発掘された日本列島 2024 | 赤い誘惑。plus ~ 蒙古タンメン中本、時々ちがうネタ ~

おはようございます!


相変わらず調子の上がらない我がタイガース 。

昨日の中日戦は、

珍しく打線がつながって8-5と逆転するも、

途中登板した漆原が試合をぶち壊し。

続く浜地も精彩を欠き、

結局8-10で負けを喫するハメに…。

 

たまに打線がつながったかと思えば

中継ぎ陣が崩壊、

先発が頑張ったかと思えば、打線はお湿り…。

何だかチグハグだよなぁ。

今シーズン、うまく嚙み合う日は来るのかね。

 

 

 

さて、6/22の土曜日のこと。

珍しくジジが「連れて行って欲しいところがある」というので、

朝9時着で町田方面へ。

 

東京都を仰向け大の字になった人に例えると

左手が清瀬、右手が町田。(頭は奥多摩町だったか…笑)

 

 

一応同じ東京都とはいえ、

しっかり東京縦断するんで、朝7時には出発!

となればどこかで腹ごしらえも必要な訳で、

ママが気になっていたという

吉野家の「牛麦とろ丼」と「冷汁」なぞ。

 

 

2人揃って

 

牛麦とろ丼(¥657)+冷汁(¥217)

 

をオーダー。

ママはライス少なめで。

 

吉野家もしばらく行かないうちに随分進化して、

今やタブレットで席からオーダー。

券売機?と思ったら、テイクアウト専用だったり。

色々とセルフ化したのはいいんだけど、

昔のイメージのまま行くと、使いにくいのだわ(笑)

 

やはり「はやい、やすい、うまい」だと思うんだけど、

段々時代の波に乗れない世代になって来たかなぁ(泣)

 

 

牛丼にとろろとオクラ、

 

 

んでその下は麦ごはんと白ごはん。

個人的には左右逆じゃね?という気もするけどさ(笑)

 

つゆが染み込む牛丼の具の下は白ごはん、

麦とろ、というならとろろの下は麦ごはん。

ってことじゃないのかね~。

腹に入りゃみな同じ、とは言うけどさ(笑)

 

冷汁がやたらとしょっぱかったけど、

まぁいい感じにお腹一杯になって、

予定通り9時前に町田の実家着。

 

 

 

ジジババを拾って向かったのは、千葉県立中央博物館。

今度は横浜を回って湾岸線で東京を突っ切った形。

朝からなかなかのロングドライブです(笑)

電車で行ける場所でもないんで、

初めて「連れて行って欲しい」と連絡が来た訳で。

 

去年は甲府開催だったんで

近くに住む義妹が車で連れて行ってましたが、

今回は「千葉は無理」と断られたとか(笑)

距離はともかく、首都高は慣れないと難しいからね~。

 

 

さすがは県立博物館、立派な建物だね~。

 

 

ジジが見たかったのはコレ。

 

 

発掘された日本列島 2024

 

毎年、国内で新たに発掘された遺跡や出土品を展示する、

考古学のイベントです。

何十年来の考古学ファンのジジ。

もうとにかく縄文大好き!

実は1995年の初回から全部見ていて、

ジジとしても今回が記念すべき30回目なんだとか。

 

まだ若かった頃は、休みのたびに

日本中の遺跡を見に走り回ってましたね。

ある意味、そうしたライフワークがあるのは

羨ましいことで。

 

image

 

ロビーに展示されていたのは、

印旛沼から発掘されたというナウマン象。

頭の骨は発掘できなかったらしく、

アフリカ象を参考にして作った模型らしいですが(笑)

 

まぁこんなのが普通に闊歩していた時代が

過去にあったんだね~。ビックリ。

 

 

写真撮影OK、ということで、中の方へ。

ババとママは、

この猫?の土偶がいたく気に入ったらしく、

必至になって探してましたが、

結局今回の展示にはなかったですね、残念!

招き猫替わり、ってコトだったのかも?

 

国立博物館が改装のため使えない、とかで

ここ何年か巡回展示みたいになってるらしいんだけど、

今回はこの部屋一つだけ。

あまりにもあっさりしてたんで、

わざわざキュレーターに聞きに行ったくらい。

後で「記念すべき30回目でコレはないだろ!」と

ジジは憤慨してましたが(笑)

あまり怒ると血圧上がるよ!

 

 

今回は、北海道と群馬の3例が新ネタ。

北海道の今金町、余市町、んで群馬の藤岡市、と

何だか身近に感じる場所ばかり(笑)

 

 

土器の製法や文様なんかから、

人の交流があったかどうか、とか、

色んなことが分かっては来るんだろうけど、

門外漢にはサッパリ、な訳で。

食い入るように見ているジジは大したもんだな、と。

 

 

むしろこっちの方がシロウトには分かりやすいね。

やはりこういう手の込んだものは、

祭礼や葬送といった大掛かりな儀式じゃないと

造らないモノなんだろうけどね。

 

 

造形美ももちろんだけど

コレを焼き上げる技術だけでも

凄いモノですよ。

 

 

コレはカモ?

複製とはいえ、文様の精巧さは

一定の文化度がなければ成しえないもの。

いやいや、大したもので。

 

 

 

個人的に気になったのは再葬墓の風習。

まだ火葬という風習はなかったので、

土葬して骨化させてから

再度甕に移し直したんだとか。

それを円形に配置した遺跡みたいですよ。

 

 

 

1995年の第1回を見た時に、

「30回までは見る!」と決めたというジジ。

文化庁への予算付けみたいなものにも絡むんだろうけど、

年間8,000件もの発掘調査をやってるというから、

たまたま当たりの悪い年だったんでしょう。

 

85歳を過ぎて、

だんだん足元が怪しくなってきてはいるものの、

頭はまだシャッキリしているようで、

あの後書き上げたという20ページくらいのレポートが

先週送られてきましたよ(笑)

かなり文句も入ってましたが(爆)

でも、ライフワーク、の名の通り、

生涯を通じて関心を寄せられるものがあるのは

羨ましいことですよ。

僕もそろそろ何か見つけないとね。

 

でもあの不完全燃焼具合いから行くと、

来年31回目に連れて行くのは確定、でしょう(笑)

ジジの考古学卒業はまだ先になりそうです。

ではまた。