平安宮内裏跡をめぐる(5)―京都市考古資料館―。京都市考古資料館を訪問。今度は、出土品から平安京の実態に触れたいと思います。特に興味をひかれたのは「平安宮豊楽殿出土品」。豊楽殿は、大嘗会などの節会が行われた施設でした。上の画像は、大棟に聳えた「鴟尾」の鳳凰の頭部。また下の画像は、棟先や軒先に飾られた瓦です。豊楽院後房は、清暑堂とも呼ばれた宮殿。大嘗会の中で、清暑堂御神楽が行われました。