初代国立劇場さよなら公演(71)―鈴木十郎コレクション―。鈴木十郎は、戦前の歌舞伎座で支配人を務めた人物。さらに昭和24年からは、小田原市長を5期務めました。 また歌舞伎関係資料の収集家としても知られました。特に5代目から9代目までの團十郎のものが充実。 この屏風は、左側の「海老」の絵が7代目團十郎画。そして右側の歌が、8代目團十郎の筆になるそうです。 上の押隈「和藤内」は、9代目團十郎のもの。その左側は「八代目市川團十郎死絵」になります。