未曾有の大震災から一ヶ月。





実に長い時間が経った感覚です。





夥しい数の犠牲者。





様々な方面への経済的悪影響。





今だに避難生活をされている方々も多い。





私個人としても大事な方が急逝したり、被災されたり。





また先日は愛猫の他界もありました。





これだけ多くの大事件に見舞われると、自分の中でも大きく考え方が変わっていくのがわかる。





我々は前に進まなくては始まらない。





この現実に直面することによりしっかりと自分を、そして取り巻く環境を客観的にかつ冷静に見つめる必要がある。





例えば花見一つをとっても自粛する、しないもマスコミや世論の流れに流される事なく、自分でしっかり考え行動すべきでしょう。





物事を感じ、考える。





そして自分の意志で行動する。





それは今、日本人が求められていることなのではないかと思う。





考える事を止めたら、後は黙って時が過ぎるのを待つばかり。





そんな人生は歩みたくない。





芸術家として、また一教師として、そして辺保陽一という人間として、





己を表現し続ける事が、自分の宿命なんだろうと最近考える。





一日一歩でも、しっかり自分の方向を見定めて歩いていきたい。