納車後。。。ひたすら雨。
じらされて、じらされて。。ガマンも限界。
そんな中、ようやく垣間見えた晴れ。
仕事を終わると、速攻で初期型MT09にまたがり。
わが家のトランポ・ステゴンにまっしぐら。
ガレージ兼トランポのステゴンに到着するなり、バイクを新型にスイッチ!
そのまま。。新型MT09の初体験となりました。
夕暮れ時でしたので。。みなとみらいに到着した時はすっかり夜。
ロマンチックな都会のイルミネーションの輝きに、卸したてのフレッシュな車体が映え。
ヤマハのイメージ戦略通り、MT09には都会の夜が似合います。
新車らしく、初めの乗り味はかっちりしてて。。
ライディングポジションは初期型に比べると、ほんのり前傾。
足つきはやはり、シートが高め。
タイヤワックスのせいか、乗り出しは地に足がついてない感じ。
エンジンの回転はモーターのような。。荒ぶる咆哮はどこへやら。
しかし少し距離を稼ぐと、地に根を下ろすがごとく。。グリップ感がわいてきまして。
低回転のトルクで、スイスイ走っているだけで感じたことですが。
ロングレシオになった1速2速が、加速にスムーズさを与えてました。
頻繁に使うギアだけに、ここの改善は大きいような。。
そして何より感動したのは。。。クイックシフターでした。
シフトアップに関しては、もう少し反応速くてもいいかな。。と思ったくらいでして。
点火カットの間の長さが、若干加速をストールさせます。
それでも、トライアンフ スピードトリプル1200RSで感じた、
シフトアップ時に加速感が途切れて、フロントフォークが縮む感覚。
それよりは、だいぶ機敏な印象です。
蹴り上げる速度とかタイミングの、操作的テクニックで改善されるかもですね。
絶妙なのは、ダウンシフトのブリッピングでした。
パウッ、パウ、パウーン。。と。
その回転合わせの正確さがしびれるほどスムーズでして。
当たり前ですが。。。20年以上やり続けていたワタシのマニュアルブリッピング。
それよりはるかに優秀です。(;'∀')
そして、2000回転という低回転から作動するクイックシフターの守備範囲が快適。
リズムよく加減速しているときのリニアさは。。快感。
スタート以外クラッチを触ることがないって。。こんなにラクチンだったんですね。
たぶんですが。。電子スロットル採用と電子制御の味付け
このへんの進化が、この快適さの大きな要因のような。
開け始めから、必要なトルクが充分に出てきて。。それでいてマイルド。
捻りこむと湧き上がるトルクはおなじみですが。
スロットル操作への反応が軽快で、回転範囲が狭くて済む印象で。。戻しもクイック。
加減速の操作がすごくタイトに完結して。。疲れにくい印象でした。
従来のワイヤー式スロットルと雰囲気に違いを感じるのは。
スロットル「 開度や開速度 」に反応するというより。
ライダーの意思「 アクセルの開け方 」に素早く反応してくれているような。。
そんな味付けを感じてしまいます。
慣らしなので、のんびりと。。それでもクイックなレスポンスを味わいながら。
帰りのナイトランでバイパスを走っていると。
たまたま、華やかなランボルギーニ・ウラカンとピッタリ合流&並走しました。
やっぱスーパーカーはドハデですね。
めったにないめぐりあわせに。
頼むから。。慣らしリミット6300回転以下の速度で!と、ココロの中でつぶやいてましたが。
そんな勝手な願いもよそに、ふつうに安全運転しておられました。
やはりこの手のスーパーカーは、牙を隠した猛獣的な。。ジェントルな走り方がかっこいいす。
次元は違えど、どちらも走りを楽しむことが主体のマシン。
10分ほど流れるように並走してましたが。。。涼しい夜風も手伝って。
なんだか心地よいランデブーとなりました。
慣らしで走り始めたばかりで、本来の性能を味わうのはまだ先ですが。。
いきなり感じ取れたバイクの進化に、うらしま太郎な気分でした。