中山記念 予想 | NAKAMEの中央競馬重賞予想

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主に重賞を中心にNAKAMEさんが予想します
データと血統を中心になるべく穴っぽい馬を狙うスタイルです

なんか気が付いたら時間が無くなってしまったので手軽に済ませます。なんでだろう。それではまず印の方からどーぞ。

 

 

◎ジオグリフ

○エルトンバローズ

▲マイネルクリソーラ

☆エエヤン

△ソールオリエンス ヒシイグアス ボーンディスウェイ

 

 

阪神同様に中山も雨予報で馬場の悪化は免れない。土曜の時点でも軽く雨の影響は残っていたから日曜は更に時計が掛かっていきそう。中山記念はストームキャット持ちが4連覇、6年連続馬券圏内と大活躍しているが、時計の掛かる馬場になってくると事情は変わってくるか。今年はペースが落ち着きそうだしそもそも中山芝1800は1角までが短いので意図しなければペースは上がりにくい。となるとますます機動力と道悪向きのパワーを求めるべきか。

 

 

本命はジオグリフ。父はドレフォンで母父がキングカメハメハ。ヌレイエフの血はタフな馬場でこそ活きてくるのはお馴染みで、道悪だった15年はヌレイエフ持ちのワンツーだった。ペルースポート一族出身だが、ペルースポートは機動力に優れた牝系で大箱より1周内回りとか結果を出しやすい牝系。この馬は母父がキンカメの分広いコースでもしっかり走れるが、皐月賞を勝っているように中山内でも上手に走れる。またノーザンテースト≒デピュティミニスターのニアリークロスが入るのでパワー的な面も十分素養としてあるし、足元的に雨は問題ないはず。喉に問題ありという点でも雨が降ること、そして1800続戦はプラスだろう。3歳秋から前走までサッパリ結果を出せていないが、一昨年の天皇賞秋から昨年のドバイワールドCまでパンサラッサと一緒に走り続けていて、宝塚記念はハイペースととにかくスローで競馬をするという事が最近はあまりにもない。機動力は一瞬の出力でもあり、それを発揮しやすいのはやはり一気にアクセルを踏む展開。アクセルを踏み続けるサバイバルみたいなハイペースは基本的に不得手だ。それにダートではサウジカップ以外掲示板がなく、そのサウジカップもダートというよりはウッドのような馬場で砂ではない。追い切りの時計の出し方からして本調子ではないのは伝わってくるんだけど、ここは舞台としては着をまとめなくはいけない、言い訳できないレース。成長力はある牝系で枠も良く、立ち回り一つでどこまでやれるか。

 

エルトンバローズは弱点の少ない1800型で1周コースでも実績があるし配合もディープ系に刺さる母方で筋が通っている。道悪はやってみないとだが、ディープブリランテの牡馬はステイヤーっぽい馬も少なくないので新味がある可能性も。

 

マイネルクリソーラ、エエヤンは時計が掛かって良さそうなタイプに見えるし中山も合うのでは。マイネルクリソーラの前走はスローをずっと外を回されてそれでも脚を使って3着なら評価したい。エエヤンは中山も道悪も合うはずで、折り合えればもう少し走れていい。

 

中山の道悪でソールオリエンスの評価を上げない手はないが、お世辞にも1800っぽいとは言えないし、この世代のクラシックを走った馬たちは中長距離やステイヤー的な所ではレベルが高いと思うけど、中距離のスピードレンジでは分が悪そうなのが多い。まとめて差し切る脚があるかどうか。