それではやっていきましょう。まだまだ中山開催は残っていますね。
とゆーわけで中山ダート次走注目馬のコーナースタート。
3/2
1R
サノノリッチ 厩舎の解散に合わせてやや強行軍ローテで使ってきただけにお釣りはないような負け方だったが、道中は前に入ったペレストリーナがあまり進まなくてパスしようと上がって行こうとした際に外へよれてきたため、大きく外を回るシーンがあった。まあそれがなくても精々掲示板があったかどうかという感じだったと思うが、本質的に1200は少し忙しいだけにそこで溜めた脚も逃げてしまった可能性もありそう。今回は時計の出る馬場で母父的には歓迎でもなかっただろうし、ここは色々と悪い面が重なった。転厩になるのでそのタイミングでまずはじっくり休ませると思うが、もし間隔を空けて良馬場の東京ダ1400とかに出てきたら見直してみたい。
2R
リュクスレオン これまでの2戦と比べると今回はゲートの出があまり良くなく、それでいて内と外から積極的に行く馬がドッと来たので行き切れず道中は3列目のイン。更に前走がワンターンだったからか3コーナー前で手応えが悪くなって早めに追う形になって4角では前の馬の影響で少し振られてしまった。レースの上がり3Fが12.4-13.0-13.7とかなり止まっているので伸びてきたという表現が適切かはわからないが、少なくとも止まってはいない。ゲートをちゃんと出れば好位から競馬が出来ると思うし本来は良馬場で見てみたい血統。権利は取れたので中2週続きだしちょっと間隔は空けるかもしれないがその間にゲートの練習をしてもらえれば安定して走れそうだ。
7R
ナスノカンゲツ 今回は前が競り合って割と流れた中で更に強気に勝ちに行った。その分ラスト1Fは13.2とだいぶ失速したが勝ち馬との差は僅かで後続とは0秒5差。走破タイムも水準にはあるだろうから決して悪い内容ではない。1200にシフトしてからは6着2着2着と堅実で、しかも6着となった2走前は中京で御法度の大外ブン回し追い通しの悪手。4歳ながら今回が15戦目と使われつつ力を付けてきた感じで、その地力強化を示したレースだっただろう。ダンジグ的パワーなので中山は合っているし、3月に差し掛かるとクラスの下層の馬ばかりになりあまり強い馬が出てこないことが多いから、今回の内容なら次も上位は可能。良馬場でも歓迎。
3/3
1R
ホレーショ スタートはまだそんなに速くないので今回も中団から。3歳未勝利戦という事を考慮しても今回の5F63秒9、600Mから12.9-13.4-13.0-12.9というラップ推移はいくらなんでも遅すぎ。実質ラスト3Fだけの競馬となり、それだけに勝ち馬との5馬身0秒8差は決定的なのだが、この馬は中団前目から運んでいたことを考慮すれば決して悪い内容ではない。脚力は前走も今回も示していて、後は相手関係だけだろう。クルソラの牝系なので足元の問題と緩い体質は長い付き合いになるだろうが、まともに走れば未勝利は勝てるところにはいる。
2R
テイエムビッグサー 道中は内にモタれていたのか進ませづらそうな挙動だったが、そもそもの話として最初の位置争いで引くのがあまりにも早すぎる。その影響もあって人気薄の後ろという後手の位置になってしまって、前半3F34秒7のスローでこれはあまりにも致命的。ラストは脚を使っているだけにもう少し積極的というか常識的な競馬をしていれば馬券圏内はあっただろう。もうこの時期になると低レベルメンバーでのレースがだいぶ増えてくる時期で、この馬自身ハイパフォーマンスは毎度していないが着をまとめるぐらいの能力はあり、次も余程相手が強くなければ大崩れはないはず。血統的に使いながら力を付けていく血統だから、とにかく普通に走ってもらえれば。
3R
スプレーフォール 1番人気なのにラチ沿いを取りに行って人気薄の後ろに入って、4角では下がってきた新人騎手騎乗の馬を上手く捌けず。正直お粗末もいいところの騎乗で全くスムーズな競馬が出来ていない。TARGETが定義する逃げたカリフォルニアクローム産駒は単回収率692%複回収率233%、連対率50%超と凄まじい数字になっているが、裏を返せばスムーズな競馬が出来ると強い、揉まれると良くないという事でもある。この馬はオリオールのクロスを持っているので尚更こういうストレスの掛かる競馬は良くない。今回のメンバーレベルは決して高くないと思うので次は即通用とは言えないが、これだけ雑な競馬の中でも脚を使えたことが収穫。スムーズな競馬なら勝ち上がるチャンスはやってくるだろう。
12R
リネンマリン 心房細動
風が強くて日曜は南風になっていたかな。その分だけ1周する1800は少し時計が掛かりやすかったのと差しが届きやすかった。逆に1200は入りから落ち着いた展開が多かったかな。土曜は多分北風だったと思う。先週は調教師の引退ウィークでガチ仕上げの馬も多かったと思うし、そういう馬の次走の扱いは悩みますな。