初代国立劇場さよなら公演(73)―文楽・舞踊・邦楽―。文楽関係の資料収集は、国立文楽劇場が主に担当。それ以前は、国立劇場がその役割を担っていたそうです。 こちらは「豊竹山城少掾遺品類」。見台や舞台用湯呑、床本「道明寺」などが並びます。 次は、巻子本「天保三年琉球使節奏楽図」。音楽の演奏だけでなく、舞踊などの芸能者も描かれています。 また日本舞踊と邦楽も、国立劇場の公演の大きな柱。田邉尚雄・秀雄父子の資料も国立劇場に寄贈されています。