中山ダート次走注目馬 1/6,7,8 | NAKAMEの中央競馬重賞予想

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主に重賞を中心にNAKAMEさんが予想します
データと血統を中心になるべく穴っぽい馬を狙うスタイルです

やります。3日分あるんで復習は大変ですけども、頑張っていきましょう。復讐ではないですよ。

 

 

とゆーわけで中山ダート次走注目馬のコーナースタート。

 

 

1/6

1R

ツクバアプローズ 鼻出血

マイネルディレクト スタート直後に内からミッキードラマーに寄られてバランスを崩し位置は取れなかった。結果的にその影響で一列後ろになって追い出しも若干待たされたが、初の1200で33秒9の前半3Fでも脚が使えたのは収穫。乾いたタフな馬場が合う血統なので冬場の中山でもう1戦したい。今回のメンバーは現状の中山ダ1200を走るカテゴリーの中で比較的相手に恵まれていた印象があり、もう一枚強い馬が出てきた時にどうかだが、一度叩いた強みがこの馬にはある。

3R

ジェットブレイク 見た目の印象はダンジグ的かなという感じのフィジカル。距離はこれくらいで良いだろう。テンが速くなく出ムチが入って先行。この辺は次走以降に不安な点で引っかかるが、直線では狭くなって満足に追えないシーンもありながら最後まで脚があった。ペース的には先行勢に苦しいとは言い難いが、それでも粘っていたのだから及第点の着順と内容だろう。後肢の踏み込みがぎこちない点と足元を考慮した仕上げという陣営のコメントから、坂路中心の調整も合点が行く。本数は乗っているがこういったタイプは一度使った方がベターだと思うし、もう少し楽に先行、或いは流れに乗れるようなら時計は詰められるのではないか。

4R

エコロブレード スタートはとても良かったが、砂を被る形になると一転急失速。特に向こう正面に入ってからはそれが顕著になり、残り600の地点では先頭まで大体3秒差の最後方まで下がってしまった。鞍上もほぼ流す感じ。ただ直線で砂を被らない外に出すと脚の回転が戻って伸びがあった。15着だが勝ち馬とは2秒2差で残り600から詰めたし、これなら砂を浴びない形になれば違う走りが期待できそう。シルエット的には中距離で良さそうで、あまりマイラー感はないか。父はクロスが煩いだけに、そこに母がフォーティナイナーの3×4というのはバランスとしてどうなんだろうかと思うところはあるが、海外ではミスプロクロス持ちはそこそこ走っているようで、その辺は悪くないのかも。

12R

リチャ このレースの5F61秒9自体はそこまで速くないが、6Fまでに12秒5を切るラップが2度出現していて、今の馬場を考慮するとこれは流れている方。特に3F目の12秒4から12秒7を経ての12.6-12.4は結構きつく、こうなると先行勢は苦しい。その中で先行勢唯一の馬券圏内だったこの馬は頑張ったと言える。ヘイローとミスプロでよく動く感じで、そこが中山で崩れていない理由の一つか。良馬場も合っているようだし、次も中山の良馬場なら頑張れそうだし、もう少し楽な展開なら押し切りまで期待したい。

タケルペガサス このペースを強気に競馬をしたのがこの馬だが、序盤から折り合いが難しそうだったし、見た目にフィジカルが強い走りで距離もそうだし適性という意味でもケイティーズではなくてダンカークの大箱タイプという印象を受ける。距離を延ばしたのに坂路の追い切りが主体というところを見ても1800に作ってきていないと思うし、これは東京マイルへの短縮を待ちたい。

 

1/7

2R

タマモポロネーズ 個人的には勝った馬は別にしても他は横一線な相手関係だと思っていて、その中でこの馬の過去の走りやクリエイターⅡ×ハーツクライというスタミナ、パワーに振った配合は今の馬場にも合いそうで面白いと思っていた。実際レースでもいい感じで上がってきて馬券圏内はあるかと思ったが、その雰囲気程伸びがなかった。レース後にこのレースに騎乗していた永野騎手が左肩を負傷していたことが判明。映像を見ると4角で左ステッキを入れた後にすぐに右に持ち替えて、その後はほとんど追えていない。馬にとっても騎手にとっても不運なレースになってしまってノーカンとしたい。以前怪我した時は右鎖骨だったので恐らく別の個所。ルーズショルダーだと癖になるのでしっかりと治療してもらって戦線に復帰してほしい。

10R

アルドーレ 心房細動

 

1/8

7R

コウユーママニニテ 今回が1年ぶりの復帰戦。冬場で毛ヅヤは良くなく、プラス12㌔という程太くは見せなかったが緩さというのは感じられて、いかにも休み明けという感じだった。このレース自体は勝ちタイムがとても遅いしメンバーレベルも結構低調だと思うので5着という着順自体は寧ろ評価できないのだが、久々でも動けていたのが良かった。母がティンバーカントリー×アズワーなので急坂のタフな時計の掛かる馬場向きの血統。父がモンテロッソなら晩成と見ていいし、一度使った効果を次走は期待できるのでは。

9R

ラフルオリータ 心房細動

 

 

まず一つ言いたいのは、乾いた馬場とか風とか色々あるんだろうけど、ペースの遅いレースがあまりにも多すぎた。そのせいで全然時計が出ていない。少なくとも自分から見て、走破タイムで評価出来る馬は1頭もいない週でしたね。3日間開催で小倉開催も近い影響か、メンバー的にも難しいレースが多くて予想も大変だけど復習も大変。関東ではピーヒョロロ、じゃなくてピーヒュレク騎手、キングスコート騎手、キング騎手が乗っていたかな。ピーヒュレク騎手とキングスコート騎手は位置意識強めで結構位置を求めていた印象。キング騎手は先行逃げで2勝を挙げたけど、シテフローラルでは後方に構えて4着。進路もしっかり見つけて捌けていたし、初週としては結構落ち着きが見られたかな。この3人で買いやすいランキングとか作るならキング→キングスコート→ピーヒュレクという順番になりますかね。ピーヒュレク騎手はドイツから来ている騎手だけども、ドイツの騎手は日本だとちょっと苦戦する感じがあって、今はフランスに拠点が移っているムルザバエフさんも含めて、脚を持たせる競馬で強いけど、溜める捌く形があまり上手じゃないというのが個人的な感想。今の日本の馬は兎角溜める競馬に拘っている節があって、欧州で言えばフランスのような競馬になっている。ドイツの競馬はまず小頭数のレースが多くて時計が掛かって、しぶとさでふるい落とすみたいな形が割と多い。そういう環境の中で育まれた技術が日本ではあまり活きていないのかなと。ピーヒュレク騎手、意外と若くないのでどこまでアジャストできますかね。