※この記事は、2011年2月26日のmixi日記を加筆・修正したものです。


なかけん。です。


さて、
これまで長年アニメを見てきて、
喜多村英梨さんや平野綾さんや小清水亜美さんなどのように、かつて見たことのあるアニメで見かけた声優が、後に有名となって人気声優になった…ということは以前にも書きました。
数年後に再び見かけるようになると、「有名になって、人気になって良かったねぇ…。」という喜びを感じますし、時代の流れも感じます。

それは、制作会社にも同じようなことが事例があります。

シンエイ動画という制作会社をご存知でしょうか。
ドラえもん クレヨンしんちゃん「あたしンち」など国民的人気を誇るアニメを抱えている制作会社です。
「ドラえもん」(特に大山ドラ時代)や「クレヨンしんちゃん」のスタッフを見ると、仕上げ動画などで、スタジオジブリProduction I.GP.A.WORKSなど、現在では超有名な制作会社が名を連ねていますが、どっちも同じ「ドラえもん」の制作スタッフから始まって、近年になってから広く名前が知られるようになった制作会社があります。



それは…
京都アニメーションシャフトです。
どちらも、放送開始した1979年~2005年の声優陣交代まで制作協力と仕上に名前を連ねていました。
他にも、互いに名を連ねている作品では、「新世紀エヴァンゲリオン」(ジブリも参加、ガイナックス制作)や「劇場版デジモンアドベンチャー」(東映アニメーション制作)があります。
そして、現在はともにNHKの番組(京アニ「おうみ845」、シャフト「MAG・ネット」)でオープニングアニメーション制作などにクレジットされていますね。

京都アニメーションは、原作のあるアニメでは原作に忠実で再現度が高いことや、それにプラスしてサプライズ的な要素を入れてきて話題作りをするなど、ストーリー展開の面で非常に高い支持を集めていることが特徴です。
代表作に、「フルメタル・パニック ふもっふ?」「AIR」「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」「CLANNAD」「けいおん!」が挙げられます。

シャフトは、特に近年の新房監督作品に見られる独特な演出を特徴としている制作会社で、代表作に「月詠 -MOON PHASE-」「ぱにぽにだっしゅ!」「さよなら絶望先生」「ひだまりスケッチ」「まりあ✝ほりっく」「化物語」「それでも町は廻っている」などで、現在は「魔法少女まどか☆マギカ」が放映中、来期には「電波女と青春男」が放映予定となっています。
個人的には、演出が苦手で、どの作品もまともに見たことがないのですが、「魔法少女まどか☆マギカ」でようやくといった感じですかね。
シャフトが苦手であることは、また後ほどにもここで話題にしたいと思います。


僕も、リアルタイム視聴時代当時は、どっちも知らなかったので、普通に見過ごしていました。
しかし、大きくなった現在では、なんて豪華だったんだexclamationとビックリしますね。
「ドラえもん」から羽ばたいて、元請のアニメを制作するようになってから独自の発展を遂げて成長してきた「京都アニメーション」と「シャフト」、今後も見守っていきたいところですね。