黒森歌舞伎(9)―祇園町一力茶屋の場―。 | 新潟大学 中本真人研究室

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一幕目が終わると、数十分間の幕間。

二幕目は「仮名手本忠臣蔵」の七段目が演じられました。


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大星由良助が、顔世御前よりもたらされた密書を読む場面。

おかるが鏡越しに、斧九太夫が縁の下から密書を盗み読みます。


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黒森歌舞伎の舞台には、歌舞伎座のような花道はありません。
役者は、能舞台のような橋掛かりから登場し、退場。


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古典芸能の鑑賞は、事前にあらすじを頭に入れておくことが大切と考えます。

芸能論ゼミでは、この実習に備えて「仮名手本忠臣蔵」の事前学習を重ねました。