行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
B君はカウンセリングで、
自分の思いを承認されることで
自身の怒りと悲しみに気づいていくと、
↓
「学校に行くのは恐い」
ということを感じることができるようになりました。
その結果、
「不登校」となりますが、
それは、
自己を回復させるために
必要な安全な確保として、きわめて
重要な意味を持つ不登校期間でした。
Bくんの母は子どもを支援するための
カウンセリングを通して、
子の怒りの気持ちを承認することの重要性
を学んでいきました。
そのなかで・・・母自身も、
・自分にウソをついて不倫を続けている夫への怒り、
・B君がいじめられているのにもかかわらず、
B君に非があると主張する学校の担任への怒り
これらがともに正当な怒りであることを
受け入れることができるようになりました。
担任への怒りを抱えると、おのずと夫への
怒りもひっぱりだされてきてしまうため、
夫への怒りを否認するために、
担任への怒りも否認されてしまって
いたのです。
そのため、
いじめをする子どもたちや、
それに加担している担任への怒りを
必死に訴えるB君に対しても、
その怒りを無意識に否認してしまう
ことになっていたのだろうと思いました。
・
・
・
母は、自身の夫との関係に決着をつけないと、
B君の問題も解決しないと腹をくくりました。
不倫相手の女性に面会を求め、
「どういうつもりなのか?」
と怒りをぶつけ、夫に離婚覚悟で
自己決定を迫りました。
夫は、妻の本気にふれて、
妻と子どもたちを失いたくない
と泣き崩れ、妻を選ぶと明言しました。
夫は、
「男は泣くべきではない」
という信条の持ち主でしたが、弱い自己
をさらけ出して、妻と子を自分のもとに
とどめました。
・自身の怒りを受け入れることができた母
・自身の弱さを受け入れた父
両親はその後のB君の激しい怒りの
表出に対しても、
落ち着いて愛情深く受け止めることが
できるようになりました。
自身の怒りが正当なものだと両親
から承認され、
怒りを抱えている自分は、
そのままで愛されるということを
実感することができたB君は、
怒り感情を自己に統合することが
できるようになり、
落ち着いていきました。
翌年の春には、
転校した学校に普通に登校することができ、
しだいにその優秀さを発揮できるようになりました。
その様子をみて、
「発達障害」
という人は誰もいませんでした。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
行政書士 なかもり法務相談事務所では、
・誰かに話を聞いてもらいたい。
・誰にも相談できず悩んでいる。
・法的なことをもっと知りたい!
・解決策が見当たらない。
・内容証明、公正証書を作成したい。
などに対応します。
カウンセラーでもある行政書士が現在の状況
をお伺いし、今後の対応策や心構えなどを
アドバイスさせていただき、一緒に解決策を
考えていきます。
電 話 082-533-6036(広島市西区)
メールでのお問い合せはこちら から
ホームページはこちら から
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※