昨日、通常国会が閉会しました。
今日から、事実上40日間の選挙戦となります。
昨日の幹事長ブリーフから
・本日の選対会議で、先日の党大会で示した内容を
参議院選挙公約にすることを確認しました。
文言の調整をしていますので、完了次第にご連絡します。
・安倍総理が、来春予定されている消費税増税を二年半、
再延期すると明言されました。わが党は昨年から
どの党よりも早く、経済を回復するため消費税増税の
再延期を訴えていましたので、今回の総理の決断を支持します。
関連して、政府与党から5~10兆円の大型補正予算編成の
話が出てきていますが、
もともとわが党は、昨年の段階から
約11兆円の財政出動を主張していました。
「消費増税再延期」や「大型補正予算編成」など、昨年来の
わが党の主張がようやく理解され、実現の見通しとなったことに
感慨を覚えます。
ただし、二年半後に増税するとなれば、企業も設備投資に
なかなか踏み切れず、採用も控えることになりかねず、
経済への波及効果も限定されます。
この際、少なくともデフレからの完全脱却が確認される
までは消費税増税を「凍結する」とすべきです。
また、我が国のGDPの6割近くを占める個人消費の拡大が
いま最も重要であり、個人消費を再拡大するためには、
定額給付金や社会保険料の一時減免などがあるものの、
最も効果的なのは、消費税を5%にまで引き下げることです。
そこで、その代替策としてわが党は、個々人が払った消費税の
一部を政府が代替して積み立てていき、消費税の積み立て分と
その運用益を一括して現金で受け取ることができる
「消費税マイレージ制度」を提唱しています。
これは、消費税を実質的に減税する制度であり、この制度を
確立することで個人消費を拡大し、デフレからの完全脱却を
めざしていきます。