秋の金沢(7)―泉鏡花記念館―。泉鏡花は、明治6年に金沢に誕生。その生家の跡地に建つ泉鏡花記念館を訪れました。 本名は、泉鏡太郎。「高野聖」などの作品で知られる小説家・戯曲家です。 鏡花は、尾崎紅葉の弟子で、若いころには俳句も志しました。紅葉は秋声会を起こし、新派の代表的な俳人の1人だったのです。 鏡花の生家近くには、久保市乙剣宮が鎮座。記念館を訪れた日、ちょうど秋祭が行われていました。