マイナンバー制度実施導入にあたっての提言 | 中丸啓オフィシャルブログ Powered by Ameba

●マイナンバー制度実施導入にあたっての提言


国民の大事な個人情報をその流失から完全に守るためには、インターネット環境のあるネットワークから端末を分離し、専用回線のネットワーク網で構成された特別なステージとの分離を実現すべきである。


国、都道府県、市町村などの自治体を連携する物理的な専用ネットワーク網をつくり、ウイルス開封の被害を完全に排除したネットワーク環境で本来の目的に沿ったマイナンバー制度の仕組みを実働させる事が急務である。


以下に、具体的な提言を述べてみる。




①使用する回線で危険回避



1、通信回線を完全な専用回線にするか、インターネット回線とは別系統のVPNでの仮想の専用回線にする。


その場合にはそのネット網にはインターネットに繋がる回線を接続しない。但し、使用するのは人である事を考えた場合最悪の事を想定しなければならない。


そこから出る結論としては、全な専用回線でネットワークを構築するしかないと思われる。



②使用する機器で危険回避



現場で使用する機器をシンクライアント、ワークステーションの様な記憶装置を搭載していない端末機にすることで全ての情報をサーバーや基幹システムに置き端末機内には情報を一時的にも残さない。


此処での端末機は簡単に言うとDISPLAY装置、KEYBOAD装置とマウス、通信接続口があるだけのもの。


通常汎用機におけるワークステーションのようなものであり、パソコンの世界ではシンクライアントと呼ばれるものである。



③基幹システム部分の必要条件



ウイルスに攻撃されない基幹部分の機器に関しては、大型汎用機の選択が最善と思われる。


WindowsUNIXに代表されるようなオペレーティングシステム下で稼動するコンピュータでの問題点として様々な情報(OS,DATABASE,開発言語、開発ツール等)が書籍、インターネット上から簡単に入手出来、またネット上に様々な経験値、各自の成功例等が溢れていて初心者であってもある程度の知識を取得するにはそんなに時間を要しない。


その様な知識習得の環境があり、様々なPROGRAMが容易に作れる環境も揃っている現実がある。又、国家テーマとしてサイバー攻撃を目的としてその様な集団を造っている国家も存在する。


国際的なサイバーテロだけでなく、愉快犯も含めて、分からない部分が有ってもインターネット上で調べれば最新の情報が正確性は兎も角として経験値や論理値から数多く例や解答が紹介されていて各自のスキルアップには十分な状態にある。


その環境を鑑みれば、今後もサイバー攻撃は増加するであろうことは容易に推測できる。PROGRAM関連、DATABASE関連、ネットワーク関連等の情報が溢れている環境下で外部からの攻撃を100%防ぐことは不可能である。


 したがって、外部からの攻撃が入り込めない頑強な基幹システムを用意する事が必須と思われる。


それは、その機器の様々な情報が外部に出ていないし知ろうとしても容易には知りうることが出来ない汎用機と呼ばれるもので基幹システムを構成すれば外部からの攻撃もなんら臆することは無い。


内部コードも違えば、開発言語も違い、DATABASE 自体もRDBが用意されている。汎用機の構造を一度研究して頂き、何故外部からの攻撃に強いのかを理解して頂きたい。