第2波のころ(12)―歳時記と祝い事―。大阪市住まいのミュージアム大阪くらしの今昔館を訪問。 企画展「歳時記と祝い事」を見学しました。 まずは祇園祭の山鉾巡行が描かれた「祇園祭礼図」。 屏風に描かれた町家はすべて1、2階を開放し、2階にも幕が引かれています。 また画中の占出山の前掛けは、天保2年に新調されたもの。 したがって、この屏風も天保2年以降の作と判ります。 もうひとつは村山家旧蔵の「端午の節句飾り」。 村山家は京都の麩屋町通り六角付近の旧家で、この飾りは明治43年に生まれた男児のために購入されたものだそうです。