明日登園してきたお友達はきっと驚くだろうなぁ。昨日まではなかった鯉のぼりが12匹も園庭を泳いでいるんですもの。子どもを送ってきた保護者の方もきっと『鯉のぼりっ!」』って、満面の笑みで子どもを正門から送り出すだろうなぁ」と、期待を込めて鯉のぼりを揚げているのです。昨日は、半袖でも過ごせるほどの陽気でしたから、タカシ先生のどこまでも広いオデコからは大量の汗が出、それが目に入り「うっしみる!」なんて思いながら揚げた鯉のぼりを見上げると、程よい春風に乗って見事に鯉のぼりが泳ぎ始めました。かくして、日が明けた本日。中村幼稚園のこの時期の風物詩。鯉のぼりが泳ぐその下で、子どもたちのかけっこする姿がみられたのです。子どもたちも心なしか、風に乗る鯉のぼりのように身軽に駆けていましたよ!!先生に向かってかけっこだわよー!