お出かけ 千葉県 鋸(のこぎり)山 | 赤い誘惑。plus ~ 蒙古タンメン中本、時々ちがうネタ ~

おはようございます!

 

昨夜は会社の元役員が上京するというので、

10年ぶりくらいに新橋で一杯。

よく一緒に仕事をしたのは20年ほど前。

ほとんど昔話だったけど、

今から考えれば結構攻めてたよなぁ、と。

懐かしく楽しいお酒でしたよ。

 

 

 

さて、11/19の土曜日のこと。

ブログを上げ終わったのが10時過ぎ。

慎も珍しく休みだというので

「今日は紅葉でも見に行くか!」と毎度の思い付き攻撃。

 

100km圏内くらいの話だと99%が当日朝発表(笑)

群馬・栃木あたりなら、十分に日帰り圏。

ウチは日帰りで帰って来られるなら、

基本的に「買い出し」と思ってるんで始末に悪い。

 

ママも30年以上もこんな僕と付き合ってると、

その辺は手慣れたモノ。

毎度ドナドナのように連れて行かれること承知で、

「何かいるものある?」と(笑)

最近は足拭きタオルの現地調達も覚えたんで、

ほぼ怖いものなし。

 

んでこの日選んだのは、なぜか千葉の鋸山。

タイミング的には秩父かな、とも思ってたけど、

あの一本道でハマるとエライことになるのは必至。

あまり行ったことのない南房総に。

 

 

「どこ?」っていう方のために地図を載せると、

赤いピンが立っているトコ。

ルートとしては、東関東道かアクアライン。

大回りするのも大変そうなんで、必然的にアクアラインへ。

 

 

山の稜線がノコギリの歯に見えることから、

付いた名前というのが俗説。

正式には「乾坤山(けんこんざん)」と言うんだそうな。

 

 

古くから「房州石」という軟石の産地だったらしく、

まさに石の山って感じです。

 

アクアラインの渋滞にやられて、

遅いお昼(明日の記事で)を食べた後のお土産屋さんで、

「鋸山に登るなら時間との勝負だなぁ」と言われ、

大急ぎでロープウェーの山麓駅に着いたのは14:45。

 

「上のお寺(日本寺)がもうすぐ閉まるんで、

登っても行って帰ってくるだけかも?」と聞いて諦めかけるも、

ナビを見ると上まで道路はあるみたい。

イチかバチか行ってみるか!と。

 

いやいや、鋸山目当てだったはずでしょ!(爆)

この辺が何とも我が家らしいけど。

 

 

上に続く道路は¥1,000の有料道路。

一応名目上は、山頂の駐車料金らしいね。

宛名は書いてないけど、但書はしっかりなんで、

この領収書なら選挙活動費で使っても大丈夫?(爆)

 

 

まぁ下調べなしのノープラン。

基本「思い立ったが吉日」でやって来るから、

「へぇ、こんなものがあるんだ~」と感心する訳で(笑)

驚きと感動の旅!ってヤツですね。

 

高知まで行って、

桂浜見ないで帰ってきたこともあったけどさ(爆)

 

 

南斜面一帯を境内とするのが「乾坤山日本寺」。

725年の開山時は法相宗、開いたのはあの行基上人。

100年あまり後の天安年間に天台宗に宗旨替え、

さらにその後真言宗を経て、

江戸時代初期に今の曹洞宗になったとか。

昭和の初期に建造物をほぼ焼失するような山火事もあり、

まだ完全復興にはなっていないらしいけど、

この「仏教界渡り鳥」的な歴史をどう捉えるかはさておき、

まぁ色々あったってコトのようです(笑)

 

駐車場脇の管理事務所で聞くと、

お寺の門が閉まるのは16時。

名所の「地獄のぞき」までは往復30分くらいとのこと。

 

余裕で行けるじゃん!

 

ということで大人3枚、¥2,100支払って入山。

 

ロープウェーの山頂駅から管理事務所までもしばらく歩くから、

山麓駅での案内もあながち間違いではなく。

でもナイス判断!だったねと。

 

 

「ナイス判断!」で「余裕じゃん!」だったはずが、

数分後には「聞いてないよ~」に変わり…(爆)

 

ええ、こんな石段が上まで延々と。

(コレは帰りのカットなんで下りだけどね)

片道15分登りっぱなしって、結構なモンですよ。

「こりゃ明日絶対筋肉痛だね」

「いやぁこの年だと明後日かも?(笑)」だのママと言いつつ、

お手々つないで何とか上まで。

 

途中で疲れて歩けない!と泣く子どもを、

お母さんが抱えて登ってたり、と周りでも色々。

母は強し、だね。

 

 

山頂にたどり着くも「地獄のぞき」まで行く気力はなく、

上は慎に任せて展望台から「『地獄のぞき』のぞき」(爆)

しっかりとアルミの柵に囲われてるんで、

安全性はちゃんと担保されてますね。

腰にロープつけて覗くんだと思ってた(笑)

 

 

地獄のぞきの反対側はこんな岩壁。

 

 

遥か昔は繋がってたんじゃないの?って感じ。

横の岩壁の筋を見ると、

たぶん石を切り出したんだろうな、と。

 

 

山頂から広がるのは東京湾。

反対側は三浦半島の三崎あたり。

考えてみたら関東でもかなり南だもの。

紅葉にはちと早すぎたね(笑)

チラホラ色づき始めてはいたけどね。

 

 

「『地獄のぞき』のぞき」(←ちょっと気に入ってる 笑)も終わり、

帰りに石切り場と思しき脇道を進むと現れたのは百尺観音。

あ、お寺だった、と思い出して手を合わせ、

「明日、筋肉痛にならないように」と祈ってきましたよ(笑)

左にチラリと見えてるのが先ほどの地獄のぞき。

結構な高さだね~。

 

 

近づいて見上げるとこんな感じ。

幸い、何とかと煙は高いトコが好き、の方なんだけど、

あの石段はしばらくいいかな(笑)

 

 

千五百羅漢だの、

日本一の摩崖仏だの、

色々見ているだけの時間はさすがになく。

やっぱり朝から行くところなんだろうね(笑)

でも面白かったですよ。

 

今くらいの時期だと

紅葉も終わっちゃってるかな?

HPを見ると元日は朝5時の開門だとか。

健脚自慢の方はご来光拝みに行くのもありかも?

夜明け前は真っ暗だろうから、

ヘッドライト装備で行かなきゃかダメも知れないけどね。

 

 

あ、百尺観音のご利益か、

夫婦そろって

 

その後は筋肉痛なし!

 

ありがたや…(笑)

明日は海の幸ゴハンのネタでも。

ではまた。