團菊祭など(40)―舞楽面―。東博の総合文化展にて、舞楽の展示を見学。この「陵王」の舞楽面は、丹生都比売神社に伝来しました。装束とは異なり、仮面は古いものが残ります。この面も、13~14世紀の鎌倉時代の制作。次は、狩野洞春による「舞楽図巻」。開かれた箇所には「進宿徳」や「秦王破陣楽」などが描かれます。最後は「中宮篤子内親王侍所歌合断簡(二十巻本歌合)」。堀河天皇の中宮篤子内親王が永長元年に侍所で催した歌合を書写したものです。