ハコヨガ 


記憶の話

筋膜網を引っ張ると、セーターがほどけるように、あ るいは空の編んだハンモックの角を引っ張ったときのよ うに影響が全域に伝達される。 この伝達はほとんどの場合、自覚なしに発生するが、この伝達を通して自身の形 を形成し、姿勢と「行動 (acture)」を認識できるパターンである結合組織の液体結晶に記録する。これらのパターンは好むと好まざるとにかかわらず変化せずに保たれる傾向がある


〈アナトミー・トレイン〉より

自転車に乗れるようになると乗れなかった記憶は書き換えられてるので、「自転車に乗れない」事ができません。
だって乗れるように身体が記憶したんだから。
好むと好まざるとにかかわらずそうしてしまう。

今日は脚の動きと腕の動きの確認。

腕の動きはボールを投げる動きなのですが、関節を順番通りに確認しながら動かすとギクシャクしてしまう。
身体は長年かけて、動きを記憶しパターン化して考えずとも動けるようになっていきます。
赤ちゃんが歩けなくても歩けるようになるのは反復練習を繰り返した結果。

呼吸も当たり前のようにしてますが、吸う吐くに意識を集中してみると力んで呼吸していることに気づきます。
そして必要最低限の呼吸でも人は生きていけます。それが普通になってしまうので、呼吸が浅いか力んで呼吸してるかなんて気づくこともないでしょう。
ギリギリのラインで動く呼吸するで生きているとちょっとしたこの季節の変わりめで入ってくる寒暖の差などの刺激は随分と身体に応えるでしょう。

気分的に落ち込んだり、弱ってる部分に痛みがでたり(腰や膝など)といった具合に。


身体の記憶は、人生どう生きてきたかが歳を重ねるごとに正解か否か答えがでてくるような気がします。

昔に比べると腰痛や手首の違和感がなくなったとか、毎日どこも痛くないが当たり前のように続くのは身体の記憶が書き換えられて整ってきたからかもしれませんね。

コツコツ続けたからこそ感じられるその感覚、大事にまだまだ磨いていきましょう。
昼間の日向ぼっこ。
この時期はとっても心地がいい。

本日も参加ありがとうございました😊