佐渡国分寺の旅(15)―高浜虚子句碑―。 | 新潟大学 中本真人研究室

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本間家能舞台の中にある「高浜虚子先生句碑」。

  或時は江口の月のさしわたり 虚子

 

 

その傍には、虚子句碑の説明板が設置。

「昭和二十七年 高浜虚子、「星野立子、高野素十等を招き句会を催した折、虚子先生の名句…」とあります。

 

 

この説明、意味が解りにくい。

虚子が本間家能舞台を訪れたのは、実は昭和25年のこと。

 

 

この句碑の建立が昭和27年ということなのでしょうが、この説明では虚子の本間家訪問が昭和27年と読めてしまいます。