いわきの旅(6)―源義家銅像―。勿来の関に着くと、まず源義家の銅像が目に止まります。義家は、白河院政期に活躍した源氏の棟梁。 石清水八幡で元服したことから八幡太郎と称しました。奥州との関わりでいえば、前九年の役と後三年の役に参戦。 『千載和歌集』には、次の義家の和歌がみられます。吹く風をなこその関とおもへども道もせに散るやま桜かな 周辺には、古今の文人の歌碑・句碑も多く建ち並びます。中には、芭蕉の句碑もありました。