鳴尾記念 予想 | NAKAMEの中央競馬重賞予想

NAKAMEの中央競馬重賞予想

主に重賞を中心にNAKAMEさんが予想します
データと血統を中心になるべく穴っぽい馬を狙うスタイルです

土曜の京都競馬場は晴れの予報。週中にそこそこ雨は降ったようだが金曜時点で良馬場なら問題ないだろうし、土曜は更に乾いていくだろう。今年は京都での開催。内回りという事自体は同じだが京都の方が若干1角までが短くコーナーがタイト。しかしながら3角の坂以外は平坦で秋華賞で乱ペースになるのはコーナーを曲がり終えて平坦でスピードを乗せやすい側面もあるのだろう。京都芝内回り2000の古馬重賞は存在しないし、OPまで掘り下げてもアンドロメダSがあるだけなのでデータとしては非常にアテにしづらいところはあるが、秋華賞もアンドロメダSも比較的差しやすい傾向は出ていて、逃げた馬や2番手3番手の馬の好走というのは京都内回りというイメージ程上位には入ってきていない。今年は14頭と言う頭数の割には逃げ先行勢が揃ったし内にバビット、外にアウスヴァールとホウオウアマゾンならそれぞれ主張していくだろう。2つのレースの傾向と今年のメンバーからして、ここでも差しは狙いやすそうだ。血統的な傾向ではアンドロメダSではロベルトやダンジグの血が比較的相性が良く、京都だからディープやプリンスリーギフトもダメではないが、割としっかり内回りっぽい機動力も求められている印象。しかし今年のメンバーである程度流れるとなるとコーナー加速がそこまで求められるかどうか。京都適性だけで言えば断然ニホンピロキーフが血統では最上位級だが、個人的にはマイルの方がいいかなという印象があるし、割とテースト的飛節で長く脚を使うというより瞬間加速に優れるという感じで、前走最後に脚があがったのもペースがきつかったところと自身の特性があったのではないか。となると2000で流れてプラスアルファがあるかどうか。道悪で買いやすいタイプでもある。ボッケリーニもそういったところがあるタイプで内回りは問題ないが、ペースが流れると脚の使いどころが難しい。

 

 

本命はロードデルレイに打ちたい。父はロードカナロアで母父がハーツクライ。キンカメ×ハーツのニックス配合で、母方はバラードの名牝系出身。この馬自身は直飛に見えるので広いコースベターな印象ではあるが、母がヘイローのクロスを持っているので最低限の内回り適性はありそうだし、母が1800ベストの中距離馬でそこにロードカナロアだから距離は2000辺りがベストだろう。前回重賞挑戦した神戸新聞杯はラストの止まり方からしても距離に敗因の1つがあったはず。当時はまだ緩く完成度もそれほどではなかった。前走はプラス12㌔でもそれほど太くは見せなかったから成長分はあるはずで、内回り、京都という事を除けば当時よりも条件は好転しているだろう。追い切りの本数はこなしているが時計がセーブ気味なのが引っかかるものの、古馬になってからの成長度合いというところでは魅力がある血統だし、高齢馬が顔を揃えたメンバーで新風を期待するならこの馬という部分もある。地力でどこまでやれるか。

 

 

◎ロードデルレイ

○ニホンピロキーフ

▲ヤマニンサンパ

☆エアサージュ

△ボッケリーニ ヨーホーレイク

 

ヤマニンサンパは血統からして平坦がベストの馬で京都は合う。内回りでナンボ、というタイプではないが当該コースで結果を出しているし展開もハマりそう。後は休み明けで状態がどこまで上がっているか。エアサージュは揉まれなければ番手でもOKの馬なので8枠はプラス。決め手比べでは分が悪いが、前受けして踏ん張り通す競馬が出来れば。