ニュージーランドトロフィー 予想 | NAKAMEの中央競馬重賞予想

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主に重賞を中心にNAKAMEさんが予想します
データと血統を中心になるべく穴っぽい馬を狙うスタイルです

土曜は2重賞ですんで重賞の予想は簡潔にさせていただきたいと思います。ご了承願います。それではまず印の方からどうぞ。

 

 

◎ブライトマン

○ボンドガール

▲エコロブルーム

☆カズミクラーシュ

△ドリーミングアップ キャプテンシー スパークリシャール

 

 

土曜は雨が降るようで、雨量は多くなさそうだが少なくとも乾いた馬場にはなりそう。時計自体はそこまで掛からなくても雨馬場の巧拙は求められそうだ。エコロブルームはラーゴムの半弟で父がダイワメジャーに替わり、血統構成からは兄よりもこちらの方が褒めやすい。京都よりも中山だと思うしここは買いやすい条件ではある。ただ全兄のスパイダーゴールドが道悪からっきしだったしラーゴムも雨の馬場では良績がなかった。やや爪が薄いように見えるし荒れた馬場は良くても雨の馬場がダメという可能性はありそうで、そこで印は落としたい。

 

ニュージーランドトロフィーは世代限定戦としては緩まない方のペースで今年も前に行ける馬は多い。ボンドガールの前走はスローで折り合いギリギリ、ラストは伸び負けという内容でなんだかんだダイワメジャーなんだなあという感じで中山マイルで緩みないペースならもう少し変わり身は望みたいところ。雨の馬場もそこまでマイナスではないだろう。こちらもダイワメジャー産駒としては褒めやすい血統で重賞でも足りる底力が期待できる。

 

本命はブライトマン。父はキズナで母父がキトゥンズジョイ。キズナの牡馬は鈍重というか重厚な中距離馬に出ることが多いが、この馬に関しては後躯がしっかりして割と母方のマイラーっぽさを体現したタイプで2000よりは1600の馬だろう。どちらかというと曲飛っぽいし急坂は良くないかもしれないが短縮と小回りになる事自体は問題ないのでは。母がサドラーの3×3だし足元から道悪がダメとも思えない。絶対逃げたい馬はいないが溜めて斬れる馬も不在で、ある程度流してしぶとく走ってナンボというタイプばかり。割と外差しも届いていた先週だったし、インが使えないという事になれば外差しのチャンスもあるはず。距離を延ばして我慢してきた直近2戦も伏線と思えばここで面白い。

 

穴で買いたいのはカズミクラーシュ。オーナーが替わっていきなりここという話題性はさておいて。スタートがあまり上手ではないだけに内枠は歓迎ではないが、時計が掛かることは問題ないと思うし母方がサトルチェンジ×キンカメという今流行りの血統で、そこをヌレサドニアリーとマイラーで締める形は面白い。馬場も苦にしなそうな足元だ。ドリーミングアップは本質的には1800や2000の馬で、重賞のマイルは忙しいだろうが能力的には引けを取らない。キャプテンシーは近2走でスタートを決めているが実はそんなに得意ではないタイプ。そこにミルコだとゲートが怪しそうだがマイルも馬場も問題はない。