近年、発達障害という言葉をよく耳にします。
改めて調べてみました。
発達障害のうち、特にADHDは、狩猟民族に適した遺伝子を持っているのだ、という説があります。
日本人は農耕民族だと言われていますが、人類は「農耕、牧畜」が定着する前は、「狩猟、採集」で生活していた、とも言われています。
ADHDは、気付いたことを次から次へと行動する特性があります。それが、狩猟民族の生活には適していたのだ、という説です。
私は、名字から祖先の職種が分かる、独特な名字です。
祖先が千年前にどういう生活をしていたのかが、幾らかは分かっています。
一箇所に永住することなく、日本中を渡り歩く一族であったようです。日本の東西に分かれ、東は東北、西は九州に渡ったそうです。
その気質は、今の私に受け継がれている気がします。
私自身、あちこちに移り住み、会社の業務都合とは言え、千葉県松戸、さらには現在地に転居しました。そして、どれもさして地元を離れることに抵抗なく移ったように思います。
私の大阪出身の複数の友人は、業務都合で関東に来たものの、皆、転職して大阪に戻って行きました。そういう事例を考えると、私自身の特性が分かろうというものです。
つまり、そういう遺伝子を持っていると言われても、不思議ではないと思うのです。
しかし、そのような特性は、現代の日本社会、特に会社のデスクワークとはマッチしないことが多いのが現実です。そのためか、「症候群」と言われます。
例えて言うと、二軍レベルの選手だけど、脚力だけは一軍レベル、肩だけは超一流、というようなものでしょうか。
だけどサイン見落とし、怠慢プレーもある。
並みの指導者なら、戦力外にするでしょうね。
遺伝子が原因と予測されている、ADHD。
同じ発達障害でも、いわゆる自閉症とはかなり違いがあります。
一方で、幼少期の環境が原因の愛着障害。
解明が待たれます。