行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
夫は、
「おまえをバカにしてはいない」と
言い張りました。
妻は、もうこうなったら徹底抗戦しか
ないと思い、
『そもそも、その「おまえ」という言い方
を変えてほしい!』と言いました。
せめて名前で呼ぶとか、きみとかあなたとか。
「おまえ」と言った時点で、そのあとに来るのは
私を下に見る発言になる。
「おまえが悪いんだ、バカ」とはなるけど、
「あなたが悪いんだ、バカ」にはなりにくい。
◆夫と1年くらい言い合った
夫は習慣を変えるのは難しいと渋りました。
しかし、悪しき習慣は変えるべきだと妻は
言い切りました。
優しい気持ちを持てば、言葉もやわらかくなる。
また、ソフトな言葉を使うことで、気持ちも
優しくなる可能性は十分にあると考えました。
そうやって1年くらい夫と言い合いました。
お互いに。。
そして、気づいたらなんでも話し合うよう
になっていました。
それまで夫は親戚づきあいも何もかも妻に
やらせていましたが、
「離婚したら全部自分でやらなくちゃいけないんだからね!」
と言っていたところ、そういうことが積み重なったのもあって、
ある日
「長い間、全部、任せきりですまなかった」
と言い出しました。
それ以来、我が家では、言いたいことは言う、
きちんと話し合うが家訓になりました。
おかげで子どもたちも自己主張が激しく
なったけど。。
それもよかったと思っています。
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この夫婦にとっては、夫の不倫がきっかけで、
夫婦のありよう、家族のありようを見つめ直す
きっかけになったのでした。
「夫の家族への接し方も変わりました。
オレの言うことを聞け、という言動がなくなった。
前はそういう威圧をかんじていましたから。
本人はそんなつもりはないと言い張るけど、
こちらが威圧を感じているんだから、
夫がいくら否定しても意味がない。
離婚も覚悟すれば、なんでもできるんじゃないのか
と今は思います。
ただ黙って夫の不倫を受け入れよう、
なかったことにしてしまおうとしても、
人の気持ちはそう都合よくいきません。
無理して見て見ぬふりをすると、心身共
に大きなストレスになります。
むしろ、この段階で膿を出して、すっきりした
夫婦の関係を築くチャンスだったのかもしれません。
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