初代国立劇場さよなら公演(67)―歌舞伎―。伝統芸能情報館の展示は「歌舞伎」に移ります。収集資料の中心になるのは、歌舞伎を題材とした浮世絵。 こちらは「十三代目片岡仁左衛門台詞書抜帳」。国立劇場には、大正12年から昭和60年までの366冊が所蔵されているそうです。 次は、7代目、8代目市川中車が着用した「俊寛」の衣装。能装束の唐織などを継ぎ合わせた仕立てになっています。 最後は、河竹家旧蔵の「河竹黙阿弥関係資料」。平成24年に河竹登志夫によって寄贈されました。