5類移行直前の大型連休(15)―愛染堂勝鬘院―。愛染堂勝鬘院は、聖徳太子により施薬院として建立。多宝塔は、織田信長の石山本願寺攻めの際に焼失しました。 現在の多宝塔は、慶長2年に豊臣秀吉が再建しました。高さ22メートル、建坪32平方メートルという規模。 多宝塔の本尊は、大日大勝金剛尊。その周囲には、極彩色の壁画が描かれています。 大力金剛尊は、横綱大錦が中国から持ち帰ったもの。はじめは大阪国技館に奉安されていましたが、昭和25年に愛染堂に祀られるようになりました。